小さな花物語 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 40
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061381407

感想・レビュー・書評

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  • 立原えりかさんのファンなので、新古書店で見つけて購入して、読んだ

    春夏秋冬それぞれの花の短編集である「小さな花物語」と、ほか4編
    夕まぐれ、そこいら中にーー眠る前に立原さんの物語を読むと、やっぱり私は、一日の終わりを満ち足りた気持ちで迎えることができる
    花もその名も知らないものが多かったので、WEBで検索しつつ読み進めた
    「さくら」など、ぞっとするところもあるのだけれど、それもまたほんとうのことなので、バランスが取れていていいのだと思う
    神沢利子さんという作家の解説も、そうそう、と共感できるものだった
    ところで、最近、立原さんがお好きだというので、『小公女』を読んでいる
    確かにセーラは魅力的で、立原さんが影響をお受けになったというのにも納得している
    私も物語を紡げたらどんなにいいだろう、と思うようになってきた

  • すみれやさくらの春、ひまわりやあさがおの夏、コスモスやもみじの秋、さざんかやミモザの冬――季節の花にまつわる小さくも残酷で、けれども美しい不思議な物語。ほか掌編四編を収録。

    姉が好きなのもあるし、絵本作家というか児童文学の中では結構有名だし、ウン、立原えりか読もうかなーって思って何冊か貸してもらったうちの一冊。たくさん花の話が載ってて知らない花はググって調べたり。立原えりかは以前きたのじゅんこの絵の花の話を読んで、すごく素敵な綺麗な物語を書く人だなーって思ってその印象で読んだらなんかいい感じに裏切られたw なんか童話というよりも寓話チックなダークな話が多くて若干積み感を抱きましたww 頭抱えるわー、すずらんとか夾竹桃の話とか。特にすずらんがえげつねええげつねえおいおいないてました。あとちょっと社会派な感じもしますね? サラッと差し込んできてる。
    正直きつい話多くて萎えかけてたんですけどもみじとかポインセチアの話がわりかし綺麗で、あと他に収録された「雪の日のオルゴール」が良かったんで☆4で。また他の作品読んでみて立原えりか評をもっと向上させたい…

  • あー残念…画像無しか;季節の花を題材に綴る何とも可愛らしい童話集。の割に悲しい結末が多かったです。子供時代はまさに春の夜の夢の如し。抗えない時間の流れと、失われていく「感じる」心の悲しさを文にしたのだと思います。私的には芥子のお話と睡蓮のお話がとても好きです。どっちもバッドエンドだけど(笑)お花の勉強にもなるかも。

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著者プロフィール

立原えりか●たちはら えりか 
作家。1937年東京生まれ。1959年、自費出版した『人魚のくつ』で第8回児童文学者協会新人賞を受賞し、デビュー。『木馬がのった白い船』『ちいさい妖精のちいさいギター』などの作品を次々に発表した。1961年『でかでか人とちびちび人』で第2回講談社児童文学作品賞受賞。子どもの本を中心に、詩や童話の創作を多く手がける。翻訳も多く、アンデルセン作品にはとくに造詣が深い。童話教室の講師も務める。

「2017年 『美女と野獣 七つの美しいお姫さま物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

立原えりかの作品

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