竜騎士07インタビューズ 完全版 (星海社文庫)

著者 :
  • 星海社
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本棚登録 : 29
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061389397

作品紹介・あらすじ

雛見沢村と六軒島を愛するすべての人へ──。
『ひぐらしのなく頃に』から一〇年、『うみねこのなく頃に』から五年──。希代のクリエイター・竜騎士07が、伝説的文芸雑誌『ファウスト』を舞台にして繰り広げたすべてのロングインタビューを収録した、ファン必携の一冊が登場。おなじみ“竜騎士07世界の水先案内人”KEIYAによる解題を加え、巻末には竜騎士07書き下ろしのあとがきを収録。雛見沢村と六軒島を愛するすべての人に贈る、コレクターズ・アイテム!

感想・レビュー・書評

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  • 超面白かった。
    高校生の頃に図書館で読んだ覚えがあったが、この時の「竜騎士07のミステリー論」はずっと自分の根底にあったことを再確認できた。
    それは簡単にまとめると以下のようなもの

    ミステリーとは、本当の正解ひとつを当てることではなく、状況から推定される全てを想定する事。ミステリーとは、いわばゲーム小説であり、読者一人一人が違う答えを導いて良いし、無限に議論の余地がある。だから推理の矢は一発必中を狙うのでなく打ちまくるのが正しい。線や点の推理ではなく、面の推理、弾幕の理論を以てどれか1発当たればOK、というので構わない。なので『ひぐらし』や『うみねこ』を1番楽しんだのは、1番多く推理した人。

    この「推理」は「アイデア」と言い換えてもよく、割と普遍性のある考え方だと思う。

  • 主にうみねこの話ばかりで、時々ひぐらしの話も出てくる、ファウスト掲載のインタビュー総集編。 第4章によると、ひぐらしは落差、うみねこはスピード感。ひぐらしは横溝的、うみねこは乱歩的。 うみねこのネタバレ多々有り。

    本書は、『ファウスト vol.5』『ファウスト vol.7』『ファウスト vol.8』(いずれも講談社)、星海社ウェブサイト『最前線』に掲載されたものを加筆訂正の上文庫化したものです。

    差分について。
    章のトップページ全体に、トーン(マスク)が掛けられている。
    ひぐらしの章は、全くの変わりは無かった。
    旧版2章3章→完全版4章5章。旧版4章5章→完全版7章8章。に、組み直されている。
    後ろページに挿入されている広告も旧版と同じ。今月の新刊に他作家の新刊広告が追加されている。そりゃそうか。
    全体を通して、編集者である太田さんばかり喋ってる印象しかない(笑)そりゃそうか。

    ↓以下、まとまらないネタバレ的なメモ。
    第2章→EP2構想中の時期にインタビュー。
    うみねこEP1は、王道中の王道。完成されたゲーム盤。
    おいおい、EP2になるような話を、創作中の人に話すでないっ。
    ネット上で交わされるうみねこの論議を、次の話に否定的に生かす事をした。読者を置いてきぼりにした結果が、あのうみねこっていう。

    第3章→
    うみねこは犯人を探る物語ではない。犯人イコール真相とは限らないし。
    ひぐらしは子供世界の話、うみねこは大人世界の話。
    EP1はチュートリアル。ほんとはEP2もチュートリアル的な話をやりたかったが、EP1の(ネット上での)感想・批評・論議を取り入れて、EP2はそれらを否定した。徹底的にッ!
    生き残ったやつだけが兵隊だ!
    ひぐらしを通ってきた人なら、全て疑って掛かれという気迫を感じられるから、次の話はこうだッ。と。

    第4章→EP2発表後、EP3執筆中でのインタビュー。
    特にうみねこの執筆時は、イメージ音楽ではダメで、音楽があると作品へのイメージが固まって執筆しやすいそうな。(絵の時は限らない)
    階段~は、雰囲気の近いひぐらしの類似した曲を掛けて執筆した。
    ひぐらしは落差、うみねこはスピード感。ひぐらしは横溝的、うみねこは乱歩的。
    うみねこというのは「アンチミステリ、アンチファンタジー」で、乱歩の世界観を目指している(た)
    うみねこは、戦前の古典ミステリのオマージュ。古典ミステリへの愛。
    うみねこを「ミステリ」とは言わない。なぜなら「ミステリ」の定義は人によって違うから。「本格か変格か」がテーマ。
    作中の人物が平気で嘘を吐く。
    うみねこは、はっきりと前の話を引きずっている。
    魔女の目的は、魔女を認めるか否か。
    ベルンが居なかったら一話完結で終わっていた話だった。

  • 【由来】
    ・マルクスとかの「インタビューズ」をbookoff onlineで購入する時の検索結果で出てきた。

    【期待したもの】
    ・やっぱり「ひぐらし」について。

    【要約】


    【ノート】


    【目次】

  • 作者とインタビュワーの5年に及ぶやり取りをまとめた本。
    あとがきに『うみねこのなく頃に』の終わり方に対するエクスキューズがあったけど、正直納得いかなかった

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