- 本 ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061385917
作品紹介・あらすじ
まさに黄金期、ビールを飲まないのはもったいない !!
いま、日本のビールは黄金期を迎えつつあります。次々と新たなクラフトビールが登場し、味の多彩さと高いクオリティで世界を驚かせています。また、大手メーカーのビールも海外の名だたる賞を受賞し、更に個性的な新商品を次々とリリースしています。「とりあえずビール」でよく飲まれる黄金色のビールだけがビールではないのです。今や、毎月のようにビールイベントが開催されたり、コンビニでもクラフトビールを手軽に購入できたりと、これまでになく多彩で美味しいビールを手軽に味わえる環境が整っているのです。この流れに乗らないのは非常にもったいない! 本書を片手に、めくるめくビールの世界へと飛び込みましょう!
感想・レビュー・書評
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面白かったしわかりやすかった。ただ覚えきれない。ホットビール、試そうと思ってまだ試せていない。
とりあえず、ビールにとって泡が大切な理由がよくわかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いろいろな外国ビールを飲んでも酔っ払って、何も覚えてない状況でしたが、勉強になった!!!
興味を持ったので近くの酒屋でエールビールを9本ほど調達!勉強するで~
ビールの分類やどう飲めば良いのか、どんなお店が良いのかなどなど、広く浅く素人向けに書かれた良本でした!
人生の幅を広げてくれたこの本に感謝。
後日再読で復習要。
世界中で大流行中のIPA(インディアペールエール)今晩飲もう。楽しみ~
アザミユウコさんの絵も可愛くてGood! -
ビールってこんなに好きになれるんですよ、ということを教えてくれる本。
白熱、とあるだけあったビール愛がすごい。とはいえ、内容はビールの種類から作り方、注ぎ方など結構体系的かつ網羅的。ビールが好きな人、ビールに興味のある人にはオススメ。オクトーバーフェストに持っていけば、人気者。
ここ最近読んだ本の中で一番内容が残っている気がする笑
どこで買ったかは忘れた。赤羽の飲み屋さんで読んだ。 -
サイゼリヤでビールを飲みながら読んだ本。
良いビールはエンジェルリングができるという部分の時に、ちょうど生ビールが運ばれてきた。ぐびぐび飲みながらページを進め、読みつかれて、ふとサイゼリヤの安っぽいジョッキを見てみると、見事なエンジェルリングが出来ていた……。
【お酒を造るときの基本的な発酵原理は、「糖分をアルコールと二酸化炭素に分解する」です。従って、どうにかして糖分がたくさんつまった麦汁を用意し、発酵させなければなりません】【製麦工程では麦を麦芽にし、成分が良く溶け込むように粉砕します】【仕込工程ではそれをお湯に溶かし、でんぷんを糖に分解し、不純物を取り除き、発酵にとって理想の環境を整える】ビールの作り方は麦を麦芽にして、アミラーゼででんぷんを糖化し、そのあとに発酵させる(アルコールと二酸化炭素に分解する)という二段階になっている。麦に水を撒いて麦芽にして焙煎。麦のでんぷんを糖にして、ろ過。ホップを加えて煮沸。できた汁を冷却して、酵母を加える。糖がアルコールと二酸化炭素になり、そこからまたろ過をして品質を安定させて出来上がり。
ビールと言えば、冷やせばいいとか考えていたがそうでもないこととか、グラスの汚れがないことが美味しさや泡にとってとても重要であること。グラスを冷やすのに一番いいのは冷凍庫や冷蔵庫に入れるのではなく、「氷水を入れてかき回す」というのは面白かった。今度からそうします。あと、やっぱり缶から直接よりは、グラスに注いだ方がいいのね。
その国のビールとその国の料理はあわせたほうがいいとか、そのビールの適温はアルコール度数+2度くらいが良いという裏技とか、あとこの人の著書に必ず出てくる「客の事を考えている店は水を出す説」は今回もあった。できることなら飲んだ量の1.5倍の水を飲もうとある。
ビールの美味しい注ぎ方として、最初は泡を九割くらいになるようにして、それから泡をこわさないように二度目を注いで、泡とビールの割合が4:6くらいになったらまた注ぎ、3:7にする三度注ぎが良いという。
「その店のビールが美味しいかどうか、まずはグラスを見よう」というのは分かりやすくてありがたい。
このシリーズは、客が、いい店かどうかを見抜くための、参考になるヒントがいっぱいあって便利。ただし、それを店内で言葉にしたりするのは野暮。 -
ビール好きを名乗るなら必読。
著者プロフィール
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