- 本 ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061388581
作品紹介・あらすじ
空が青い。なんて青いんだろう──。
正体不明の敵・ファタルに蹂躙され、滅びに向かう黄昏の世界。人類に残された僅かな街の一つ、朧市では、少年少女までもが前線で命をかけて戦う。
記憶を失った主人公・大海八尋もまた、刀を手に、絶望的な戦いに身を投じてゆく。全てが不確かであやふやで、失われてしまうものであるとしても──それでも、世界は美しい。
異才・十文字青が同人誌『BLACK PAST』に発表し、話題をさらった長編を加筆訂正し、解説を加えて星海社FICTIONS化。解説・坂上秋成
感想・レビュー・書評
-
どこにも救いのない、絶望に向かっていくストーリー。為す術なく大群に襲われて行く感じは、どこかエルデン崩壊後のマリアの話を思い起こさせます。
1つ1つの章が短く、淡々とシーンを重ねていくので、少し読み応えがないと感じてしまう面もあります。が、設定やキャラクターの造形は深く、描かれていないいろいろに想像が及ぶので、そういった意味では読み応えがありました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
空が青い。なんて青いんだろう──。
正体不明の敵・ファタルに蹂躙され、滅びに向かう黄昏の世界。人類に残された僅かな街の一つ、朧市では、少年少女までもが前線で命をかけて戦う。 記憶を失った主人公・大海八尋もまた、刀を手に、絶望的な戦いに身を投じてゆく。 全てが不確かであやふやで、失われてしまうものであるとしても──それでも、世界は美しい。 異才・十文字青が同人誌『BLACK PAST』に発表し、話題をさらった長編を加筆訂正し、解説を加えて星海社FICTIONS化。 解説・坂上秋成 -
去年読んだ時と同じく、激しく心を揺さぶられた。また時間をおいて読みたい。
著者プロフィール
十文字青の作品





