- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061388154
作品紹介・あらすじ
"超高校級の希望"を地に落としめた私立希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件を契機にして学園の転覆を謀る謎の女子高生・江ノ島盾子。彼女が紡ぐ陰謀の糸に次第に絡め取られていく音無涼子と松田夜助の"愛"-。待ち受ける驚愕のラスト・シーンに、あなたは必ず"絶望"する!全ミステリファンを沸騰させた傑作ゲーム『ダンガンロンパ』の目眩く"前日譚"を、担当シナリオライター・小高和剛が自ら小説化。サイコポップ、ここに極まる-。
感想・レビュー・書評
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本編につながる圧倒的な絶望に感服。ダンガンロンパ1作目に向かうすべてのパーツが揃う。先にゲームをやるべし。
黒幕側の事情がよくわかる前日譚としての仕掛けもさることながら、本作単体でもミステリーとしてよくできた大きなオチがある。本編のような細かい捜査シーンはないが、色々な謎が徐々に見えてくる面白さは十分あり、キャラも魅力的。
ところどころ、おじさん世代しか知らなさそうな固有名詞が出てくるのがご愛嬌。お前いくつなんだよw
ネタバレを先に見てしまわないように、巻末のほうはあまりめくらないほうがいい。主人公は何故あの文体だったのか?カンのいい人はそこで気づいたかもしれないけれど――。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
下巻。
頭のブッとんだ方しかいないのと、やっぱり文体が読みづらい。
ゲームシナリオが本になるとこうなるのか、という感じ。 -
ゲームとのつながりがよく分かりました。展開や場面の過激さが強調されていました。
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上下巻読了。
言わずと知れたゲーム「ダンガンロンパ」の前日譚。ゲームをやってない人は読まない方がいい。
まあ、そんな人いないでしょうが。
まあご想像通りゲーム本編の世界観を補完する内容で、ゲームと同じ方が書かれているとのことでストーリーや設定、雰囲気にブレがなく、本編との繋がりは悪くないと思う。
ただ作品単体でみるとゲームの時は魅力であったサイコポップという志向が小説では少しうざったいと感じた。セリフの応酬が冗長で謎を引っ張る割に展開がなかなか進まず…
ま、一応オチみたいなものはあったので☆2にしてみました。 -
しっかり絶望しました。
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終わり方にはビビった。
まさかとは思わなかった。