死ぬのがこわくなくなる話 (星海社FICTIONS)

著者 :
  • 講談社
4.27
  • (6)
  • (7)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 64
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061388260

作品紹介・あらすじ

不老不死を実現し、未来にタイムトラベルする方法、人工冬眠——。作家・渡辺浩弐は自らの身を蝕む“ある理由”に迫られ、その禁断の技術の実現を追い求めるが、彼の行く手にはすべてが謎に包まれた秘密結社・「SHINE」が立ちはだかる——。
狂気か正気か、虚か実か!? 著者自らのTwitterにて集中連載され、“死”の向こう側に迫りきった野心的な傑作!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 読了。
    個人的に、この本はめちゃくちゃ読みやすく感じました。
    文体的な意味ではなく、製本的な意味で。
    しおりひも万歳ですね。紙もめくりやすく、最高の本でした。

    さて、内容はTwitter上で連載されていた文章が書籍化されたもので、そのテーマは「死ぬのがこわくなくなる方法」「不老不死」。
    読んでいるうちに、なんとも言えない浮遊感に襲われます。
    もしかして、今の自分も、誰かから見られているのではないか。
    今の自分とは、誰なのか。
    そんな、考えても考えても答えが出なさそうなことばかり(出たとしてもすぐに恐怖で打ち消されてしまうようなことばかり)考えてしまいます。
    しかし、それに答えを出すのが、この本です。
    私は面白かったです。十年後に、読み返したい。

  • テクノロジーの発展とともに、
    人類の死生観や宗教感は間違いなく変わっていく。
    非科学な迷信は科学で塗り替えられていく。
    お墓参りをインターネットで行う人もいるのだから。
    人類が手に入れたテクノロジーはいつか人の死までも自在にコントロールできるようになるのであろうか。
    宗教にも通じる話だと思う、神や仏の役割も時代とともに変わっていくであろう。
    この作品読み応えあっておもしろかったが、Twitterでやってるの知ってたら、生で読んでいたらもっとおもしろかったんだろうな f(^ ^;)

  • これは……怖い…。死ぬのが怖くなくなるのかもしれない。けれど怖い。現実の話なのか虚構なのか。

  • この小説は、著者自身が実際にツイートでリアルタイムに投稿し続けた内容を書籍化したものです。前例のない手法を取り入れた渡辺氏すごすぎます。内容もどんどんと引き込まれていきます。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

小説家・ライター。1962年、福岡県生まれ。1980年代から、映像・ゲーム業界でライターとしてのキャリアを出発させる。『週刊ファミ通』での連載を経て1994年に刊行された『1999年のゲーム・キッズ』で、本格的に小説家としても活動を開始。以後も、デジタルテクノロジーを題材に未来の姿をシミュレートするSF小説集として〈ゲーム・キッズ〉シリーズを手がけ続けている。本書での取材をもとにした〈ゲーム・キッズ〉シリーズ最新作も2023年内に刊行予定。著書に『2020年のゲーム・キッズ →その先の未来』、『世にも醜いクラスメートの話 渡辺浩弐ホラーストーリーズ』(ともに星海社FICTIONS)など。

「2023年 『7つの明るい未来技術 2030年のゲーム・チェンジャー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

渡辺浩弐の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×