遙か凍土のカナン2 旅の仲間 (星海社FICTIONS)

著者 :
  • 星海社
3.96
  • (6)
  • (11)
  • (7)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 111
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061388925

作品紹介・あらすじ

日本を発ち、海路にてヨーロッパを目指す新田良造とオレーナ。しかし、上海に続きシンガポールでも襲撃を受け、旅程の変更を余儀なくされてしまう。
良造たちは、ユダヤ人騎兵・グレンの仲介でイギリス軍艦に乗船し、なんとか追っ手を撒いてインドに上陸するものの、ウクライナに辿り着くためには陸路で中央アジアを縦断せねばならない……。
そして、砂塵舞う地で一行を待ち受けていたのは、“二つ角の姫君”率いる盗賊の手荒い歓迎だった──。
『マージナル・オペレーション』のタッグが放つ凍土の英雄譚、華麗なる第二幕!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 目次や関係図、章の扉など至るところが凝っていて、編集部の力の入れようが感じられる第二巻。

    本編やアルスラーン戦記(別作者だが)で目にした地名がちらほら登場して懐かしい。さらには名前そのままに面影もある少女が登場し、「あーーここで現代に繋がるのかー」と手を打った。

    あと特筆すべきはやはり筆者の調査力。
    いわれてみればその通りなのだが、たった3人の旅でも馬で移動となるとここまで膨れ上がるものなのだなと。壊血病やら船での旅の知識はあったが、馬での旅を綴った本は初めて読んだので勉強になった。

  • マージナルオペレーションと同じ雰囲気感が強くなってきた。嫌いじゃないけどなんだか主人公の思考にじりじりする。

  • 戦記モノではなく、明治期の大陸旅行記になっている感あり。
    そもそも今回の新田さんが個人の武勇チートなので、
    戦記モノにはならない可能性もありますが。
    先が読めないというのもそれはそれで面白い。

  • おもしろいっすねー!

  • 日本を発ち、海路にてヨーロッパを目指す新田良造とオレーナ。しかし、上海に続きシンガポールでも襲撃を受け、旅程の変更を余儀なくされてしまう。
    良造たちは、ユダヤ人騎兵・グレンの仲介でイギリス軍艦に乗船し、なんとか追っ手を撒いてインドに上陸するものの、ウクライナに辿り着くためには陸路で中央アジアを縦断せねばならない……。
    そして、砂塵舞う地で一行を待ち受けていたのは、“二つ角の姫君”率いる盗賊の手荒い歓迎だった──。
    『マージナル・オペレーション』のタッグが放つ凍土の英雄譚、華麗なる第二幕!

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

ゲームデザイナー、作家、漫画原作者。
第5回日本ゲーム大賞優秀賞、第32回星雲賞メディア部門を受賞した『ガンパレード・マーチ』をはじめ、『絢爛舞踏祭』や『ガンパレード・オーケストラ』三部作などを手がける。
その特異な世界観と研ぎすまされたシステムから、「芝村ゲー」と呼ばれ、高い評価と熱狂的なファンを多数獲得している。
小説の代表作に『マージナル・オペレーション』シリーズ(星海社FICTIONS、全5巻)があり、同作は『月刊アフタヌーン』でコミカライズが連載中。また、『マージナル・オペレーション』前史にあたる新シリーズ『遙か凍土のカナン』(星海社FICTIONS)もヒット中。近年は多くの漫画原作も手がけている。
現在、世界観設定などを担当したブラウザゲーム『刀剣乱舞』が大ヒット中。Twitterアカウント @siva_yuri

「2023年 『マージナル・オペレーション [F3]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

芝村裕吏の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×