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Amazon.co.jp ・本 (408ページ) / ISBN・EAN: 9784061385122
作品紹介・あらすじ
ニッポンの希望を描く、全く新しい「経済思想書」が誕生した!
京都大学→マッキンゼー→ホ……ホストクラブ??? 「グローバリズム的思考法」や「リクルート社&外資コンサル型人材」ばかりがもてはやされる風潮に違和感を覚え、日本社会の「本当の現場」を生身で見て歩くことで、今の日本に必要な“新しい経済思想”を追い求めた、33歳・在野の思想家による衝撃の処女作が誕生。
幕末に“集団主義者”の薩摩と“個人主義者”の長州が手を組んだのと同様の「ありえない、けれど時代を変えるために絶対に必要な連携」を、現代の「国内派日本人」と「国際派日本人(グローバリスト)」との間に生み出せれば、そこから大変革が始まる!!
――10年間の探求の末に著者が辿りついた「次世代の希望」とは?
みんなの感想まとめ
現代日本の変革を目指す新たな経済思想が描かれています。著者は、薩摩と長州の連携を現代に置き換え、国内派と国際派の協力によって新しい未来を切り開く必要性を説いています。物語のような感動的な展開があり、読...
感想・レビュー・書評
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もう本当に感動してしまった。物語かこれはという感じ。
私は多分どちらかというと薩摩・ドイツ型人間で陰樹タイプなんじゃないかと思う。そんで陽樹タイプのノリや巧いやり方が軽いと思うし嫌いだった。でもかといって、私には何の技術も生み出す能力も無く、グローバルとか資本主義とかいうものが血も涙もないマネーゲームで憎たらしくて嫌いだと罵るだけになっていて、でもそんな自分も嫌でもっといろんなことを知らなければ、現場を知らなければ、現実を知らなければと思っていて。
サークルではその無意味な伝統的形式に則った雰囲気作りが生きていた。あの場所は、あの場の空気は本当に濃厚に生きていたと思う。この作品を舞台にする、みんなのイメージが纏まっていくとチームは本当に生きていた。一年だった自分はそうしないと巧く回らないという打算もあったが、協力してくれるみんなに敬意を払っていた。だけど翌年には私は「バカ殿」に成り下がっていたのかもしれないな。
PQ的大道楽と呼べるかは判らないけれど、私が出せなかった卒業制作はテーマも私の取り組み方も、薩摩の現場力と長州の思想力とその二つの間を巧く繋げることが出来なくて頓挫してしまったんだと思う。
私も家族が壊れてしまった。けれどもう戻れないことは判る。原因を声高に非難することに意味がないのも判る。これを抱えて立ち上がってかなきゃならないのもわかる。
それから、無駄にぺこぺこする私は苦労してます許してください、という接客も確かに嫌。けど残念だけど今の職場はチェックばかりが過剰になる残念な方向に進んでいる気がしている。外見と内見のギャップ。これが無くなった、やり方が真実になったら、超かっこいいよな、この店。
私に何が必要なのか。私が抱える、止むを得ない火種は何なのか。
まだ言葉にも画にも形にも出来ないけど。
くそー。がんばる。なんとか立ってく。
ちなみに星海社大好きです。
…なんだこの感想(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これからの日本を担うはずの僕たち20代。
もうすでに担っている30代。
もちろん、40代、50代も。
というか世代にかかわらず
「今の日本を変えたい。」
「今の日本はどこかおかしい。」
という思いを抱いている人々にオススメしたい一冊。
タイトルにあるように
今の日本の状態を、幕末の薩摩藩と長州藩にたとえ、
これからの日本を創る際の思考法などを紹介している。
他にも陽樹、陰樹、微生物にたとえていたり
なるべくわかりやすく紹介している。
今の日本を変えたい、あるいは不満がある!
という方にぜひ!! -
面白い本で、作者の気概を感じるが、少々長い。くどいとは言わないが、もうちょっと簡潔に纏めても良かったのでは…! 最初の部分、人間は「大器晩成型」「確実安定型」に分けられ…の下りのあたりは良かった。
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言論プラットフォーム「アゴラ」に
アップされていた倉本さんの記事を読み、
共感する所が多すぎたので本書を購入。
現代日本を幕末に例える所や
人間は「陽樹」「陰樹」「微生物」に分ける事ができ、
お互いの役割や存在意義を尊重する事で
「豊かな土壌」を創る事ができるはずだ!
という様々な立場の人に配慮された、
それでいて主張がはっきりしている論調に
とても感動しました。
日本国民全員がこの本読んだら、
日本めっちゃ良い方向に進んで行くんちゃう?!
くらいの感動でした。
読み応えばっちりです!
いやもう是非読んでください。
まじでお願いします。
前向きにいきよ!って心の底から思えるはず★ -
読了してから、その後も何回も読んでいます。
これは本当に日本を救うために書かれたものだと思う。
誰もが描けない、全体像を示してくれている。
しかも個人が実現可能な範囲で。
多くの書籍が自分の立場やプライドを守るためだったり、過去の“恨み”を発散するカタルシスのためだったり、もしくは自慢?だったり、ただの内容の薄いコネタをに提供するにすぎない中で、この作品は本当に切実な想いの元書かれていると感じた。
そして、切実に日本を良くしたいけど、その根本的な想いは同じなんだけれども対立してしまうような、様々な立場をつなげる内容だった。
ただの理想論になってしまいがちな内容を、著者の濃い人生体験と多方面に細やかに配慮した文体で、論理的にしかも面白おかしく(途中何回か笑った)書かれてる。
この本にこそ今後の希望が描かれていると思う。 -
薩長同盟のごとく、「一見ありえないけど、時代を変えるために必要な連携」を生み出すことで日本の大変革が始まることを説いた本。
合理主義も感情主義も行き過ぎれば、上手くいかなくなります。大切なことは合理的な思考と感情の両方の良さをバランス良く活かすこと。 -
合理主義一辺倒で押してくるアメリカに、合理主義で立ち向かっても勝ち目はない。だからといって、伝統主義を採用して内向きになっても、生き残れる時代ではない。現代の日本が生き残るには、合理主義を推し進めていける人材と、伝統主義で集団の団結を維持できる人材とが連携する必要がある、という内容。
趣旨はそれなりに共感できる。しかし、全体的に比喩(しかもあまり的を射ていない)が多すぎて読みづらく、途中で論旨を追い切れなくなりがち。内容の割には、文章が多すぎる。 -
日本に希望が持てる1冊です。リクルートや外資コンサル系のアクティブで成長志向の高い人材が素晴らしいのは分かるのですが、何だかそれだけで終わってはいけないような気もしていました。そのモヤモヤ感を筆者が上手く言葉で表現してくれたので、非常にすっきりしました。社会全体では、スピード感あるシリコンバレー式のトライ&エラーが推奨される昨今ですが、毎年ノーベル賞受賞者に日本人研究者が輝くように、じっくり考えて圧倒的な成果を上げる能力が日本人にはあるように思います。まだまだ日本人もいけますね。
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グローバリズムの波にのった上から求められる長州藩的なものが押し付けられすぎ、薩摩藩的な現場での本当に必要な地道な技術開発がおろそかになる逆転現象を肌に感じていたので、すごく納得、共感できた。
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グローバリズムとはダメ人間の怨念がどこまでも蓄積される社会
司馬遼太郎 世に棲む日日 革命大変革が起こるときには3つの役割が必要 思想家、革命家、実務家
日本とアメリカのIT分野 彼我の違いが一番あるのはどこかというと、思想の部分
そもそものコンセプトを発想し、定義し、思想として共有して、「じゃいまから実行しようか」」というところまでもっていく
PQ personal,physical,philosophical
デジタルな知性だけでも、アナログなココロだけでも、割り切れないような問題に対して、3つのPを動員してじっくり考え、最終的にオリジナルで一貫した行動の旗印を作り上げる、全人的な知的能力
今までになかったタイプの成功を実現するために何よりも大事なのは、そういう「忍者のように準備し、サムライのように突撃する」ような「二重性」をいかに保つかです
トヨタ生産方式 そもそもx3の本当の原因はなにか?を自分の頭と言葉で考えぬき、そしてそれを粘り強く現実と関わらせ合いながら一歩づつまわりを巻き込んでいった個人によって実現したもの
自分がそういうふうに生きることが、マクロに人間社会を全体から見ると、とても有意義なことなんだというふうに思えると行動できるようになるタイプの人が多いのです
過去は全部世の中のせい、しかし未来はすべて自分の責任
知性にできること、できないことをわきまえることから、本当の知性は始まる
覚悟とは犠牲の心ではない
坂本龍馬 ことをなすに必要なのは、「無私にして大奸智(ずるがしこく最大限に周到な智慧を使うこと)」
「自分たちの一番の良さを発揮するための必要な事情」を「アメリカで通用するレベルで明晰に言語化する」ということが、いまの日本人には求められている
今の日本の会社の問題を一言で要約するとすれば、「ミッチやる価値のないところを過剰にミッチリやっている」ということに尽きます。
対立を維持するためにだけいる嫌なヤツたちが本当の敵だ
個人主義者の見果てぬ理想といえる、完全に独立した個人同士の自由な連携みたいなのは、結局荒いものになりがち
両端を切り落とし、真ん中にあつまる
強みを活かせるwhatを必死に考え、howはモジュール内の空気に任せる
日本人の集団にはよい目標が絶対に必要
伝統的共同体の得体のしれない恐ろしさと底力
もしあなたが個人主義者のインテリだったら真っ先にムダの極致だとおもうようなアレコレの伝統行事が、実はものすごく深いレベルで、その場に人々の意識を無理なく自然に集めて、安心して成果を出すために、決定的に機能的な役割を果たしているんだということです。
考えなしに儀式を廃止すると、いずれしっぺ返しがやってくる
時代に合わなくなってきた儀式ほど人の心の負担になるものはない
雰囲気にもうムリがある状態になったら、新しい形を模索すべき
本当にすごい価値を出している企業というものは、古今東西どこの国の集団でも、結局この儀式的価値について徹底した配慮がなされているもんなんです
うまくいっているときというのは、ある程度、へんな風習があっても結構参加者全員が楽しいし、あまり無理も感じず、ただ、どこにもないすごいことを、普通のこととしてやっていけるもんなんですね -
タイトルで損をしている典型のような本。
コンサルタイプの正論主義と職人タイプの現場主義がお互いを非難するのではなく、どっちも正しいというスタンスでお互いに手を取り合うべきという趣旨。
外資コンサルから訪問販売・宗教団体まで経験した筆者だから書ける貴重な本。
文章は奇抜だが、概ねその通りだと言える真っ当な主張で一読に値する。 -
死中に活を求める
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”21世紀の薩長同盟を結べ”倉本圭造著 星海社新書(2012/02発売)
・・・タイトルから何の本?とも思いましたが、
一言で言うと薩摩(内向的な人)と長州(外交的な人)を結ぼう!といった内容でした。
自身の経験も含めわかりやすく語られているのは良かったです。 -
個人のオリジナリティを仕事に昇華させようということが書いてある本だと思う。
筆者自身の根底での人類愛を感じる。 -
ちゃんと理解できていないかもしれないが
明日から頑張ろうと思った。
まずは自分で考えることかな!
著者プロフィール
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