ムーミンパパの思い出 (講談社文庫)

制作 : 小野寺 百合子 
  • 講談社
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本棚登録 : 513
レビュー : 56
  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061381032

感想・レビュー・書評

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  • "彼はミムラといっしょに、朝日がのぼるまで、ぶらんこにのっているつもりだといっていました。"

    この一文だけでもう。
    溢れんばかりの喜びと幸せを感じる。
    恋ってこういうこと。

  • ムーミン童話シリーズ第6作目。いつもムーミントロールのやんちゃを温かく見守っているムーミンパパの青年時代のお話。孤児だったムーミンパパは捨て子ホームを抜け出し、さまざまな冒険のなか大切な仲間と愛するムーミンママに出会うまでのパパ執筆の『思い出の記』は、ファンタジー作品と呼ぶだけではもったいないくらい教訓が盛り沢山!! ムーミントロールの大親友スナフキンやスニフのパパたちも登場し、登場人物の相関が緻密でヤンソンの発想&独創力に改めて感服です。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「ファンタジー作品と呼ぶだけでは」
      パパのパパたる所以が判る最高の一冊ですね。そんな訳で私はムーミンシリーズでは一番好きです。
      「ファンタジー作品と呼ぶだけでは」
      パパのパパたる所以が判る最高の一冊ですね。そんな訳で私はムーミンシリーズでは一番好きです。
      2012/07/02
  • 編み物に精を出すおばけが大変可愛い。
    それと、王様の誕生会が本当に本当に楽しそうで、「私も参加したいものだ」とか、「こんな遊園地作ってみたい」、と幼い頃憧れました。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      実はムーミンの中で一番好き。
      海のオーケストラ号の格好良さに感動して、私も冒険に出たいと思ってました。。。
      実はムーミンの中で一番好き。
      海のオーケストラ号の格好良さに感動して、私も冒険に出たいと思ってました。。。
      2012/07/24
  • ヨクサルがお気に入りですw
    お化けも好きですw

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「お化けも好きですw 」
      ムーミンシリーズでは一番好きな作品。
      「お化けも好きですw 」
      ムーミンシリーズでは一番好きな作品。
      2013/06/26
  • ムーミン一族は一子相伝なのか、ムーミンパパとムーミンママでほぼ個体が確定する模様。それに対して息子はムーミントロールという。トロールは息子という意味?ではないよなぁ。
    それはさておき、確か妖精という設定だったはずのムーミンだけども、ムーミンパパはいきなり捨て子という設定というのにいきなりビビる。厳しいな、妖精界。どうせ妖精なんてみんな毎日楽しくやってるんでしょ?とか調子に乗って行ってみたらベルセルクの世界だったみたいな。しかしそこはムーミンパパ、なんか難しい御託を並べながら厳しい毎日を乗り越えて行くわけで、いちいち微妙に説教臭いというか、偉そうな感じがナイス。なんだかぼんやりした印象がある気がするムーミンパパだけど、というか勝手な思い込みなんだけども、すっかりイメージが変わってしまったよ。

  • ムーミンパパが風邪を引き、ママの勧めにより「思い出の記」を綴り始めます。
    「ムーミン捨て子ホームの階段の上」に置かれた、「ごくありふれた買い物用の紙ぶくろ」の中に入れられていたという衝撃の出生から始まり(そしてその捨て子ホームを経営していたのはヘムレンさんだという)、竜と戦ったり、王様の城にたどり着いたり…。

    捨て子ホームを出てからは、スナフキンのパパ、ヨクサル、スニフのパパ、ロッドユールらとともに上記の冒険を繰り広げます。

    この思い出記を少し書いてはそれをスナフキンやスニフらに読ませるという構造になっていて、過去と現在を行ったり来たり、面白い。

    ミィとミムラ姉さんとスナフキンは異父姉弟だって聞いたことあったけど、この本で出てきますよー。

    印象に残った箇所
    p64
    ヨクサルのいったことは、ものごとはつきつめて考えないほうがいいという、彼一流のものの見かたであって、これはスナフキンに遺伝していました。そこでスナフキンも、それからずっと、おなじなまけ星のあとをおっているのです。

    ---
    どうもムーミンパパには、ヨクサルが怠けている、だらしない、と思えて仕方ないみたい。血気盛んな若者ってことかな。

  • 1968 フィンランド

    風邪で余命幾ばくもない気分になったパパが、後世のために奮起して書き記した、幼少時からムーミンママに出会うまでの冒険談。

    ヨクサルとミムラがつきあい始めてから生まれたのがちびのミイとスナフキン。二人は異父姉弟だと思っていたけれど、父親は同じなの?
    母親のミムラと長女のミムラが、読んでいてごっちゃになっちゃった。

    ムーミンとスナフキンとスニフが、自分たちのパパの話を少しでも多く聞きたがる様子が、いつもの彼らより幼く見えてかわいかった。

    海のオーケストラ号の新しい冒険の話も出版されているのかな。

    ムーミンママはどこから来たの?どうして嵐の海に?

  • やっぱり、このシリーズの主人公はムーミンパパなのだ、と改めて思う。
    いろいろ、自由すぎる物語です。

  • ムーミンパパの青春時代。
    パパもママも、生まれた時から大人だった人なんていないのです。
    冒険に出よう。
    そうすれば大人になれます。

  • ムーミンパパが青春時代にした数々の冒険の話。
    これを読んでからム-ミンの物語や登場人物に、ますます親しみがわいてきて、今までよりもっと面白く読めるようになった。

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著者プロフィール

1914年フィンランドの首都ヘルシンキ生まれ。ストックホルムとパリで絵を学ぶ。1948年に出版した『たのしいムーミン一家』が世界中で評判に。「ムーミン」シリーズ全9作のほか、伝記的作品に『彫刻家の娘』、短編集に『少女ソフィアの夏』がある。(ともに講談社)。2001年6月没。

「2019年 『リトルミイ ノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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