- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061389403
作品紹介・あらすじ
探偵の荘矢夏美が受けた、依頼人自身が"その人の名前も姿もほとんど思い出せない-"という奇妙な"人探し"。正体不明の「誰か」を探すうち、夏美は今いる世界の真実に目醒めていく…。月を跳ねるウサギ型のロボット。人智を超えた"敵"。冷凍保存された英雄。「鉄仮面」と呼ばれる超兵器-。嘘のような現実が月にあり、現実のような嘘が地球にある。これは、虚ろな夢の物語。上遠野浩平が描く青春SFの金字塔、"ナイトウォッチ"シリーズ第二弾。
感想・レビュー・書評
-
ナイトウォッチシリーズ2作目。
vs イマジネーター4 だったのかよ……。
3読んでたっけな?
今回の舞台は広い意味で月。
舞台を絞ることで前作とのヴァリエーションをつけいる。
月面パートも、ウサギのロボットのお陰もあって面白いんだけど、収束していく所がもやもやするのは、英雄が夢を諦めたからか、弥生に感情移入出来なかったからか。
心こそが何よりも大事。というかそれさえあれば良い、っていう真っ当な青春ものだった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2001年8月刊行の徳間デュアル文庫の出版社違い。
いわゆるコレクターズアイテム。 -
何か、おかしいと謎を追究する感じから、思い出せない人を探すと言うことから、展開して、徐々に仮想空間が開けてきて、自分一人が、異星人から攻撃された基地に残っていることがわかった来る。この何となく、けだるく、敗北感が漂う、何とも言えない感じがいいです。これが、アメリカの同様な状況だとレジスタンスを起こして、反撃していくと言うことなのだろうが、敗北感に浸りながら、何となく、物語が進んでいくというのが、こちらの方がリアルなのか、あるいは、日本は、一度、アメリカに敗北した経験があるので、このような小説がかけるのか、よくわからないが、でも、面白かった。
-
探偵の荘矢夏美が受けた、依頼人自身が“その人の名前も姿もほとんど思い出せない——”という奇妙な“人探し”。正体不明の「誰か」を探すうち、夏美は今いる世界の真実に目醒めていく……。月を跳ねるウサギ型のロボット。人智を超えた“敵”。冷凍保存された英雄。「鉄仮面」と呼ばれる超兵器——。嘘のような現実が月にあり、現実のような嘘が地球にある。これは、虚ろな夢の物語。上遠野浩平が描く青春SFの金字塔、“ナイトウォッチ”シリーズ第二弾。