夜跳ぶジャンクガール (星海社FICTIONS)

  • 星海社 (2011年11月1日発売)
3.80
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感想 : 5
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  • 本 ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061388192

感想・レビュー・書評

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  • 軽快な疾走感があって
    とても読みやすかったです。

    文体や内容は
    いまどき!って感じでしたが
    展開が早くて 好みでした。

    人物の伏線も分かりやすかったし
    ざざざー!とした読破感が良かったです。

  • 私はあれから非現実を探し続けているの。
    私を巻き込んでくれる新しい物語を——

    福島県/矢島市。姉の死から一年。『首絞め衝動』に駆られ、今日も今日とて幼なじみの楓(かえで)の首を絞め続ける僕。ところがクラスメイトの美少女・墓無美月(はかなしみつき)の出現は、そんな僕の奇怪な衝動を失わせてしまった……!
    『首絞め衝動』から『墓無への好き』へ。すれ違ってしまうふたりと、かみ合ってしまうふたり。墓無の“恋人”であろうとするため、ネットを揺るがす「連続少女自殺中継事件」の犯人・通称「神父」を演じる僕の恋と謎のアナグラムの行方は——!?
    ここが青春の最前線。10年代の文学を駆け抜ける新鋭の最新作!

  • 薄っぺらい。あまり面白くなかった。

  • 「読み始める前にネットで舞城の影響が強いと見たけれど、舞城より西尾の雰囲気に似ている。ヒロインの墓無は戦場々原ぽかったし。」
    と途中までは思っていたが、読み終えた今では、やっぱりところどころに舞城感じさせる部分があったなー、と。
    「愛」とか「運命論」について主人公が語り始めた時のテンション、雰囲気、語り口調がまさに舞城のそれだった。

    イラストの「きぬてん」さんの絵はそそられます。

    作者が、10年代を駆け抜けられたとしても、先頭を走っている姿を今現在は思い浮かべられない。
    機会があれば次も。

  •  主人公がボロボロかつ女性陣全員メンヘラという鉄板の設定、ゼロ年代の流れを踏まえつつ、序盤から盛り上げてくるので渦に巻き込まれるかの様に物語が流れる。

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