- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061388130
作品紹介・あらすじ
17歳の少年に3歳の一人娘を誘拐され、惨殺された父親のもとに届いた一通のメール。「あなたは、誰かを殺したいと思ったことがありますか。もし誰かを殺せるとしたら、その相手を一人だけ決めることができますか。」ウェブに渦巻く無数の"悪意"を源にして静かに稼働する処刑システム「i‐KILLネット」の謎の管理人・小田切明が仕掛ける衝撃のラストシーンが"あなた"を待つ。渡辺浩弐、渾身のライフワーク「iKILL」シリーズ。
感想・レビュー・書評
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※横書きです。例によって、胸くそなシーン多々あります‥‥苦手な人は回れ右で頼む。作家を知っているなら通常運転。 受信メールを読むような感覚で半ば強制的に話は進んでいく。拒否権は無い。ゾクゾクさせる。指は自然とページを捲っている。止められないのだ。(いや、止めてるけど) つまり、そういうことなのだ。これは、実際に体験しないと分からないだろう。
畳み掛けはリアルタイムで経験したかったorz詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
思春期的なエグさ。確実に中学生時代の私は好きだった系統だと思うけど、今の私が読むと目を背けたくなる。でもそれだけ生々しいっていうことか…
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ドコカで読んだことのあるような構成とストーリーですね。残念ながら、今回のバージョンアップは上手くいかなかったということでしょうか。でも次作には期待したいところです。
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良くも悪くも渡辺 浩弐らしい内容。物語の構成上あえて狙ったのもしれないが、物語性が薄くまるで携帯小説のよう。
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グロテスクな描写が好きだからそこそこ満足できたが、文字をでかくしてここを読めとばかりに強調してみたり、ただでさえ前作よりページ数が少ないのに開くと文字がすかすかだったり(ケータイで読んでいるという演出上の理由なのだろうけど)と、内容と関係無い非難が頭に浮かんでいた。もちろん好みの問題ではあるし、グロ目的で読んだから1巻ほどではないにせよ満足している。ストーリーの面白さのみに限って言えば1巻の方が良かったかも。
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前作とずいぶん変えてきたなぁ・・・というのが本音。
そして、前作のがよかったなとおもう。
このバージョンアップは危険すぎるらしいですが、
作品としては下がったような気さえするのですが。
携帯小説のような感じで、個人的には苦手でした。
しかも、横書き・・・。
メールを読んでいるという設定なのでしょうがないですがね。
最初の処刑のオチは、
まだ殺してやらない(蒼井上鷹)とかウルチモトルッコとかと被ります。
物語として読むとどうしてもつまらなく感じてしまいました。
著者プロフィール
渡辺浩弐の作品





