仕事をしたつもり (星海社新書)

  • 星海社 (2011年9月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784061385030

作品紹介・あらすじ

「仕事をしたつもり」とは、以下のような状態を指します。

・けっこう一生懸命、仕事をしている

・まわりもそれを認めていて、非難する人はいない

・本人はその行為にまったく疑問を持っていない

・しかし、成果はほとんど出ない

「社会人としてお金をもらっているんだから、そんなことやっち ゃいないよ」と思うかもしれませんが、私たちは毎日、それも大量に、やってしまっているのです。中身の薄い仕事に追われているだけなのに、つい「バタバタしていて……」と言ってしまう。そういった時間と労力の無駄は、もう終わりにしませんか?

みんなの感想まとめ

無駄な仕事に追われる日常を見直すことを促す一冊で、読者は自らの行動を振り返り、真の成果を追求する重要性を再認識します。効率的な働き方や目的に適った行動を考えることが求められ、単なる「仕事をしたつもり」...

感想・レビュー・書評

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  • 仕事上の盲点を書いてる本

    うん 確かに! って事は書いてあるが
    書いてある内容以上に著者の書き方が、上から目線というか…なんか「悦」に入ってる感がして

    んんん…って思いました。

  • ・本物追求をすると、最終的に人は孤独になる。効率的に働くと給与がダウンする。
    ・安全策や単なる奇策は、よく考えられていない行動。何を伝えたいか、伝えるべきか考える。例えば、写真の燃えているところよりは失うことを伝える。
    ・本当にすべきは競合がなく、本来の目的に適った行動。
    ・デキが悪いならデキを良くしろ。悪いのを、他の過剰サービスでカバーするな。
    ・弱き者の行動を強き者がまねるには、必ず検証プロセスがなされる。
    ・成功に対して、なぜそれがうまくいったのか、それは他の場面でもうまくいくのかを考える。
    ・目的→成果→手段の順番で考える。
    ・「数字を疑え」「本当にそれで成果が上がるのか考える」結局大切なのは中身。
    ・本はケンカするように読む。
    ・大量資料は手元に。一枚型プレゼンをしよう。結論を短く書いて相手の反応を引き出す。対話型になる。

  • 簡単に言ってしまうと、
    アウトプットに関係のない無駄な仕事に追われ、
    「何だか仕事した気になっちゃってませんか?」という本。

    非常に耳の痛い話というか、
    痛いところを急所突きのように突いてくるある意味良書です。
    自分の仕事を振り返ってみても、
    反省すべきところがたくさんありました。

    一点残念だったのは、色々なしがらみ・慣習のせいで、
    なかなか修正できない点があるのまた事実。
    その辺りを個人としてどう克服していくべきなのかという点に
    もっとページ数を割いて欲しかったところです。
    そういう意味では、続編に期待です。

  • 思考停止しているサラリーマンは必読。でも、思考停止していることに自覚がないと本書を手に取らない可能性が高い。自分で考えて行動する。失敗を恐れない姿勢。トライ&エラーすること。はじめから答えを知りたがる傾向の人にはぜひ読んでもらいたい1冊です。

  • どんな仕事でも「なぜ」と「そもそも」を考えることが大切。
    マニュアル化されているようなすることが決まっている業務は、できるだけ早く覚え、いかに無駄なく(相手に待たせることなく)できるかばかり考えていて、そもそもその業務が必要なのかを立ち止まって考えるのは、業務に慣れてからになっている気がする。
    著者が述べているように、「仕事をしたつもり」をゼロにはできないだろうが、今より何割かでも減らせるように、でも減らすことを目的にするのではなく、何事も自分の頭で考える癖をつけるために意識していきたいなと思った。

  • 刺激的なタイトルにしては内容はそこまで無いように感じます。
    ページ数は多いですが3時間ぐらいで読み終えました。
    同じ星海社新書の本でも、滝本哲史氏の
    著作の方が圧倒的に為になると思います。

  • 刺激的なタイトルだけど内容はそれほどでもないような。

  • 自分が「仕事をしたつもり」の事例に当てはまることが多く、情けなくなってきた。全部をすぐに変えることは難しくても、「本気で考える」「保身をやめる」ことを少しずつでも実行していきたい。

  • 耳が痛い!
    時間使って仕事をしていても、それは「仕事したつもり」になっているだけ!
    ビジネスマンのさまざまなシーンにおける
    「仕事したつもり」
    となっている事例をあげて、解説しています。
    ステレオタイプ的な事例もありますが、あるある、そうそうっといった事例もあり、耳が痛いです。

    その中で感じ取ったメッセージは
    「本質を見極めて、自分自身で考えて業務を遂行する」
    という事だと思います。

    今までの慣習に流されて、なにも考えずに、そのまま慣習に従って仕事をしてしまっていたり、いつの間にか手段が目的化しているのに気付かずに業務をしていたり。
    はたまた、ほんと、これってやる意味あるの?っていうものがあったりとか
    そういった「仕事したつもり」から抜け出すためには
    常識と言われることや会社のルールなどの当り前と思われることについて、疑問をもち、自分で考えるという事だと思います。

    しかし、それが一番難しい
    だから過去の慣習に流されて、ルールに従って、「仕事したつもり」という状態になってしまいます。

    ということで、言っている事は理解できるのですが、実践することは難しい(笑)

    そう言った意味で、思い出したのが
    「イシューからはじめよ」や「エッセンシャル思考」とかに書かれていること。
    どちらも本質、重要なことを見極め、確実に実行することをメッセージで出していたような覚えがあります...

    ビジネスマンの長年のテーマなのね(笑)

  • いつも忙しいのに成果が出ない状態を「仕事をしたつもり」になっていると指摘し、その原因として、「量の神話」、「ハコモノ志向」、「安全策=考えることからの逃避」などを挙げている。そして、「仕事をしたつもり」から抜け出すことを提案している。
    著者の主張には概ね賛成であり、最近、技術進歩によって、むしろ「きれいな」企画書づくりなどの「やらなくてもいい仕事」が増えているのではないか、という問題意識には強く共感する。
    しかし、書かれている内容は、目的と手段の混同など、昔から言われ続けていることが大半で、あまり目新しさはないように感じた。また、「仕事をしたつもり」の例として挙げられていることが、著者の主観に過ぎず、根拠として薄弱ではないかと思うことが多かった。例えば、「うまいラーメン 屋台の味」という看板への酷評や、「確率的に言って、実のところ、朝一メールは読み飛ばされやすい」という指摘などである。
    一方で、1冊の本を徹底的に読み込む「ケンカ読法」の紹介や「考える」ために、会社や仕事にはびこる風聞・風説の類を「精度高く疑う」ことの提案などは個人的に参考になった。

  • 意味があるような、ない。そんな本でした、良くある若いビジネスマン向けの本。でもやる気が一日ぐらい湧くから好き。

  • 業務を実施する上で、目的意識を持って取り組むことは効率面でも、品質面でも重要である。しかし、実際に取り組んでみると、次第に目的意識が薄れ、業務の形骸化が起こることは少なくない。本書では、この形骸化の問題点を指摘し、それを克服するために、以下の4つの心構えを指摘している。

    1.Why思考により各作業の意味を吟味し、作業を最適化する。
    2.トライアンドエラーでブルーオーシャンを開拓する。
    3.孤独になることを覚悟する。
    4.こそ勉をして、将来に備える。

    特に新規性のある内容ではなかった。
    しかし、本書の中で紹介されているカメラマンの名取要之助さんと、著者の後輩A君の事例は、各自の仕事の本質を理解した上で、クライアントとの交渉のテーブルについており、共感を持てた。

  • 当たり前のことが書かれているが、考えるのをやめたら終わりだな。

  • 物事を深く掘り下げて考えながら仕事をしようという内容。
    うちの会社の上司のようなことをいう本だなと思った。
    物事は常に疑ってかかり、自分で調べながら深く自分の残す成果について掘り下げていく。成果に繋がらないならその仕事はやらなくてもいい。しかし建前もあるのでそんな仕事は適当に流してもいい。どうせやってもやらなくても変わらない仕事だから。

    正直新しいものは得られなかった。空いた時間に軽く読むものだなと思う。

  • 少し奇をてらい過ぎてる気もするが、身につまされる内容。
    安全策をとり無難に言われたことをこなすだけで仕事をした気になってしまうのは研究にも言えることだ。必要な場合には常識に捕らわれず自分の考えで勝負することも大切。

  • 知らず知らずのうちに作業や形づくりが目的となってしまうことはとても恐ろしい。そのことに気づくことができないのは何よりも不幸です。
    自分の目でものごとの本質を見定めるという部分はやはり重要であることを再認識できました。
    ハコモノ思考のところはちょっと極端な印象でした。

  • ありきたりな内容でした

  • ■量の神話
    遅くまで仕事する、速読で沢山の本を読むなど量をこなせば周りが評価されることが多いが、実際には「本当に大切なことを考えることから逃げているだけ」。

    凡人は量をこなさなければ質が上がらないと思うが、量をこなすことが目的になってしまっては本末転倒。
    量をこなす上で、その先に何を目的としているかを明確にすれば良い。

    ■考えるとは
    疑う⇨調べる
    身の回りのことから疑ってみる。
    この数字は正しいのか、この報道は正しいのか。

    ■横並び意識
    俺にもよくわからないが、上の人が決めたことだから。
    理屈はいいからとにかく行動しろ。
    ずいぶん前から、そうするのが当たり前だから。

    横並び意識の仕事は
    強きから弱きへ
    高きから低きへ
    進んでいる場所から遅れている場所へ
    流れていく。

    なぜ成功したのか。
    なぜ上手くいったのか。
    理由を考え、他の場面でもうまくいくのか考える。

    ※習慣は過去の自分に負けていることでもある。

    ■つもりから抜け出すには
    仕事をしたつもりの方が楽だか、市場価値が下がりいずれ困る。
    困らないためには、本気で考えることを繰り返す必要があるのでまずは小さなことからトライアンドエラーを繰り返していく。
    仕事をしたつもりの時間のうち、半分を仕事をしたフリをし、本気で考える時間に使う。

    日々の積み重ねが大きな差となる。

  • 何も考えずに言われたことをした結果、必要のない仕事を一生懸命にするだけの「仕事をしたつもり」になっていないだろうか。
    この本をとおして、「仕事をしたつもり」について読者がそのことを認識し改善することで充実した人生が送れるようになる、と思われます。
    若干「」が多いのが気になりますが、雑誌の編集長をしていただけあって、論点もきちんとまとまっていて読みやすいです。

    【なるほどな点】
    ・1枚プレゼンはすべてを1枚に詰め込むのではなく、「自分が言いたいこと、相手が知りたいと思うだろうこと」(結論)を1枚に短くまとめる。あとは既存の資料を手持ち資料として用意するだけ。
    ・ビジネス書を多読速読するのではなくまず自分が知りたいことは何かを突き詰め、わかっていることわからないことを十分に考え、その答えが書いてある本を読む。
    ・ケンカ読法:読書しながら著者相手にイチャモンを付ける、そのイチャモンを著者の立場で説明や反論を行う。
    ・「意味をあまり考えず、とりあえず形だけはやっておこう」ではダメ。
     本当にそれだけやっていたら成果が上がるのかを考える。
     例えば、1日200件のテレアポの意味
    ・良い営業とは、「何のために」「何をすべきか」を徹底的に考えて、相手のためになるようにする。
    ・「最終的な目的→それにつながる成果→そのための手段」と言った流れを考える。
    ・何も考えずに右へ倣えをするのではなく、「なぜそれがうまくいったか」という理由を考え、他の場面での活用が可能かを考える
    ・過剰サービスは単なる仕事をしたつもりにすぎない。過剰サービスがなければ顧客にならないのではあればその顧客は必要ないと判断することも必要。
    ・仕事をしたつもりから抜け出すには:「仕事をしたつもり」(自覚なし)を「仕事をしたフリ」(自覚あり)に少しづつ切り替える。仕事をしているフリをしつつ、真剣に考える。

  • 技術の進歩は、やらなくてもいい仕事を増やしている。
    一枚型プレゼンテーションは、一枚に詰め込むのではない。
    形をまねても同じものはできない。ビジネスモデルをまねても同じものはできない。
    裏紙利用、マイ箸は、短絡的な発想。
    習慣や常識は無駄やウソが多い。横並び意識の元。

    無駄の原因は、量の神話、ハコモノ志向、本末転倒、横並び意識、過剰サービス。

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著者プロフィール

雇用ジャーナリスト、経済産業研究所コア研究員、人材・経営誌『HRmics』編集長、ニッチモ代表取締役、リクルートキャリア社フェロー(特別研究員)。
1964年、東京生まれ、大手メーカーを経て、リクルート人材センター(リクルートエージェント→リクルートキャリアに社名変更)入社。新規事業の企画・推進、人事制度設計などに携わる。その後、リクルートワークス研究所にて「Works」編集長に。2008年、人事コンサルティング会社「ニッチモ」を立ち上げる。『エンゼルバンク─ドラゴン桜外伝』(「モーニング」連載)の主人公、海老沢康生のモデル。
主な著書に、『「AIで仕事がなくなる」論のウソ』(イースト・プレス)、『雇用の常識「本当に見えるウソ」』(ちくま文庫)、『面接の10分前、1日前、1週間前にやるべきこと』(小学館文庫)、『仕事をしたつもり』(星海社新書)、『女子のキャリア』(ちくまプリマー新書)、『無理・無意味から職場を救うマネジメントの基礎理論』『経済ってこうなってるんだ教室』(ともにプレジデント社)など。

「2018年 『名著17冊の著者との往復書簡で読み解く 人事の成り立ち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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