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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784061385405
作品紹介・あらすじ
「ラノベ」も「文学」も、キャラクター小説である
「人は何故、小説家になりたいのか」「スニーカー文庫のカバーイラストは何故、アニメ絵か」「『オリジナリティが欠けている』とはどういうことか」……。全十二講に及ぶ挑発的な「ラノベ」=「キャラクター小説」の「作り方」を通じて、ゼロ年代の「文学」の可能性を追求した不滅の文学入門書、星海社新書に登場。補講「もう一度、キャラクターとは何かを考える」を書き下ろし。
みんなの感想まとめ
キャラクター小説の書き方を深く考察した本書は、ライトノベルやアニメ、漫画のキャラクターを中心に据えた物語創作の魅力を探求しています。著者自身の創作経験をもとに、物語を作る際の具体的な視点や技術が豊富に...
感想・レビュー・書評
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ラノベ評論の本といえる。まあそれはいいんだが、中で「木更津キャッツアイ」をレンタルしてもみろというのだが、近所のTUTAYAがなくなったのでどうしようか、と思っている。アマプラは映画しかないし。
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【どんな本?】
キャラクター小説とは今で言う「ライトノベル」のこと。
アニメや漫画のキャラクターを中心とした小説の書き方の考察を筆者なりにまとめている。
【まとめ】
著者は実際に自分で作品を描いている方。
そのため、どんな感じで物語を作るのかを考察している。
物語を作ったことが無い人にとって目からウロコの話が多く、特に「欠けたものが回復する」視点と、「場面」の考え方は、物語を作る上で無くてはならないものだと思う。 -
神は細部に宿る
細部には主題・テーマを宿す
この言葉だけで読む価値があった
世界観の作り方・説得力について学べた -
所謂ハウツー本ではなかった。。発見もあるけど特に後半主観入りまくりでしんどいし知らんがなって感じでした。
自著の宣伝しすぎ。 -
2018.12.11
ハウツー本というより論文 すごいおもしろい! -
文学の新しい境地を見せられた
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小説を書いてみたくなったので、本書を手に取った。大塚英志は、他の著書でも似たような内容を展開しているが、才能の無い人でも小説(漫画)らしきものを作れる方法論を研究し、それを紹介している。
設定や場面ごとのカードを整理し、並び替えたりして破綻の無い物語のゴールを切る方法や、昔話や民話から「構造」をパクって自分の話にする方法など、具体的にどうすれば才能が無くてもお話が作れるかが書いてあり、勇気がわいてきた。
この勇気がわく感覚は何かに似ている、と思って、なんだろうと思い出してみると、それは高校1年生のときに、初めて親に秘密でホームページを作るためHTMLやCSSの本を買い込んで読んだときの、「これなら自分にもできるのではないか」という感覚だった。
ホームページ作りも、小説作りも、どこか小学生の秘密基地づくりと似て、自由の象徴(自分の王国)を工作していく試みであるという辺り、どこか相通ずるところがあるように思う。ぼくはホームページ作りは、連日徹夜したりして大変のめり込んだものだが、こういうのは最終的に泥臭い作業も厭わないなにかリビドーみたいなものがものを言う世界なのだと思う。 -
著者の描いた漫画『サイコ』を振り返っている部分は面白くない。
それ以外の「スニーカー小説」を書くために書かれている部分は面白い。 -
小説の作り方というよりは、キャラクターとは何か、小説とは何か、ということがテーマであるように感じました。小説に限らず、映画や漫画などストーリーやキャラクターが作品の評価に繋がりやすい時代に、改めてストーリーやキャラクターの役割(存在意義?)を著者は考え直そうとしていると解釈しました。「ストーリーメーカー」、「キャラクターメーカー」、「物語の体操」など著者の他の本も併せて読むと分かりやすいと思います。というより、僕は上記3冊とこの本を読んでやっと著者の言いたいことが少しだけ分かってきた気がします。
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文字通り、コバルト文庫などのキャラクター小説について記述した一冊。
キャラクター小説というとあたかもオタク向けという感じだが、そうでなく私小説からの連綿とした系譜について丹念に綴っており、勉強になった。 -
前半部分は創作教室、後半は文学論という構成。
『キャラクター小説の作り方』というタイトル通り、「スニーカー文庫のようなもの」を念頭において、どのように創作していくか、類型的なキャラクターを使ってもそのキャラ付けに説得力を持たせるか、という解説や、場面毎にカードを作ってそれを並べて行くという手法などは興味深かった。
後半の文学論ではいわゆる「スニーカー文庫のようなもの」と言文一致体、私小説などが比較されている。9.11のテロの喧噪の中に潜んだ「物語を求める感情」などの件は興味深い。 -
題名から稚拙な本に見えるかもだけど、この本結構深い。9.11を「まるで映画みたい」と思った人々の、次への物語性へ期待を利用して政治が動いた事を言及するとことか。
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新しく書かれた補講とあとがきのために講談社新書と角川文庫でも持っているのに購入。
そういえば最初に講談社新書で出た当時に大塚さんが『木更津キャッツアイ』褒めてるなあって思ってて、それが後に宇野さんの『ゼロ年代の想像力』でわりと初期の段階で大塚英志が『木更津キャッツアイ』を評価していた数少ない評論家だったと書かれていたなあ、なんてもう何年も前の話だね。
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