ロジック・ロック・フェスティバル ~Logic Lock Festival~ 探偵殺しのパラドックス (星海社FICTIONS)

  • 星海社 (2013年11月15日発売)
3.06
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Amazon.co.jp ・本 (300ページ) / ISBN・EAN: 9784061388819

作品紹介・あらすじ

藩校を前身とする名門高校・鷹松学園の新入生、「僕」こと“中村あき”。とある“名探偵”の代役として暗躍した過去を持つ彼とその仲間たち――山手線太郎・万亀千鶴・鋸りり子――は完全無欠の生徒会長・衿井雪から来たる文化祭の『実行補佐』を命ぜられ、学園の事件を解決へと導いていたのだが……!?
星海社FICTIONS新人賞から飛び出した「新本格」推理小説の正統後継者・中村あきのデビュー作!

みんなの感想まとめ

本作は、学園を舞台にしたミステリーで、日常の謎と殺人事件が交錯する魅力的なストーリーが展開されます。主人公たちは、名探偵の代役として事件を解決しながら、人間の闇にも迫る姿勢が印象的です。推理のロジック...

感想・レビュー・書評

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  • 現在3冊出ているシリーズ物の、これが1作目であり、著者のデビュー作。
    学園ミステリで、日常の謎が2つ解かれた後に殺人事件が発生、という展開。著者については「新本格の正統後継者」という触れ込みだったが、確かにミステリの定石は踏んでいて、伏線のあるフーダニットにはなっていた。
    但し、文章が如何にも稚拙。若い作家にありがちな言葉遊びが、悪ふざけの領域に達しているのはマイナスだし、フェアプレイを意識するあまりに、手掛かりが露骨に示されているのにも感心出来なかった。
    まあ、これはあくまでもデビュー作なので、今後進化するのか続けて読むつもり。

  • 星海社の新人賞を読んでみたくて買った本。

    かなり「本格」であることと、推理のロジックには拘りがあって面白い。
    推理だけでなく、人間の闇にも焦点をあてようとしていてよかった。

    ただ本格に拘るあまり、いくらかご都合主義的事件設定も目立つ。

    ちなみにCLAMPの絵は最高

  • 2月25日読了

  • 「小市民」に徹することができなかった、あきとりり子。推理がもう一度覆されるラストは面白かった。

  • 日常の謎+殺人事件の変則学園ミステリ。舞台設定、文体、メインの事件の筋書きが古野まほろを髣髴とさせるだけでなく、最後の一行が文庫版『果実』と対になっていたりと、もはや寄せているのは明らかで、物書き初心者にありがちな「自分の好きな要素を盛りに盛った結果、既存作品の完全トレースになってしまった」パターンの典型でしょう。とはいえ、暗号解読では一度場合分けした上でひっくり返すことによってありきたりなネタを驚きに繋げ、学園ものならではの“見えない人”テーマが密室状況と不可分にあるばかりか動機に重みも持たせているなど、単なるパクりと切り捨てるには惜しいのも確かです。だからこそ、あまりにも他人の作品を間借りしすぎているのが悔やまれてなりません。

  • ちょいとばかし騒動になっていたので、試しに買ってみました。
    仮にあれが炎上マーケティングなのだとしたら、自分は見事に釣られてしまったということです……。

    さて、肝心の内容について。
    うーん、これは、流石に何の関係もないというのは無理があるのでは。かなり某作品の影響が強いと思う。パクリや盗作かと言えば、微妙なところだけど…デビュー作でここまで既視感の強い作品は、どうなのだろう。
    それに、学校の下に××××という設定とかは、よく振り返るとほんとに必要な設定だったのか疑問。
    他の設定とかはおいておいても、文体にも似たところがある。
    『××それは○○で。』とか、台詞の後の『「××」と会長。「××」』とかは割と癖のある表現なので、気になった。

    推理合戦はちょっと突飛な発想ばかりで、折角各々の考えを披露しているんだけれど理詰めっぽさがあんま出ていない。
    これでやるならやっぱり前の推理を踏まえて、展開させて、とやるのがスマートなのでは。(影響もとの作品はそんな展開だったと思う。でも『虚無』も案外適当なこと言ってるだけだった記憶も…。でもあれも最後にはそれぞれの推理が生きてきてたかな?)

    あとやっぱり、文化祭のために警察を呼ぶのを待たせる、というところの流れがかなり無理があるように感じた。「あちら」の方はそこにかける情熱、みたいのがそこまで執拗に、みっちりと書かれていたから説得力があったけど、こっちの作品はその過程がそこまで深く書けてないし(多分会長が倒れるほど、とかそういうので表現したかったんだろうけど)、何より「もう実際文化祭ほとんど終わっちゃってる」というのがなんだかな。

    まあ日常の謎パートなんかは良い雰囲気だったし(謎自体はちょっと小粒すぎるとも思うけど)、最後に披露される結末も、ちゃんと捻ってあって好感触なので、かえって勿体なかったかなあ、と思う。

    それにしてもバスケ部の部員たちはもろにメフィスト賞作家の名前だし、当人的にはオマージュを隠すつもりは無かったんじゃないかと思うんですが。なんでこれ星海社に出したんだろ?

  • 藩校を前身とする名門高校・鷹松学園の新入生、「僕」こと“中村あき”。とある“名探偵”の代役として暗躍した過去を持つ彼とその仲間たち——山手線太郎・万亀千鶴・鋸りり子——は完全無欠の生徒会長・衿井雪から来たる文化祭の『実行補佐』を命ぜられ、学園の事件を解決へと導いていたのだが……!?
    星海社FICTIONS新人賞から飛び出した「新本格」推理小説の正統後継者・中村あきのデビュー作!

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著者プロフィール

90年生まれ。2013年、『ロジック・ロック・フェスティバル ~Logic Lock Festival~ 探偵殺しのパラドックス』で星海社FICTIONS新人賞を受賞し、デビューする。

「2017年 『ラスト・ロスト・ジュブナイル ~Last Lost Juvenile~ 交錯のパラレルワールド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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