グルメ漫画50年史 (星海社新書 113)

  • 星海社 (2017年8月26日発売)
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本棚登録 : 105
感想 : 7
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  • 本 ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061386181

作品紹介・あらすじ

主要作品総まくり! グルメ漫画の半世紀を味わいつくす!
月間数十点に及ぶ単行本が刊行され、メディアミックスも相次ぐなど、隆盛を誇るグルメ漫画。では、グルメ漫画はいつ生まれたのでしょう? 調べてみると、その誕生は1970年であるとわかりました。また、約五〇年間で七〇〇作品以上が発表されていました。本書はその中から、特に重要な一五〇作品に着目し、グルメ漫画がどのようにして生みだされ、いかなる発展をしてきたか解き明かしていきます。「あの有名作品はどこが画期的だったのか?」「私たちは、なぜグルメ漫画を面白いと思うのか?」--そういった疑問を、半世紀を旅しながら解き明かしていきましょう。ようこそ、もっと美味しく読むための“グルメ漫画史”の世界へ!

感想・レビュー・書評

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  • 女性が店で料理し食べ始めたのは漫画の中でも画期的だったんだなーと思いました。女性が食べる漫画は増えたけど女性が外食店で料理する漫画はどうだろう。

  • ・主要グルメ漫画の各あらすじ
    ・グルメ漫画の歴史ををプロダクトライフサイクル的に見る
    ・世間の食卓事情とグルメ漫画との相互影響

  • 今やどんな漫画雑誌にも必ず1本は掲載されていて、「美味しんぼ」などは誰もが知っているというグルメ漫画というジャンル。
    そのルーツはいつ頃から始まっているのか。
    そして現在までどんな系譜をたどっているのか。

    スポーツ漫画などのジャンルに踏み込んだ本はかつてありましたが、これはグルメという初めての試みの本です。

    あの名作「将太の寿司」や「ミスター味っ子」のどこがすごかったのか、などが納得できます。

  • タイトルの通り、50年分の漫画を紹介している本。
    まとめが簡易的で歴史というには物足りなかったな。

  • 書名に偽りなく、グルメ漫画の変遷を時代背景を踏まえてさらえる1冊。ほぼ事実を示すのみに留まっているので、もう少し時代との関わりに踏み込んで、著者の分析といった部分も読みたかった。良くも悪くもあっさりとした本。

  • <目次>
    序章   どうしてグルメ漫画に心惹かれるのか
    第1章  1970年代 グルメ漫画黎明期
    第2章  1980年代 グルメ漫画興隆期
    第3章  1990年代 グルメ漫画黄金期
    第4章  2000年代 グルメ漫画多様化の時代
    第5章  2010年代 グルメ漫画成熟期

    <内容>
    年代別にグルメ漫画を追っかけて行ったもの。構成や分析はまずまず妥当なのではないか?ただ読んでいて「読みたい」とはあまり思わなかった。近年はそんなものがあるのか、ということと、ずいぶんと実写化(テレビや映画化)されたんだな、と思った。 

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著者プロフィール

ライター、日本酒研究家。著作に『白熱日本酒教室』『グルメ漫画50年史』(星海社新書)『醤油手帖』(河出書房新社)など。

「2019年 『白熱日本酒教室 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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