- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061385924
作品紹介・あらすじ
「銀行に預けておきなさい」と親は言うけれど
お給料が入ったら銀行に預ける、貯金する。常識となっているこのお金の管理方法を疑ったことはありますか? 銀行に預けておけばお金が増える時代(そんな時代があったのです!)ではないいま、古い常識に囚われていては足をすくわれてしまいます。賃金が大きく増える見込みもない現代の若者が、生涯を全うできる財産を築くためには、「投資」に向き合うことが必要です。本書は、20代、30代の方々に向けた、投資の入門書です。投資漫画『インベスターZ』のエピソードを多数引用し、「お金の学校」で教鞭をとる筆者が最新の事例を交えて親しみやすく解説します。投資をするなんて考えたこともない方にこそ、読んでいただきたい1冊です。
感想・レビュー・書評
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ピケティの主張は「賃金が増えるスピードよりも、金融資産(株式など)が増えるスピードの方が速かった」というもので「長期に及ぶ投資のリターンがいかに強大なものかを表した分析結果」といえると述べている。
あと、株は5%下がったら売れとか、10%上がっても売るとか、ロボットになりきって、考えないことの大切さを説いている。
未来のインフラに投資することが重要で、介護ロボットの開発や、医療費を抑える予防医学の研究がねらい目であることが書かれている。わたしはベトナムファンなので、ベトナム系投資信託なのだが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
25歳なんて遥か彼方な私だけど‥
今からでも私にも日々できることはありそうです。
「勘を養うためには、失敗をすることも必要です。」
お金のことに限らず、常に自分の頭で考え、流されない人生でありたいです。
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投資について学ぶための入門書
インベスターZから引用されてるのでインベスターZ読んでからこっちにくるとより理解できる -
そもそも「投資」をやったことがない人、何となくイメージは持っているがどんなことなのかがイマイチ把握できていない超初心者に向けて書かれた本かと思う。
あとは「インベスターZ」の漫画のちょっとした宣伝といったところか。
個人的に印象に残ったのは、日本という狭い世界でみれば人口は減少し、経済も停滞しているようなニュースが日々流れてくることは確かだが、世界全体を見渡すと人口は増加しており、したがって全体のGDPは増加し、経済も(長期的な目線でみれば)ひたすら発展してきたという視点。
以前、積立投信を行う際にドルコスト平均法の概念を学んだのだが、似たような考え方なのかと理解している。
つまり、私の認識では短期的にみれば経済も浮き沈みはあるが、コツコツと投資を続ければ何十年というスパンんの中では確実に資産の積み増しを行うことができるということ。
後は実際の投資を始める一歩が踏み出せるかどうかだ。
中々投資はその業界にでもいない限り簡単に手を付けるのが億劫な分野かと思っていて、個人的にはいつかやらなければと思いながら手をつけられていなかった。
いつも時間ができたらと心の中で言い訳をしてしまうが、まずは一歩を踏み出してみることが大事なんだろう。 -
投資に関わる意義や姿勢をインベスターZからの引用とともに解説。
多角的な視点で投資を解説しており参考になる。
2時間で読了。 -
投資に興味が持てる一冊。
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投資のための基本的な心構えが学べた。
ロボットになることは忘れないように。 -
FXや不動産投資の話もあるが、主に株式投資について、具体的な話というよりは、投資に対する基本的な考え方や姿勢。『インベスターZ』という漫画の一場面を挿入しながら、解説が行われる。
投資をする意義やリスク、初心者が陥りやすい失敗などが経済の知識ゼロでも分かるくらい、易しく書かれている。具体的なことと言えば「5%下がったら売り、10%上がったら売る」(第2章)くらいだろうか。あとは投資云々というよりは「歴史は繰り返す」とか「広い視野を持つ」とか、投資だけでなく生き方にも役に立つような、そういう話だった。個人的には面白いと思ったのだけど。投資家のウォーレン・バフェットという人の話が何度も出てくる。あとは本多静六という投資家の話とか。「『コツコツ』こそ王道。『コツコツ』こそ近道」(p.170)とか、「情報の真贋を掘り下げることは、どれだけ社会が不安定になろうとも、どれだけ大きな変化にさらされようとも、その大切さは変わることはないでしょうし、投資家にとって必要な『価値を見抜く力』が磨かれることは間違いありません。これこそ、自分の頭で考え、自分の足で歩くということなのです。電車に乗ればスマホ、家に帰ればテレビ。先にお話しした三次情報の海に溺れるより、よほど面白い人生だと思います。」(p.178)とか。結局、地道にコツコツやることが華々しくやるよりも重要なんじゃないかという。特におれみたいな凡人にとっては。ということを学んだ。
最後に「Aという場所で1万円のものが、場所をBに変えて売ると、2万円、3万円で売れる。実は、こういうことが世の中には無数にあふれていて、専門用語で『アービトラージ』と呼びます。日本語にすると『裁定取引』といって、AとBの価格差を利用して稼ごうという考え方です。」(p.162)という、最近マスクの値段でこれを思う時があったが、これはアービトラージというものなんだ、と思った。36歳で読んでしまった本。(21/03/13) -
まあ、そうやろな。
という内容
新しい発見というのはない。
なんなら高校生とかに読ませたほうがいいかもね -
投資の入門書の入門書のような位置づけの、「法律をこれから学ぶ人が読む本」みたいな感じ。入り口の入り口としては悪くないと思う。
印象に残ったのは、東京圏という規模で見ると人口は減少しない、株式投資は必ずルールを守る、身近で勝手知ったる業界を応援する気持ちで投資する、など。
なんとなくこれを読んでおくことで、この手の話が好きな人に話を合わせることがしやすくなる気がする。
あとこの手の話は現代の若い人の教養でもあると思うので、自分にとっては教養書としての役割もある。異業種交流会とかで触れ合う若い人はほんとに投資とか好きだから。 -
学生にぴったり!
投資を身近に感じさせてくれて、好奇心を掻き立ててくれました! -
・資産家は子どもにお小遣いを渡さない。投資やお金のリテラシーの高い資産家は、自分の子どもに簡単にはお小遣いを渡さない。ケチではなく「申告制」という家庭が多い。企業と同じで「何々をするために必要だからいくら欲しい」と子どもに考えさせた上で申告させる。なぜ必要なのか理由を明らかにしてお金をもらう。海外の家庭でも一般的なやり方だが、これに慣れ親しんでいるのとそうでないのでは、大人になったときに差がつく。自分は何が欲しいのか、どうしたいのか、そのためにいくら必要なのか、意識が明確になるから。
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コツコツが大事ということ
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学生が読むと良いが内容は薄い
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投資をしないことが勿体ないことだと感じさせる本。漫画『インベスターZ』のひとコマをテーマにして切り取り、投資について勉強させてくれる、まさしく投資の授業を受けているように感じた。何となくではなく、自分のお金を目的をもって今後増やし、使い、次の代に残すためにも投資をしていきたい。
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レビュー省略
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サクサク読めるお金の話という意味で面白い本でしたよ
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インベスターZの表紙にひかれてしまった。なぜか、三田さんの言葉には説得力がある。主体的に生きて、経済的独立にむけて少しずつ進んでいこうと思わせてくれます。