年収150万円で僕らは自由に生きていく (星海社新書)

  • 講談社
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本棚登録 : 718
レビュー : 113
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061385283

作品紹介・あらすじ

お金がなくても人と人が直接つながれば、できることはたくさんあります。今やソーシャルメディアを使いながら、年収150万円でも幸せに生きることが可能になってきているのです。年収と幸せは比例しません。お金の呪縛を解きましょう。本書は、高度経済成長もバブル経済も知らない86世代の著者が書いた「"脱"お金のススメ」。

感想・レビュー・書評

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  • お金という価値観を0から変える自己啓発?本。 均等にみんな一緒ではなく、お金至上主義を捨て、得意なことプラスアルファで自己満足度を上げて生きていくことについて書かれている。
    仕事、に留まらず様々な活動が社会の問題の何を解決するのか、という視点に立つこと、その過程でシェアリングと人とつながることのか価値がよく解説されている。
    万人ができるわけではかいかもしれないけれど、自分が考えていることとリンクする部分も多く、励まされたような。
    ただ、教育の視点においてはやや説得力が不十分か。何でも自己責任、モチベーションの問題でもあるので致し方ないのかも知れない。

  • お金はあくまでも結果論。
    直接的な社会との関わりをしていくことで、人とのつながりを得ることがこれからの時代は大切になってくる。
    「お金があるから豊か」ではなく、「自分の周りにはたくさんの人とのつながりがあるから豊か」なのだ。

    TEDのオススメ
    サイモン・シネック
    「優れたリーダーはどうやって行動を促すか」
    イタイ・タルガム
    「偉大な指揮者に学ぶリーダーシップ」
    セス・ゴーディン
    「我々がリードする部族」

  • 年収150万で無理して生きていこうというのではなく、普通に暮らした最低限の経費が150万で、それでも十分楽しい生活が遅れるということ。

    昔はお小遣い500円でもっと欲しいと言い、高校生の頃は5000円で足りず、今は月20万でもなくなる。多くの所得を得ている人はそれだけ忙しく働いているということだし、楽してお金持ちになれる希望はない。

    とすると、今はお金より人との連帯。例えば九州に旅行に行くのに、泊めてくれる知り合いがいれば宿代が浮く。といったように、人間関係の豊富さが必要経費を下げることがある。

    お金は必要だが、必要な額以上持っていてもそれに比例して幸せも大きくなるかというとならない。

  • いろいろ叩かれているみたいなのだけれど、まともな内容だと思う。
    「年収150万円」とか「自由に生きる」とかは内容と関係なく、内容と関係がないタイトルにしてしまったのはどうかと思うけれど。

    ポイントは「お金を相対化しよう」ということにあるのだろう。

    お金はそもそも交換レートなので相対的なものだったのに、社会の発展によってあまりにも分業が進んでそれぞれが距離的に離れてしまったので、物理的な問題が大きくなり、お金がないと欲しいものが手に入らなくなった。
    お金がないと欲しいものが手に入らないので、お金が絶対的に必要になる。

    けれど、「別の交換レート」を使って、欲しいものが手に入る状況になれば、お金を相対化できる。
    何かを手に入れるには「代わりの何か」が必要だけれど、それはお金である必要はない。
    「お金でしか手に入らないもの」もあるし、「お金では手に入らないもの」もあるし、お金でなくても手に入るもの」もある。
    そういう状況で、「お金しかない」というのはそれほど良いものではない。

  • 「脱お金」をテーマに書かれてた本。筆者のように自分が稼ぎたい分だけ働いて他の時間を自由に使うことができる人というのは今はほんの一握りで、一般の人たちはお金を稼ぐことを第一に考えて仕事をしているのが現状だろうけど、今後筆者のように考える人は確実に増えてくるのでは。でも必ずしも筆者の働き方が正しいというわけではなく、働く理由は人それぞれであって、僕自身も仕事をすることによってそこそこお金を稼いでいろんな世界を見てみたいと考えてる。筆者はお金がなくとも積極的に社会参加することで十分楽しめると言っているが、現代社会はお金が回ることで様々なサービスが誕生し、細分化され、そして洗練されていっているので、それを受けないのはもったいない気がする。お金を払うことで自分では作れないおいしい料理を食べることもできるし、スポーツを観戦して感動することもできる。他にもまだたくさんできることがあるが、ようはお金の使い方に問題があるのでは。何でもお金に頼っていると筆者の言うように「人とつながらないための免罪符」としてしかお金が機能しなくなってしまう。なるべく自分でできることは自分でやり、困ったときやちょっと贅沢したいときにお金を払ってサービスを受ける。あたり前のことかもしれないが、お金の使い方なんて普段あまり考えないことであり、この本はそんなことを考える良い機会を与えてくれたのでよかった。

  • 総論賛成、各論・・・懐疑?ちょっと行き過ぎて、そこまで断言したり確実視することはできないかもな、と思うところはありますが、それでも総論としては賛成です。

    ものごとの前提になっていることの「そもそも」を問うということに、この著作の第一の価値があります。

    お金って、経済的な物質的な豊かさって、そんなに大事ですか?なんのために働くんですか?貧乏を前提にすることで見えてくる価値ってありませんか?という考え方をすればするほど、利他的になり、人とのネットワークの大切さが明らかになっていくよね?という過程が解説されています。

    一個人の考え方として、大いに参考となる価値観・人生感でした。こういう議論に難色を示す方々が数多くいらっしゃるだろうということは想像に難くありませんが、じっくり耳を傾けてみると、意外な納得があるかもしれません。

    反対意見の代表的な理由は、こういった価値観の精神的な部分に対するなんとなくの嫌悪感か、経済に与えるマイナスの影響の懸念ではないかと推察されます。賛成派と反対派の間には、刺激的な議論が期待できそうですね。その議論の中から、もっと素敵なアイデアが生まれたりするかもしれません。

    著者の意見を鵜呑みにすることなく、一方で日々の生活の中で何らかの形で活かしていきたいと思いました。

  • お金とは人とつながらないための「免罪符」という部分、

    父親が病気になった時、周りの人の親切に本当に助けられた。
    介護って、お金では買えないものが必要すぎる。それをお金で全部やろうとしたらとてもとても・・・長生きはリスクにしかならなくなる。

    内容は若者向けだけど、私世代でも共感できる箇所がたくさんありました。

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  • 2016年79冊目
    著者のイケダハヤト氏は大学を出てそこそこ立派な会社に勤めていた。
    しかしその会社は巨額の赤字を出すことになる。それでも給料がはいってくることに危機感を感じない周り社員達に疑問をもつ。
    一方、わずかな年収のために多くの時間をついやすサラリーマン生活にも疑問をもち、ベンチャーに移るが結果的には独立の道を選ぶ。

    その時に考えたのが人はいくら稼げば生活ができるのかということ。
    本書では会社を飛び出してどのように稼げるか、学べるか、そして少ない収入でもどう人生を楽しめるかということを著者の体験を通じて紹介している。

    いまや、普通に会社勤めをしても一生安心という仕事はなくなってきている。
    たとえば今の時代だと地方銀行などもかなり厳しい時代である。
    本書を読むと今後このような考え方をする若者が増えていくだろうと感じさせられた。

  • 【No.170】「不器用で屈折しているかもしれませんが、自由を売ってまで月給をもらうなら、不安定でも貧乏でも、僕は自分の人生になるべく多くの裁量を持っていたい」「皆さんが蓄積してきた知識や、日々直面する体験の数々は、”柵の外”につながるための、生きていくための重要な資産となります」「信念や根拠を持って何かを断定すれば、必ず賛否が生まれる」「問題意識はこのように”過去の体験”に根ざしている場合も、”自分が持っているスキル”に根ざしている場合もあります」

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著者プロフィール

プロブロガー。中学生の頃、個人ニュースサイト「nubonba」を運営。コンピュータ・インターネット関連情報誌「ネットランナー」で連載を持つ。大学卒業後、大手メーカー企業、ITベンチャー企業を経て、社会人3年目にフリーランスとして独立。ブログ「ihayato書店」「イケハヤマガジン」を中心に、若者世代の価値観から様々な問題提起・情報発信。その他、講演やコンサルティング、NPO支援なども行っている。

主な著書
『なぜ僕は「炎上」を恐れないのか~年500万円稼ぐプロブロガーの仕事術~』(光文社新書)
『ブログエイジ──イケダハヤトのブログ農耕ライフ』(未来系レーベル)
『武器としての書く技術』(中経出版)
『旗を立てて生きる──「ハチロク世代」の働き方マニュフェスト』(晶文社)
『年収150万円で僕らは自由に生きていく』(星海社新書)

「2014年 『仏教は宗教ではない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

イケダ・ハヤトの作品

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