「デキるふり」からはじめなさい (星海社新書)

著者 :
  • 星海社
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感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061385313

感想・レビュー・書評

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  • 人間関係、お金、勉強、恋愛などの点から、今日から実行可能な「デキるふり」を紹介する本です。先に言っておくと、この著者の本を既に読んでいる人には目新しい内容ではないと思います。例えば、他の本での「成功者は満員電車に乗らない」という主張を「成功者のふりをして満員電車には乗らないようにしよう」と言い換えるように、この本は「ふりをする」という観点でまとめられています。ただ、本当に今すぐにでも実践できるような「ふり」がたくさん載っているため、まずは試してみるのがいいと思います。

  •  『人生って、それに早く気づいた者勝ちなんだ!』を読み、書かれているようなことを意識すれば、人生が違ってくるかもしれないと思いつつ、千田琢哉さんの本は、もうこれだけでいいかな。と考えていたのだが、『デキるふり…』は、あの星海社から出ているということもあり、どこか違うところがあるかもしれないと期待して読んでみた。結論から言うと、それほど異なるところはなかったが、凡人とは異なる視点を持っているからこそ見えることを知ることが出来る。周囲の人に安易に同調せず、著者のような視点から物事を見ることも必要なのだと思う。

     「本を手にした瞬間にグィッと折り目をつけてしまう。その『2秒の儀式』が終わるとあなただけの本になる。」ということが書いてあった。

     ちょっと曲解かもしれないが、やはり、デキる人は、できない理由を探すのではなく、デキるためには何をすれば良いかを考える人なのだと思った・

     千田琢哉さんの言いたいことはそれほど多くないのかもしれないが、切り口を変えることで誰にでも分かりやすく示してくれている。

  • 気が付くと著書を何冊か読んでて、全部同じ本屋で購入していたので、次回は著者名もチェックして買おうと思った。当たり前なんだけど、やってない事が沢山あると思うので、自分がどれだけできてるか、チェックシートがわりに読むとちょうど良い。

  • いつもふにゃふにゃしている私も、形から入ってみようかしら。「頭がいい人はチンタラ歩かない」うーん、耳が痛い!笑

  • 星海社新書の前作と似たテーマが多いものの、言い方や具体例が変わっていて分かりやすいです。
    あいかわらず読みやすい本で、30分あれば読み終わります。

  • 成功・夢を叶えるために、「デキるふりをする」「叶ったように振舞う」ということを思っていた。

    そんな時に、この本を見つけた。では、具体的に「何をデキるふりをすればいいのか」がこの本には書いてある。

    ○デキる人に嫉妬しない。
    ←相手を陥れて、自分の地位が上がったなんて勘違いだ。何一つ変わってはいない。

    ○自分よりデキる人と仕事をする。
    ←自分のマインドを簡単に引き上げてくれる。セルフイメージを高い方へやる。

    ○タイプが似ている人のデキる人を真似する。

    ○デキる人は無言で職場に入ってこない。
    ←爽やかな挨拶を。

    ○デキる人はいやいや謝罪しない。
    ←謝罪でも相手を感動させられたら人として本物だ。

    ○デキる人は~がないから無理とは言わない。
    ←「~があればできます。」と、常にできることを考えている。

    ○デキる人は短気だが、怒らない。
    ←短気は感受性が強い証拠。怒っていては冷静な議論ができない。

    ○批判に対してグチグチ悩まない。
    ←批判こそ成長のチャンス。

    ○お金持ちはお店を無言で出ない。
    ←店員よりも早く「ありがとう」と感謝の言葉を言う。

    ○頭がいい人はつるまない。
    ←一人の時間を成長の時間としている。

    ○頭のいい人は本をきれいに扱わない。

    ○頭のいい人は基礎を疎かにしない。

  • 太い文字で言葉が書かれており、そのあとに解説があるという本。簡単に読めてしまう。

    しかし、物事の本質を捉えているとおもう。出来るにはまずできる人の真似から始めるという姿勢は(学ぶ)という語源、真似ると同じなのではないかと思う。出切るようになるには、モテるようになるには、その人と自分との違いに目をむけていくことが必要であり、真似るのが手っ取り早いのだ。

  • ・聞かれもしないのにアドバイスしない
    ・決断に時間をかけない
    ・批判されることを喜ぶ
    ・お店の人より先に「ありがとう」と言う
    ・一人の時間をつくる
    ・スタスタ歩く
    ・「初歩」にこだわる

  • 僕も形から入ることは重要だと思っているので,すんなりと納得できることが多かったです。

    「死ぬまで勘違いし続けたら、それは現実だ。」(p.250)

著者プロフィール

愛知県生まれ。岐阜県各務原市育ち。文筆家。東北大学教育学部教育学科卒。日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。コンサルティング会社では多くの業種業界におけるプロジェクトリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって得た事実とそこで培った知恵を活かし、“タブーへの挑戦で、次代を創る”を自らのミッションとして執筆活動を行っている。著書は本書で180冊目。音声ダウンロードサービス「真夜中の雑談」、完全書き下ろしPDFダウンロードサービス「千田琢哉レポート」も好評を博している。

「2024年 『29歳までに知っておきたかった100の言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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