1999年のゲーム・キッズ(下) (星海社文庫)

著者 :
  • 講談社
4.11
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本棚登録 : 102
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061389359

作品紹介・あらすじ

広告マッチングシステム、ペアレンタルコントロール、情報統制、ライフログ、はてはビデオオンデマンドまで…、世界の光と影に顕在し、潜在する、当たり前としての"現代"は、自身の作品を通じ、未来を予言し続けてきた作家/渡辺浩弐の描く、定められた"未来(1999年)"だった-!あの『ファミ通』で毎週連載された伝説的傑作にして20世紀最大の"予言の書"が、星海社文庫で"決定版"としてついに復刻。この一冊があれば、未来へいける。

感想・レビュー・書評

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  • 10年前によく想像できたものだ。ビデオオンデマンド/3Dの少女が気に入った。

  • ファミ通でよく読んでた。斬新なSF感と残酷なオチの切れ味な読後感は変わらない。

  • 軽いものが読みたくて購入。1990年代にファミ通に掲載されたショートショート。3Dプリンターなど現実が未来予想に追いついているものもあるが、20世紀に描かれた未来予想だけあってポケベルなど今の子供には分からなそうなものも多い。未来ガジェットとちょっぴりダークなものがメイン。

  • SFショートショートの下巻。
    上巻同様、読後は誰かと語りたくなります。
    個人的には盗聴の話が好き。

  • "1999年のゲーム・キッズ(下) "渡辺浩弐著 星海社文庫(注意:2012/07/11発売)
    (1994年、1995年アスペクト単行本 1997年・1999年幻冬舎文庫の改稿版。全三冊が上下巻に。)

    ・・・SFショートショート51編。初回刊行時(1995年頃)に少し未来を想定して書かれた物。
    あー、”ポケベル”の話は今では古くなっていますね。
    あと、”事故隠しをする原発の話”等は”今、書かれたんじゃないか?”と思うような話でした。
    (旧版の刊行タイミングから阪神淡路大震災に着想を得た話かと思われます。)

    誰にでもおすすめ!・・・と言いたいところなんですが、表紙がなぁ・・・。
    初刊行時のシンプルな表紙の方が良かった気もしますね。

    ・・・続編(”2000年のゲームキッズ”)の上巻も刊行済み。”2000年のゲームキッズ”下巻が2012/12/11発売予定。

  • 上巻に引き続き。

    やっぱり難しい話。
    発想とか解釈が、面白いっ。

    あと竹さんの挿絵が素敵で、早く次っ次ってなる。

    「2000年のゲーム・キッズ」も絶対読みたいっ。

  • 一気に読み終えてしまった。グイグイ読ませる。
    後味は悪いが、物語の構成の妙で「次は次は?」と思わせる短編集。
    イラストも個人的には気に入っていて、少々値段がお高いですが、上下巻とも買って損無しだと思います。

  • 短編集
    1999年には未来の技術だったものが2012年には既に現実のものとなっているものもありおもしろい。
    1999年当時に刊行されたものには
    それぞれの技術の説明があったが
    今回の復刻版には説明が省略されている。
    そのため題材とされている技術を詳しく知らない人にとっては、
    その話の内容が理解できないかもしれない。
    だが、理解できたときには面白さが倍増する。

    そしてこの短編集、もっと言えば渡辺浩弐作品の面白さは、
    物語のオチが読者の想像に任せているところだ。
    もちろんオチを作っているが最終的なオチは読者にゆだねられている。
    つまり読者は考えながら読まなければ物語において行かれる。
    そうした読書を体験しているという感覚が臨場感を伴い面白いのだ。

  • 久しぶりに読んだSF短編集だった。上巻の時は後半に行くに従いくどいと感じたが、今回はそういった感じはなかった。慣れただけなのか、内容が現代と近いからなのかは分からない。SFといっても時代がかなり追いついているように感じた。未来というより、現代のシュール小説であると感じたが、それも正しいSFなのかもしれない。

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著者プロフィール

小説家・ライター。ゲーム制作会社(株)GTV代表を務める。代表作に「ゲーム・キッズ」「プラトニックチェーン」「iKILL」の各シリーズ、『怪人21世紀中野ブロードウェイ探偵 ユウ&AI』、『吐田君に言わせるとこの世界は』などがある。

「2019年 『令和元年のゲーム・キッズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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