内定童貞 (星海社新書)

著者 :
  • 星海社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061385665

感想・レビュー・書評

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  • 広告やIT関係ではたらく筆者が、就活や仕事について遠慮なく記したとされる一冊。何だか気になって読んだ。
    ・「世の中は就職できた人だけ。あなたにも最適な場所がきっとある。」「面接官も同じ人間。怖がることはない。」「面接ではとにかく質問に答える。」「面接官が知りたくなることを答えれば勝ち。」「合否は能力ではなくて相性」(P102) 「就活は実質5つの質問に答える①何が好き②何が嫌い③どんな時幸せ④どんな時に腹が立つ⑤ある程度自分が優れていると思う点」「どこでもいいので内定をとり、自信と余裕を」(P156)などなど納得する。
    この本を読んだからといって就活をするわけでも、人事担当になるわけではもい。単純に読み物としておもしろかった。就活生にも参考になる部分は多いと思う。

  • 「最低なタイトルの本だな」と思って読み始めたが、最後は感動的な終わり方をしていて、現在就活中の人を応援してくれる内容となっている。

  • 言ってる事は大体合ってると思う。
    だけど全てを鵜呑みにはダメだとも感じた。
    就活を怖がらずに頑張ろうと思った。

  • 面接官が味方っていうのは目からウロコだった。面接官もただの人間なんだよね。本当にそれだけなんだよね。ちゃんと覚えてないけどそれは博報堂と中川さんだったから許されたのでは…?というとこもあった気がする

  • ①何が好き
    ②何が嫌い
    ③どんな時幸せ
    ④どんな時に腹が立つ
    ⑤ある程度自分が優れていると思う点(p.141-2)

    面接官が知りたいことは、どちらかといえば、今の自分を形成してきた長年の経験、生い立ち、ライフヒストリーです。一見派手な話であっても、学生時代頑張ったことというのは、最後の打ち上げ花火みたいなものでしかありません。しかも、社会人から見れば、小さな打ち上げ花火でしかない。なんでそんな人間になったの?あなた、ということを聞きたいし、面接官も聞くべきだと思いますね。(p.204)

    そして最大のバカな理由が、「とある環境」が幸せを保証してくれると思うからである。(p.237)

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著者プロフィール

編集者、PRプランナー、ライター
1973年生まれ。東京都立川市出身。大学卒業後、博報堂CC局で企業のPR業務を担当。2001年に退社し、しばらく無職となったあとフリーライターとなり、その後『テレビブロス』のフリー編集者に。企業のPR活動、ライター、雑誌編集などを経て『NEWSポストセブン』など様々なネットニュースサイトの編集者となる。主な著書に、当時主流だったネット礼賛主義を真っ向から否定しベストセラーとなった『ウェブはバカと暇人のもの』(光文社新書)、『ネットのバカ』(新潮新書)、『夢、死ね!』『内定童貞』(星海社新書)など。無遠慮だが本質を突いた鋭い物言いに定評がある。

「2020年 『意識の低い自炊のすすめ 巣ごもり時代の命と家計を守るために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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