投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書)

著者 :
  • 講談社
3.94
  • (222)
  • (334)
  • (150)
  • (46)
  • (9)
本棚登録 : 2547
レビュー : 331
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061385207

作品紹介・あらすじ

本書は、著者が投資家として20年以上かけて考えてきた「お金の本質とは何か」の結論を一冊に凝縮したものである。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 日本人のお金に対する考え方について言及している本になります。

    ビジネスにおいてお金を大量に稼ぐことは「金儲け」で「汚い」というイメージを持っている人はぜひ手に取ってもらいたい一冊です。
    「その考えは間違いだった」としっかりと腹落ちする形で理解できます。

    それ以外にもお金を扱う最高の投資会社でお金と真摯に向き合ってきたからこそ導き出した本質がこれでもかというほど学べます。

    間違いなく良書です。

  • わたしは投資家です。
    投資と聞いて何かモヤっと感を持ったあなたは恐らく、世の中に踊らされている1人でしょう。
    みんな大好きなお金をこの本で言うような捉え方が出来ると素晴らしいね。
    僕の仕事だけでなく、すべての仕事に繋がる仕事という意味を知れる。
    そういうことも含め仕事が楽しいと思えるのはわたしが投資家だからかもしれない…。

  • 2020.9.6 読了
    買ってすぐ、読み始め、すぐ読み終わった一冊。
    投資について知ろうと思って、購入し、投資の本質について、もっと言えばお金の本質について考えさせられた一冊。
    まず、日本人はお金イコール悪というバイアスがあるという事実。これは今までの自分のことで、胸に刺さった。寄付も確かにしてなくて、ケチな部分が多い。自分があたかも経済とは切り離されて生きているかのような振る舞いを今までしていたことに気づかされた。
    清貧思想というのもどこかである。清貧ではなき、清豊。意識していきたい。
    物事を投資という目線で見ていくと、世の中変わるということを学んだ。真面目な会社を見極め、しっかりと応援していけるような投資を心がけていきたい。


  • 本を通して、真面目とは何か考えさせられた。
    筆者は、「真面目とは、本気であり、真剣であり、誠実であること。そして、"本質とは何か"をしっかり考えること。」であると定義付け、ただ単にルールや指示を遵守するだけではないということを繰り返している。

    他に印象に残った言葉として、「相手に変わることを期待するのではなく、自分から変わる」という言葉があった。
    その通りだと思うし、自分も周りにプラスの影響を与えることが出来る人間になりたいと思った。

    そして、お金や地位よりも友達を大切にしたいと改めて思った。人との関わりの中でこそ幸せを感じられると思うし、数字や肩書きばかり追い求めていると、味気ない人生になるのではないかと考えたからだ。

    お金がリターンの中の1つの要素に過ぎないことを理解出来たので、正しくリスクと向き合い、筆者のように、明るい未来を作ることを目的に投資出来たらいいなと思う。


  • お金についてあまり考えてきていなかった。

    お金に縛られた生活をしていたんだなと、、。
    改められる部分が沢山あった。

    寂しい気持ちをしっかり受け入れる。
    直面することから逃げないという言葉が
    心に響きました。

    かなり現実逃避をしたり、考えないようにしているなと、客観的に見ることができました。

  • 【1.読む目的】
    ・お金と投資について理解を深める

    【2.気付きや気になった点、面白かった点等】 
    ・ありがとう習慣
    ・出費・消費行動を記録し、意識する
    ・本来あるべき金融教育とは、働くことに価値があり、労働の延長に利益があり、その将来期待が会社の価値を形成してることへの理解
    ・会社はどうあるべきか、を語る企業たれ 
    ・清貧→清豊
    ・長期的な人間関係を築いて人に奉仕すること
    ・スタートトゥデイの社是は「カッコいいこと」←これがかっこいい
    ・責任は俺が取るけど、成果はお前にやる
    ・プロダクトオリエンテッド→ミッションオリエンデッド
    ・エネルギー=情熱×行動×時間×回数×知恵×体力×お金×運
    ・お返し=プロダクト×感謝×成長×経験×お金
    ・投資=資産×社会×こころ


    【3.感想】
    ・面白かった&筆者の言いたいことは伝わってきたけど、精神論と抽象論が多かった気がする。
    ・清貧ではなく清豊を目指すというのは共感。

  • 「お金を使って何をするか?」
    「お金を通して何を考えるか?」
    日本人はお金を貯め込むことは好きですがお金を使ってどうしたいか考えてる人が少ないと書かれています。

    「新しい付加価値を生み出すこと」
    「新たな雇用を生み出すこと」
    「社会を活性化し豊かにすること」
    儲けたお金や余っているお金を社会に還元することは世界では当たり前のことです。

    本来あるべき「金融教育」とは
    働くことに「価値」があり
    その「価値」ある労働の延長に企業の「利益」があり
    その「利益」の将来期待が会社の「価値」を形成している
    と理解することです。
    日本で「金融教育」といえば「マネーゲーム」に早い頃から慣れることとされているようです。
    しかし世界では「金融教育」の本質が違うといえます。
    「金融教育」がしっかりできていないので「投資」への理解が深まらないといえます。

    「投資」とは今この瞬間にエネルギーを投入して未来からお返しをいただくこと
    エネルギー=情熱かける×行動×時間×回数×知恵×体力×お金×運
    未来からのお返し=プロダクト(モノやサービス)×感謝×成長×経験×お金
    と本書には書かれています。

    投資の最大の目的は「明るい未来」を作ることと書かれています。
    僕はいま子供達の未来のために「投資」をしています。

  • 資産運用のプロがお金とは?を語ってます。
    この本はお金儲けの前段階の話で日本人がどのような価値観でお金と付き合っているのかとか社会背景を踏まえてお金を稼ぐ使うこと見つめる感じ。

    ペットボトル代150円は誰に影響するのかから考えていい消費者になることによって金銭以上に得られるもの、マジメに働くこととはただルールを守ることではないよね、NPOに向かう人ほどお金が降ってくると思ってるけどお金を工面するのが一番の仕事で嫌になって辞めちゃったりするけど、そんなに嫌なことなのかなってのはちょっと思うところあったなー。
    ソニーの失敗で明確になった日本企業の不真面目さとか未来の話ができない社会貢献ができない株価を下げた日本経団連のメンツ、失われた20年を作ってきた大企業の責任を問えない社会については問題定義が厳しくて面白かった。

    お金、経済、仕事、会社から多面的に語られるお金とは何かを考えるのは生き方を問われる今の時代にこそやるべきだな。

  • お金と投資の正論が書かれています。経済は互恵関係であり、お金を使うことは社会貢献活動であるとしています。

    言いたいことは分かるのですが、説明は乱暴です。一面を切り取って語っていると感じる点があるため、眉につばをつけたくなりました。著者は投資家ですからお金を貯め込むではなく回していく必要があるので、このような本を出したのではないかと思うほどです。

    https://www.kakimemo.com/book-report-fujino-hideto-toushika/

  • 若い人に読んでもらいたい。お金のこと、会社のこと、働くということ、そして人生。素晴らしい考え方が本書の中にはちりばめらている。少し綺麗事すぎる感じは受けたが、私も改めてお金のことを考えるいい機会になりました。

    ただ、穿った見方かもしれないが、筆者の仕事が投資信託に関わる物なので、どうしても狭義の意味での投資の勧めになってしまっている点は気になった。
    それこそお金の使い方は個人に任せられているので、タンス預金だろうが、低金利の銀行預金だろうが、周囲がとやかく言えるものではない。金融リテラシーを持ち出して、そう言った人々の行動を批判できるものではない。

    もしかしたらデフレが現在より進み、結果としてそう言った人たちが笑うかもしれないのだから。

    本書の中で一番目鱗だったのは、ブラック企業についての考察であった。

全331件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

レオス・キャピタルワークス株式会社;代表取締役社長・最高投資責任者
1966年富山県生まれ。1990年早稲田大学法学部卒業。国内・外資大手投資運用会社でファンドマネージャーを歴任後、2003年レオス・キャピタルワークス創業。主に日本の成長企業に投資する株式投資信託「ひふみ投信」シリーズを運用。JPXアカデミーフェロー、明治大学商学部兼任講師、東京理科大学上席特任教授。一般社団法人投資信託協会理事。近著に『お金を話そう。』(弘文堂)、『投資家みたいに生きろ』(ダイヤモンド社)、その他『投資家が「お金」よりも大切にしていること』(星海社新書)、『投資レジェンドが教えるヤバい会社』(日経ビジネス人文庫)など著書多数。

「2020年 『ゲコノミクス 巨大市場を開拓せよ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤野英人の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
エリック・ブリニ...
佐々木 圭一
伊賀 泰代
有効な右矢印 無効な右矢印

投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書)を本棚に登録しているひと

ツイートする
×