資本主義卒業試験 (星海社新書)

著者 :
  • 星海社
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感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061385054

感想・レビュー・書評

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  • 資本主義からの卒業!
    その方法を探す本ですが、結局何も解決していません!
    結局体は大事だよ、自分を大切にね、お金以外の大切なものを教えてくれる師匠を大切にしなさい。という超展開で終わる本です。
    しかし、その結論に至るまでの資本主義社会とその中で暮らす私たちを動かしているものが何かというのは考える参考になったし、確かにそうかもなと納得するものだった。
    資本主義を卒業するにはどうすればいいのか?という具体的な内容を求めている人には向かない本です。
    結局は、何が悪くて何が良いのか、卒業するのかしないのか、自分の頭で考えることが大事なようです。

  • アイディアはいいけど「やっちゃったな~」という感じ。最後に提示すべきものがないのに出しちゃいましたね。漫画とストーリー仕立ての新書という作り方は新しいけど、キャラクターごとにあげられる資本主義の綻びももう聞き飽きた内容ばかり。資本主義によってもたらされた人類の創造については触れられてもおらず、ちょっと掘り下げ不足。

著者プロフィール

マンガ家。1966年東京都生まれ。
多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒。小学生の頃から手塚治虫に私淑し、漫
画を描き続け、20 歳の時にコミックモーニングで漫画家としてデビュー。画業と絵本制
作をしながら描いた恋愛漫画『B バージン』(小学館)でブレイク。対談漫画『絶望に効く
クスリ』(小学館・光文社)や、本屋大賞【中2 賞】を受賞した『非属の才能』(光文社新書)
といった新書でも知られる。著書累計約530 万部。
今作は、五味太郎に師事した経験を経て、長年の夢だった「UMA がいる水族館に行く
こと」をかなえた一冊。

「2017年 『UMA水族館』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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