果てなき天のファタルシス (星海社FICTIONS)

  • 星海社 (2013年3月15日発売)
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感想 : 3
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  • 本 ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061388581

作品紹介・あらすじ

空が青い。なんて青いんだろう──。
正体不明の敵・ファタルに蹂躙され、滅びに向かう黄昏の世界。人類に残された僅かな街の一つ、朧市では、少年少女までもが前線で命をかけて戦う。
記憶を失った主人公・大海八尋もまた、刀を手に、絶望的な戦いに身を投じてゆく。全てが不確かであやふやで、失われてしまうものであるとしても──それでも、世界は美しい。
異才・十文字青が同人誌『BLACK PAST』に発表し、話題をさらった長編を加筆訂正し、解説を加えて星海社FICTIONS化。解説・坂上秋成

感想・レビュー・書評

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  • どこにも救いのない、絶望に向かっていくストーリー。為す術なく大群に襲われて行く感じは、どこかエルデン崩壊後のマリアの話を思い起こさせます。
    1つ1つの章が短く、淡々とシーンを重ねていくので、少し読み応えがないと感じてしまう面もあります。が、設定やキャラクターの造形は深く、描かれていないいろいろに想像が及ぶので、そういった意味では読み応えがありました。

  • 空が青い。なんて青いんだろう──。

    正体不明の敵・ファタルに蹂躙され、滅びに向かう黄昏の世界。人類に残された僅かな街の一つ、朧市では、少年少女までもが前線で命をかけて戦う。 記憶を失った主人公・大海八尋もまた、刀を手に、絶望的な戦いに身を投じてゆく。 全てが不確かであやふやで、失われてしまうものであるとしても──それでも、世界は美しい。 異才・十文字青が同人誌『BLACK PAST』に発表し、話題をさらった長編を加筆訂正し、解説を加えて星海社FICTIONS化。 解説・坂上秋成

  • 去年読んだ時と同じく、激しく心を揺さぶられた。また時間をおいて読みたい。

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著者プロフィール

作家。北海道生まれ。
北海道大学文学部卒。
北海道在住。

「2024年 『私の猫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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