武器としての決断思考 (星海社新書)

著者 :
  • 講談社
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レビュー : 901
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061385016

感想・レビュー・書評

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  • ディベート指南書かと思ったが、思考=自分の頭の中でディベートすることで、その方法が書かれていると思ったら、得るものはある。
    〈メリットの3条件〉
    ①内因性(何らかの問題があること)
    ②重要性(その問題が深刻であること)
    ③解決性(問題がその行動によって解決すること)
    〈デメリットの3条件〉
    ①発生過程(論題の行動をとったときに、新たな問題が発生する過程)
    ②深刻性(その問題が深刻であること)
    ③固有性(現状ではそのような問題が生じていないこと)

    ・相手の主張の「推論」の部分に目を向けよう。

    〈インタビューのポイント〉
    ①すべての人は「ポジショントーク」
    ②結論ではなく、「理由(根拠)」を聞く
    ③一般論ではなく、「例外」を聞く

  • なんだか・・・キャラも立っててストーリー展開も納得できて、そこそこ面白いけどそれだけ、みたいな高校野球漫画を読んだような気分(※決して高校野球漫画を馬鹿にしているわけではない)。

    ハウツー本というのが一般にどういう本を指すのか知らないが、「○○をするためには、××することを身につけよ、そのためには△△が必要だ」というのが私のイメージ。
    そして、この本はまさにそれ。考え方、その実践法、そして最終的にはそれを「スキル」として身につけること、をいかにして習得するかが書かれている。

    が、それがどうにもピンと来ない。
    一言で言えば、感覚として全くつかめない。理屈では確かにわかる。わかるのだが、そこから先に行かないのである。「わかるけど、それで」と思ってしまう。
    つまり「感触」がないのである。なのでさっぱり「つかめない」。

    この本が10万部かぁ・・・うーむ。
    「武器」が必要とされている世の中、なのかな。

  • ディベートのやり方は勉強にはなったが、「自分の頭で考える」ことに拘りすぎても、身動きがとれなくなったり、逆に突発的にとんでもないことをしでかすような気がする。

  • 読みづらすぎる

  • マッキンゼー流のディベート思考法の解説本。京大での講義内容を書籍化したものだが中身は薄い。

  • 理屈はわかったけど武器になったかどうかは… 読むだけでなくノートを使うとより入ってきそう。

  • この著者の本は面白いのだが、本作は人を選ぶか。思考の技法について、実践に近い形でレクチャーしてくれているが、そもそも、著者の説く思考法が身についている人には、何ら面白味の無い本である。

  • 京大客員准教授、エンジェル投資家の瀧本哲史氏のデビュー本。学生に分かるような事例と文体で読みやすい。内容はディベート思考。図書館で借りた。

    ⚫︎世の中に正解はない。
    ⚫︎正解が分からなくても、今の最善解を導き出しとにかく行動すること。
    ⚫︎根拠を比較して得た結論をとりあえずの答えにする。
    ⚫︎前提が間違っていたら修正してまた行動すればよい。
    ⚫︎自分の人生は自分で考えて自分て決めていく。

    以下メモ
    ⚫︎英文会計ができる人材はいくらでもいるが、その中でヘッドハント対象になるのは、例えば海外支社は頑張っているのに本社がダメで、もうこれ以上お金は出せないといったとき、支社のバランスシートなどをもとに地元の銀行にかけあってお金の借り入れまでできるような人材。
    ⚫︎エキスパートでなくプロフェッショナルを目指せ。プロフェッショナルは上位概念。専門的な知識と経験に加えて、横断的な知識と経験を持っている。そして、それらをもとに、相手のニーズにあったものを提供できること。
    ⚫︎道で仏陀にあったら、仏陀を殺せ。なんでも知っている仏陀に出会ったら、それは本物ではなく誰かに帰依したいという自分の心の弱さが作った幻影なので、すぐにその気持ちを消さなければならない。
    ⚫︎わざわざ議論なんてしないで、自分ひとりで考えて決めていけばいい。しかしなかなかそうはいかない。人の認識や意思決定は歪みやすいから。①慣れていることを重視してしまう②限られた情報や仕組みで考えてしまう③サンクコストの問題。
    ⚫︎ディベートのルール。特定の論題について議論する。日本は死刑を廃止すべきか、というテーマにおいて、いつの間にか、殺人は是か非か、に変わるのはダメ。
    ⚫︎ディベートのルール。賛成側と反対側に分かれるが、どちらの立場に立つかは、じゃんけんによってディベートの直前に決まること。
    ⚫︎ディベートのルール。相手を論破するのでなく、見ている第三者を説得すること。
    ⚫︎無思考で脊髄反射的にものごとを決めて行くよりは、どういった思考を経てその結論を導き出したか、が重要。
    ⚫︎イチローがブレてなくて素晴らしいのはスポーツの話だから。ルールがかわる社会ではすぐに戦略を変えること。ブレないこと、自体に価値はない。
    ⚫︎君子豹変す、というのは朝令暮改のような方針がコロコロ変わって当てにならない、という意味ではなく、優れた人は間違いを認めたらすぐに改める、行動を変える、という意味。
    ⚫︎議論は漠然とするよりは是か非か、などの二者択一に設定すべき。原発をどうするか、でなく、原発を10年以内に無くすべきか否か。結婚はいつしたらいいのかではなく、結婚は20代のうちにすべきか否か。など。
    ⚫︎他社の人間から、うちに来て欲しいと言われた時。海外赴任の話が出た時受けるべきか。プロポーズされた時に受けるべきか。人生の岐路で迷う時にディベート思考は役に立つ。やるかやらないかの二択のため思考が分散せず突き詰めれば結論に辿り着くから。転職は良いことが悪いことか、海外赴任は是か非か、結婚とはどうあるべきか、などと考え出すと毎日悩むだけ。結局直感や勢いで動いて、うまくいかないとくよくよ後悔。これは論題を政策論題にしなかったのがいけない。
    ⚫︎メリットとデメリットを考える。相談を受けた時は、大抵相手の中ですでに結論が出ていることが多い。メリットばかりに気を取られていることが多い。それを、僕もそう思うよ、などと適当に迎合しておけばいいのだが、意思決定の方法としては間違っている。
    ⚫︎いろいろ意見があってよくわからないから、とりあえずそのままにしておこう、と問題を先送りすることがあるが、実は情報をコントロールするような人間はそれが狙い。賛成と反対の意見を適当にばらまいて議論の収拾をつかなくし、現状維持の方向に持っていくのは情報コントロールの基本中の基本であり、そういった「腹黒い優秀な人」に好き勝手やらせない。
    ⚫︎詭弁に注意。政権交代が起きると景気がよくなるというデータ。新政権が前政権より優秀だから?選挙の前に負けるわけにはいかない前政権が、大衆にアピールするために、大きな景気対策を行う。選挙には間に合わず敗北。新政権が誕生して少し経ったくらいに、前政権の行なった景気対策の効果が出てきて景気がよくなる。新政権は自分らが政権を取ったから景気が良くなったと喧伝し、大衆もそれを信じる。
    ⚫︎ディベートというと、自分の主張を通すことに重点が置かれがちだが、実は逆。自分の主張を無理やり通そうとしている人に反論することの方が大事。

  • 見出し→決断思考
    中身→ディベート・ロジカルシンキング

    テキスト的要素が強い。
    サラッと読みたい気分には重すぎた><

    熟読できず。

  • ひとつの専門分野に精通するだけでなく、横断的な知識と経験で顧客ニーズに応えることができるプロフェッショナルになれ!
    等は、本書のガイダンスに書いてあり、なるほど!という部分。

    肝心の内容はディベートの考え方で物事を考えて、行動するという内容。

著者プロフィール

瀧本哲史(たきもと てつふみ)
?(生年月日不明) ~ 2019年8月10日
京都大学産官学連携本部イノベーション・マネジメント・サイエンス研究部門客員准教授、経営コンサルタント。東京大学法学部で民法を専攻し、卒業と同時に同大学大学院法学政治学研究科助手に。アカデミズムで大変評価されていたが、マッキンゼー&カンパニーに入社を経て、投資家として独立。若い起業家を支援するエンジェル投資家として活動しながら京都大学で教鞭をとり、多くの著名人に影響を与えてきた。著書に、『僕は君たちに武器を配りたい』(ビジネス書大賞2012受賞)、『君に友だちはいらない』『ミライの授業』(以上、講談社)『武器としての決断思考』(星海社)など。2019年8月10日、47歳で逝去したことが16日に報じられた。

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