投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書)

著者 :
  • 星海社
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感想 : 358
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061385207

作品紹介・あらすじ

本書は、著者が投資家として20年以上かけて考えてきた「お金の本質とは何か」の結論を一冊に凝縮したものである。

感想・レビュー・書評

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  • 著者、藤野英人さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。

    藤野 英人(ふじの ひでと)は、投資家(ファンドマネジャー)、経営者、作家、YouTuber。レオス・キャピタルワークス株式会社の創業者の1人。レオス・キャピタルワークス代表取締役会長兼社長・最高投資責任者(CIO)。JPXアカデミーフェロー、東京理科大学上席特任教授、早稲田大学政治経済学部非常勤講師、叡啓大学客員教授。一般社団法人投資信託協会理事。富山県富山市出身。

    で、本作の内容は、次のとおり。(コピペです)

    本書は、著者が投資家として20年以上かけて考えてきた「お金の本質とは何か」の結論を一冊に凝縮したものである。

    良いなと思った箇所は、

    p84
    消費行動を行っていない人は、この世の中にひとりも存在しません。労働(生産活動)にまったく参加していない人であっても、なんらかの消費をしています。部屋からまったく出てこない引きこもりの人であっても、間接的には消費活動を行っています。

  • 日本人のお金に対する考え方について言及している本になります。

    ビジネスにおいてお金を大量に稼ぐことは「金儲け」で「汚い」というイメージを持っている人はぜひ手に取ってもらいたい一冊です。
    「その考えは間違いだった」としっかりと腹落ちする形で理解できます。

    それ以外にもお金を扱う最高の投資会社でお金と真摯に向き合ってきたからこそ導き出した本質がこれでもかというほど学べます。

    間違いなく良書です。

  • 最近資格試験で経済学を勉強中。
    ふと手に取った本ですが結構良かったです。

    経済学の語源はギリシャ語のオイコノミクス(共同体のありかた)。
    みんなでどのように生きたら幸せになることが出来るのか。
    それが経済学の発端。

    お金の使い方に自覚的になる。
    自分のお金をステキなものに使う。

    インドのIT企業会長曰く
     私の成功とは、長期的な人間関係を築いて、人に奉仕することだ
    日本の会社代表がどれだけこれを言えるだろうか。

    どんなに徹夜で努力していたとしても、出てくる料理が美味くなければ、飲食店としては失格。

    最後の最後は「エイヤ」。論理ではなく気持ち。

  • ・投資というのは、自分以外の存在にかけること
    ・変化と向き合い、変化をチャンスと捉え、変化を望んで、実際に動くこと。変化こそが安定。
    ・やはり最後の最後は論理ではなく、気持ちなんですね
    絶対に埋められない穴は信じて跳ぶしかない

  • 若い人に読んでもらいたい。お金のこと、会社のこと、働くということ、そして人生。素晴らしい考え方が本書の中にはちりばめらている。少し綺麗事すぎる感じは受けたが、私も改めてお金のことを考えるいい機会になりました。

    ただ、穿った見方かもしれないが、筆者の仕事が投資信託に関わる物なので、どうしても狭義の意味での投資の勧めになってしまっている点は気になった。
    それこそお金の使い方は個人に任せられているので、タンス預金だろうが、低金利の銀行預金だろうが、周囲がとやかく言えるものではない。金融リテラシーを持ち出して、そう言った人々の行動を批判できるものではない。

    もしかしたらデフレが現在より進み、結果としてそう言った人たちが笑うかもしれないのだから。

    本書の中で一番目鱗だったのは、ブラック企業についての考察であった。

  • わたしは投資家です。
    投資と聞いて何かモヤっと感を持ったあなたは恐らく、世の中に踊らされている1人でしょう。
    みんな大好きなお金をこの本で言うような捉え方が出来ると素晴らしいね。
    僕の仕事だけでなく、すべての仕事に繋がる仕事という意味を知れる。
    そういうことも含め仕事が楽しいと思えるのはわたしが投資家だからかもしれない…。

  • 統計の数字はどこから見るかや背景を考慮すると変わってくるのであまり信用したくない。成人一人当たりの寄付額のこと。
    清貧ではなく清豊。目指せるものならば。
    人は、ただ生きているだけで価値がある。共感。
    リスク1に対して、リターンが2~3になったときに、人は初めて行動し始める。 最終的に大事なのは「人を信じること」。

    共感できることもたくさん書かれているが、時折強く反発心を覚える。上から物言い感を感じるからか?

  • この本を読んで、
    どの様に筆者はお金と向き合うべきか
    ・社会貢献とは作るだけでなく、消費する事も貢献
     (バス会社への批判でなく、選んでいる消費者)
    →自分の事さえ良ければな人が多い
    ・他人を否定し、自分の苦労や立場を正当化する人が多い
    また何故その様に向き合うのか
    ・真面目は本気、真剣、誠実であり単に規則/時間を表面上守るってのは不真面目
    ・真面目の捉え方を履き違えてアリとキリギリスの考えで不真面目だからという考えは危険
     →社会を幸せにするかは私たちの行動による
    この本を通して私がどの様な行動できるか
    ・’ありがとう’を、通し良い消費者になる
    ・お金の使い方に自覚的に行動
    ・否定ではなく’知る’ことから始める
    ・成長し、変化こそが安定

  • 読んでいて納得できる表現が多々あり、とても面白かった。
    特に日本人はお金が大好きであり、不真面目だというのは印象に残った。日本人は勤勉であるイメージがあるが、真面目という言葉の本来の意味は、真剣に取り組む事、本気である事などであり、言われた通りにやることやルールを守ることは真面目ではない。日本の企業は上司の顔色を伺いご機嫌を取りながら仕事をするのが評価される事が多いがそれは真面目ではない。また言われた事だけを忠実にやる社員も大きい会社になればなるほど増えると思うので日本人は不真面目という表現は刺さった。また日本人はお金が大好きというのも、日本人の貯蓄率が高いというデータに現れている。人よりもお金を信じていて、お金を1番信用しているのでみんな貯金するのだろう。
    また投資とはいまこの瞬間のエネルギーを投入して未来からリターンを得ることというのも印象に残った。投資とはお金に限らずエネルギーを使い、未来の社会をよくするものであるというのは頭に入れて今後の行動を考えたいと思わせてくれる本でした。

  • 2020.9.6 読了
    買ってすぐ、読み始め、すぐ読み終わった一冊。
    投資について知ろうと思って、購入し、投資の本質について、もっと言えばお金の本質について考えさせられた一冊。
    まず、日本人はお金イコール悪というバイアスがあるという事実。これは今までの自分のことで、胸に刺さった。寄付も確かにしてなくて、ケチな部分が多い。自分があたかも経済とは切り離されて生きているかのような振る舞いを今までしていたことに気づかされた。
    清貧思想というのもどこかである。清貧ではなき、清豊。意識していきたい。
    物事を投資という目線で見ていくと、世の中変わるということを学んだ。真面目な会社を見極め、しっかりと応援していけるような投資を心がけていきたい。

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著者プロフィール

レオス・キャピタルワークス代表取締役会長兼社長/CIO(最高投資責任者)
JPXアカデミーフェロー、東京理科大学上席特任教授、早稲田大学政治経済学部非常勤講師。一般社団法人投資信託協会理事。
1966年生まれ。早稲田大学卒業後、国内外の運用会社で活躍。特に中小型株及び成長株の運用経験が長く、25年間で延べ6500人以上の社長に取材し抜群の成績をあげる。2003年、現会社を創業。「ひふみ投信」を運用し、ファンドマネジャーとして高パフォーマンスをあげ続けている。2020年には6度目となる「R&Iファンド大賞」最優秀賞を受賞。

「2021年 『おいしいニッポン 投資のプロが読む2040年のビジネス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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