- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061388024
作品紹介・あらすじ
"龍殺し"の名誉を手にするため、野心に燃える戦士・タウと、無欲そのものの魔術師・キアは連れ立って旅に出る。男同士の固い絆で結ばれた二人の冒険者、タウ&キアの行く手に待ち受けているものは-!?虚淵玄の剛筆が唸り、高河ゆんの絵筆が華麗に舞う!"虚淵玄×高河ゆん"、スーパータッグがファンタジーの歴史に新たな一章を刻みつける。
感想・レビュー・書評
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5/10.
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1日1章のペースで読了。竜退治、幻惑の森といったファンタジーらしさを盛り込んだ話、さらには結びつきの強い男二人組が主人公で、そのテの妄想が好きな腐女子需要もばっちり(笑)
この主人公の一人タウの保護者っぷりがおかしくも微笑ましいが、そうあることで救われているのはきっと彼の方。
余談ながら、この本スピンがついている。ノベルズ版でついているのは始めて見た。 -
硬派な感じのファンタジー。おもしろかった。二人の続きの話を読みたい
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虚淵玄ということでどんな鬱ストーリーなのかと思ったけれどそうでもなかった。
期待し過ぎていたせいか、いつもは嫌いな描写も対して気にならなかった。
良質のラノベ。
いい具合に欠落した二人。
言葉のチョイスや文体は読みやすく好ましい。
3話目の「古城の盗賊」が一番楽しめたいい話だった。
イラストレーターの紹介文で、ガンダム00のキャラデザをやっていた、というのが衝撃的だった。
言われてみればキャラの目とか絵柄がラブレスっぽかったなあ、と。 -
星海社web公開分(4章)まで読了。
図書館もかなりの予約待ちだし、買う予定はないので、今の時点での感想を。
ふれ込みの通り王道ファンタジーで、4章時点では虚淵氏特有のおどろおどろしさは特になく、とっても読みやすい。
キアの謎が解かれていくにしたがって虚淵節(?)が炸裂するのかもしれない。
最近のラノベ市場の傾向はよく知らないが、アニメ化される作品や話題の作品を見るに、こういう王道ファンタジーは少なそう。
ラノベと言えば、王道ファンタジー…な私には単純に楽しめた。
ラノベにありがちな会話ばかりで話が進むのではなく、1文章が長いのがかえって読みやすく、こちらの想像力を掻き立てる(この小説に限ったことではなく同氏の傾向かもしれないが)
そして、昔から好きだった高河先生の絵もとっても素敵。
人気の二人がタッグを組んだ作品だもの、漫画なりアニメなり次の展開を期待してしまうが、web公開状況や2巻が出ないところを見ると、ここで終わりなのか。
個人的には、どちらも好きなので、何らかの新しい展開が欲しい(その前にちゃんと本編読めよw)
ラノベと言う言葉がまだなかった頃、このタイプの小説を読み漁った世代に丁度いいかも。
「年寄りも読めるラノベ」 -
YAの紹介にどうだろうかと読んだが、中高生には読ませられそうにない。続きは気になる。
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紹介文によると、ハードボイルド・ファンタジー的な新シリーズらしい。
高河ゆんのイラストじゃ、ハードボイルドって感じはしないな。でもすっごく綺麗で手に取りたくなる絵だ。
内容は、ほとんどタウとキアの人物紹介。竜と戦ったり困難なダンジョンを制覇して名声を求めたり、神隠しにあったり、都会で危ない商売をしたりしてる(笑)。
これから彼らが何を選んでどんな風に変わっていくのか、少し興味が涌いた。
http://sai-zen-sen.jp/fictions/kintetsu/