ひぐらしのなく頃に解 第一話 目明し編(下) (星海社文庫)

著者 :
  • 星海社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061389205

作品紹介・あらすじ

昭和五十八年。北条悟史の失踪で心に空洞を抱えた園崎詩音は、興宮の街で転校生・前原圭一と出会う。圭一を通じて悟史の幻影を夢見る詩音と、圭一に恋する双子の姉・魅音。彼女たちの微妙な均衡が圭一の軽挙で崩れたとき、運命の天秤は激しく傾斜し、やがて訪れた"綿流し"の夜、詩音の疑心暗"鬼"から惨劇の扉が開く!シリーズ最高傑作との呼び声も高い「目明し編」、ここに完結。

感想・レビュー・書評

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  • 詩音視点で見た綿流し編の解決パートの後編。グロい。ひたすらにグロい。救われないラストも読んでいて空しい。これ単体では救われない悲劇というしか読んだ感想が浮かばない。ただ、オヤシロ様の祟りが最も疑わしい所が関与していないと明らかになる点、古手梨花の行動など、この物語の全体が徐々に明らかになっていく点も見られる。ハッピーエンドはいつになるのか?。この後も続けて読んでいきたいと思う。

  • 久しぶりに漫画全巻読んでテンション上がったので小説も再読

    小説版より漫画版の方が傑作だと思う数少ない作品

    小説版も面白さはあるが漫画版ほどの狂気ややるせなさは感じないな


    まあ好きなんだけどね

    装丁や挿し絵は素晴らしいよね
    コレクター心をくすぐりおる

  • "ひぐらしのなく頃に解 目明し編"の下巻。上巻から1年後の昭和58年の雛見沢村が舞台。前半で一度狂った歯車はもう元には戻らない…詩音の狂っていく様が読んでいて恐ろしくもあり、可哀そうだった。ジェットコースター的な速度で全てが悪い方向へ悪い方向へと流れていく展開は、スリリングで話にグッと引き込まれてしまう。すべてが終わったあとに残るこの物悲しさは耐えられない。せめて、悟史と詩音に幸せな来世を…。

  • 昭和五十八年。北条悟史失踪で心に空洞を抱えた園崎詩音は、興宮の街で前原圭一と出会う。圭一を通じて悟史の幻影を見る詩音。そして、圭一に恋する双子の姉・魅音。彼女たちの微妙な均衡が圭一の軽挙で崩れた時、運命の天秤は傾斜する——。再び訪れた“綿流し”の夜、詩音の疑心暗“鬼”は限界に達し、惨劇の扉が開く! 園崎姉妹に焦点した目明し編、ここに完結。

  • 魅音の失敗。…勘違い、と言った方が正しいかもしれない。

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