- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061385221
作品紹介・あらすじ
『ソラリーマン』『スクールガール・コンプレックス』などで知られる写真家・青山裕企さんが全力で伝える写真の楽しさ!
感想・レビュー・書評
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楽しい!楽しい!楽しい!
わくわくが止まらない、本でした。
スクールガールコンプレックスやソラリーマンのきっかけやロマン、
著者の生い立ちを知ることができて、
写真集をながめたときに、著者の視点や感じ方を考えながら、見ることができた。
本の構成も面白いし、写真を撮りたくなった!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
写真家を目指すわけでもない私たちにとって、写真を撮ることの意味は何なのか、自分の写真を見つめ直して考えて、また写真を撮ることの意味は何なのかを書いてくれている、という点で面白い本だった。
本の内容のほとんどは、青山氏の自伝である。それはそれで、おそらくほとんど同じような時期に筑波大学に入学して、同じような時期にモラトリアムな葛藤を経た末に転学したり、大学に行ったりいかなかったりしていた私にとっては、ヒリヒリしつつも面白い。が、おそらくこの部分は賛否が分かれるところだと思う。実際、レビューには否定的な意見もある。
しかしこの自伝的な部分が、青山氏にとって、写真をとることの意味そのものだというところが、新しいのではないか。
つまり、他者のために写真を撮るのではなく、自分を見つめ直すために、自分が前に進むために写真を撮ってきた、ということ。そういう写真の意味があることを、この本は教えてくれている…と私は思う。 -
「ソラリーマン」「スクールガール・コンプレックス」の作者が書いた本。「僕は写真の楽しさを全力で伝えたい!」ってことだけど、それは著者の経験に基づく自分語りなので、そこに共感できなければ伝わることも伝わらない。写真が中心というより「自分は写真でこんなに変わりました!」という内容なので、写真と直接関係ない作者の人生について書かれている部分も多く、なんか期待していた内容と違う。まぁそうなんだね、と思って終了。先に菅原一剛さんの「写真がもっと好きになる。」を読んでいたせいもあるかと。写真を深く知りたいならこっち。
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カメラで写真をいろいろとるようになってまだまだ日が浅い・・
感覚で写真を撮ることが非常に多い私は、時として、楽しんでとっているのかなと考えてしまうことも
あり・・
この本を読んで、写真の楽しさを再認識・・・
素人として写真に向き合う一つのポジションを見た気がします。 -
<u><b>シャッターを押せば人生は最高にカラフルになる!!</b></u>
帯に書いてある言葉に共感して購入。
中身は、著者の自伝(自分史)なのだが、合間合間に
作品も入っていて見ていて飽きない。
本当にその時々の気分って写真に現れてくることを、
著者の人生史と作品を見て行くことで教えてくれる。
この本にも出てくるのだが、『カメラは撮る人の視点が如実に表れる…』とのこと。
同じ景色を見ても人それぞれ本当は見ている視点が異なるのだ。
その一場面を瞬間的に切り抜く。
そこに撮る人の個性や見る人に伝わる想いがある。
だからカメラは面白いと僕は思うのです。
思わずカメラを持って出かけたくなるそんな一冊です。
<blockquote><b>【内容紹介】-Amazonより-</b>
シャッターを押せば、人生は最高にカラフルになる
僕は、二十歳の鬱屈とした旅の途中で写真と出会い、その魅力に取り憑かれた。自分に自信が持てず、人付き合いが苦手な僕でも、指先に少し力を加えるだけで、世界を切り取ることができる。人を楽しませることができる。それは僕にとって、革命だった。モノクロな人生がカラフルに変わる一瞬だった。写真は、うまくキレイに撮ることだけが楽しいんじゃない。センスがなくても、知識がなくても、技術がなくても、お金がなくても、カッコ悪くても、どんなカメラでも、どんな人でも、どんな状況でも、シャッターを押せば、あなたの人生も最高にカラフルなものになるんだ! そのことを僕は、この本を使って全力で伝えていく。間違いなく写真が楽しくなることを保証しよう。今よりもっと! ずっと!!
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写真を通して自分の視線の癖を知るということができるというもの。人物/風景や寄り/引きなども含めて気付き、外してみると世界が広がる。
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リアル8゜ぱちを作ることを進めている。写真の選び方、構成の仕方の勉強になりそう。
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レビュー省略
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タイトル通り、筆者は写真が好きで好きで仕方がないんだなと分かる本。筆者は「スクールガール・コンプレックス」の人。写真と共に過去を振り返りながら、半自伝的に自己と写真のことを語る。掲載されている写真にあまり興味が持てなかったが、筆者が写真を好きなことは伝わってきた。
ボタン一つで誰にでも撮れるけれど、だからこそ一人一人違うものが、視点の違いが現れる。筆者はミニ写真集の作成を勧めており、それを周りの人にあげれば喜ばれると言うが、私は素人の自己満足で撮った写真を貰っても嬉しくない。年代的に、筆者の学生時代はまだデジカメもケータイもなかっただろうから、わざわざネガしないといけないお金がかかる写真というのを無料でくれるのは喜ばれたのだろう。解説されればテーマは分かるが、写真自体に感化はしなかった。元々写真が好きな人が読めば共感するのかも? -
写真を撮るやる気や勇気は湧いてくる。