決断できる人は2択で考える (星海社新書)

著者 :
  • 星海社
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本棚登録 : 139
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061385344

作品紹介・あらすじ

2択で考える「2択思考」は頭の漢方薬
「2択で考える」と聞くと、いわゆる「究極の選択」のように思われるかもしれません。かけ離れた対極のモノをどちらか選ぶ、というデジタルな考え方なのではないか、と。しかし実は正反対で、とてもアナログ的な思考なのです。「2択で考える」というのは「俯瞰してみて、まずは2つの方向にわけてみる」「長いヒモから境目となる場所を選ぶ」そんなイメージです。2択で考えられるようになると頭はクリアになり、好きな物を本能的に求めるようになり、なによりストレスがなくなります。ライフハックのように即効性はないかもしれませんが、整理整頓して考えることで思考の公式として定着する「頭の漢方薬」なのです。

感想・レビュー・書評

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  • 全編にわたり、「上手に2択する」方法論を語っている。なので、8割がた事例集のような感じ。学べる考え方は少ないが、自分に足りない視点だったので有り難い。

    「選べない」は、選ばなかったことを選択したのだ。

    <アンダーライン>
    ★★★★★
    私たちは生きている限り、死ぬまでずっと「生きるほう」を選び続けています。

    ★★★トーナメントは勝っているものを残す作業ではなく、負けている方を落とす作業
    ★★★2択の基本は「似て非なるもの」
    ★★★オフとは「マストな案件がまったくない」こと

    ★★★★★
    まずは今、「決めるか」「決めないか」を決めること

  • 逃げ場を作ると人は決めなくなるというのが印象的

  • 文字通り、決断できる人は常に二択で物事を考え、その上でどちらかを選ぶことを実践しているということを説く一冊。

    言ってることはその通りだと思うけど、有名とは言えない著者自身の体験が多く、かつ主観が伴っているので、役に立つかは?

  • 決められないのはそもそもの基準がないから
    2択はいい悪いではなく、好き嫌い
    それをなぜ好きかを分析する
    意識し、考え、分析を繰り返すことが正しい決断につながる

  • 2016/09/01
    移動中
    2択に移動させる。これは思考的には可能なことだと思う。何でも二元論で考えてしまうのとは違って、まずは一つ選択するをはめる。一歩目って感じだ。

  • 迷うのは、自分の好みがよく分からず、決断できずにぐるぐる思考に陥っているから。選択肢がありすぎるときは、ある観点にかなうかどうか自分で基準を設けてトーナメントのようにふるいにかける。決める時には即決し、決めた決断に迷わない。失敗を恐れず即決する場数を踏み、失敗は後悔せず反省して次に活かす。どちらでもよいと思わず、常に何事も意識して自分で選択するとよいそうだ。成程。流されずに主体的に選択していこうと思った。

  • 日々の生活で、色々な選択をしていますが、場合によってはそれが難しく感じることも。そんな時に、もっとシンプルに決めることで、その負担は軽減される。2択という選択肢を決めれば、どれだけスムーズになるか、著者自らの体験を踏まえた書かれた一冊。

    日ごろから優柔不断と感じる人には、一読して損はない印象。

  • 決断を早くして損をすることはほとんどない。メールの弊害>電話下手。主張は理解できるが、冗長すぎる。201409

  • この本を読んでいてわかったことでとてもためになったことがあった。

    一対比較(二択)っていうのは、
    「2つの中から1つのものを選ぶこと」ではないのだ、ということ。
    「ある問題を2種類に分割して、どちらかを選ぶこと」なのだ。

    例えば4つあるもの中から1つを選ぶとき、
    まずは予選、次に決勝、みたいにしなきゃいけないわけではない。
    3つが似ているのであれば、
    ・3つの中から選ぶ
    ・もう1つの方を選ぶ
    の2択をまず考える。
    その上でまたどれがいいかを、先ほどより少し細かく考えることができる。

    シンプルな構造として問題を捉えたり、自分を理解してやることは結構難しい。
    でも、この本はきっとそういった悩みの一助となってくれるはずだ。

  • 素早く決断していくために、シンプルに2択で考えていく。グルグル、ダラダラ決断しないのは、確かに無駄だし疲れるよな~。

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著者プロフィール

いしぐろ・けんご
◉著述家。1961年金沢市生まれ。叔父がシベリア抑留体験者。
映画化された『盲導犬クイールの一生』(文藝春秋)をはじめ、
『2択思考』(マガジンハウス)、
『分類脳で地アタマが良くなる』(KADOKAWA)、
『7つの動詞で自分を動かす』(実業之日本社)、
短編集 『犬がいたから』(集英社)など著書多数。
編集者としても『日本は、』(G・D グリーンバーグ/彩流社)、
『ナガオカケンメイの考え』(ナガオカケンメイ/新潮社)、
『読む餃子』(パラダイス山元/新潮社)など、
手がけた書籍は200冊以上。

「2016年 『シベリア抑留 絵画が記録した命と尊厳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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