ハミ出す自分を信じよう (星海社文庫 ヤ 1-1)

著者 :
  • 星海社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061389434

作品紹介・あらすじ

常識を守れ、和を乱すな、空気を読め…。もし君が、自らの力で自分らしい人生を歩みたいなら、そんな言葉に耳を貸してはいけない。才能の扉は、まわりや親や学校や社会におさえつけられている、その「どこにも属せない感覚」の中にあるのだから。2011年本屋大賞「中2男子に読ませたい!中2賞」を受賞した、光文社新書『非属の才能』が魂の文庫化。

感想・レビュー・書評

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  • まわりの評価や批評を気にすることなく、自分が信じた興味・対象に徹底的に向かっていく。もし、周囲に馴染めないのなら。ひきこもっているなら。君たちには非属の偉人になる素質があるのだ。それでも不安なときは、非属の大先輩、スティーブ・ジョブズや手塚治虫、ゴッホ、ダーウィンを思い出そう。しかし、ただ、「非属」で終わるのか、それとも「非属の偉人」となるのかでは、天と地ほどの差がある。非属なだけでは、ただの奇人・変人。「非属の偉人」たちの共通点、それは、興味のある分野を徹底的に突き詰めるだけではなく、自らが深めた世界をエンタテインメントへと昇華し、相手を楽しませる術を心得ていること。楽しませるのが何より好きなこと。

  • いけいけの人が読んだら少し危険な気もするが、人間関係や将来の不安を抱えた人が読むと、自信を持てるかもしれない。

  • フジロック 世田谷区 港区 ステイタス 埼玉の田圃 ラブコメ さかなくん 鯵の腸 エンターテイメント

  • 10代のときに読んだら、また感想が変わりそう。
    若ければ若いほど、読むといい。
    どれだけ、世間のノイズに飲み込まれようとしているのか、それが自分にとって正しい選択なのか、考える切っ掛けになるだろう。

  • 集団になじめない感覚や、閉じこもりたい心情を肯定し大切にしつつも、個性的人間が単なる「変わり者」だけで終わらず、一般社会とつなげていく道筋が示されていて、「閉じこもっていない」作品となっています。
    そして、あとがきの高揚したエンディング。

    本のデザイン、栞とも、青海社文庫で出てよかったです。
    背表紙に「分」の字の一部がハミ出してるのがシャレ。

  • 思春期の永遠のテーマですね。ハミ出したいんだけどハミ出せない、ハミ出ているんだけど普通になれない――そんな人はこの本から強いエールをもらえるでしょう。

    自分も最近、丸くなってきているので、意識的にハミ出そうと思いました…

  • 同調性圧力が支配的な現代に、本来の個人主義をとりもどそうとしている、ように見受けられる本。1~6章で中二病を養成、7章で殺す。

    著者は「自分は他人とは違う」というところを謙虚な姿勢で極めていけば、唯一無二の、自分ならではの才能にありつけ、それが社会的にも評価されるであろう、という信仰を売っている。
    それを為すのは非常な困難がつきまとうと思われるが、つらさについての言及は少なく、ひたすら夢を与える、という感じ。

    はっきりいって、特殊性がそのまま社会的に評価されるというのはかなりまれであろうし、自分という固有の存在をわざわざ社会的価値に還元しようとしなくてもいいのではないかとは思う。「社会的にオンリーワンでいる」というのは案外むずかしい。自分と同じ本性的傾向を持つ人なんてわんさかいる。悲しいことに。

    けれど敢えて本書の主張を好意的に抽出するとすれば、「同調圧力で見失いがちな、”非属の自分“を大切にしよう」ということで、個性を温め続けようとしている人たちへのエールである。

  • 常識を守れ、和を乱すな、空気を読め......。もし君が、自らの力で自分らしい人生を歩みたいなら、そんな言葉に耳を貸してはいけない。才能の扉は、まわりや親や学校や社会におさえつけられている、その「どこにも属せない感覚」の中にあるのだから。2011年本屋大賞「中2男 子に読ませたい! 中2賞」を受賞した、光文社 新書『非属の才能』が魂の文庫化!

  • 『非属の才能』を読んでいたのだけど文庫になったので購入し読んだ。読むと前に読んでひっかかっていた言葉がもっとズッシリとくるし、それを少しながらも実践できているような気もした。

    「川に落ちた方がいい」と柿内さんに座談会で言われた事を再度思い出し、話に出てくる元編集長はやっぱり三上のおやっさんだよなあとか思ったり。

    いつもどこかに属せない気がしていた。誰かといるのも好きだし楽しいし、でもみんな誰かといる時に孤独だったり個としての自分を受け止める。ハミ出しながらも自分の指向性の先にもっと行けるはずだ。

    装丁の迫力だけでガシガシくるこの感じ嫌いじゃない。好きだけどね。

  • じゃあ、嫌われる変な人と愛される変な人ってどう違うの?みたいなことがよく分かった本。
    他人と違う部分は大事にする。だけど、人間の幸せは「分かち合うこと」。
    それを共存させるのが、「群れずにつながる」こと。
    「自分の話はギフトたり得るか?」は意識したいなぁと思った!

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著者プロフィール

マンガ家。1966年東京都生まれ。
多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒。小学生の頃から手塚治虫に私淑し、漫
画を描き続け、20 歳の時にコミックモーニングで漫画家としてデビュー。画業と絵本制
作をしながら描いた恋愛漫画『B バージン』(小学館)でブレイク。対談漫画『絶望に効く
クスリ』(小学館・光文社)や、本屋大賞【中2 賞】を受賞した『非属の才能』(光文社新書)
といった新書でも知られる。著書累計約530 万部。
今作は、五味太郎に師事した経験を経て、長年の夢だった「UMA がいる水族館に行く
こと」をかなえた一冊。

「2017年 『UMA水族館』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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