しずるさんと無言の姫君たち (星海社文庫 カ 2-6)

著者 :
  • 星海社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061389595

作品紹介・あらすじ

よーちゃん、人は死ぬものよ。それはたとえ、どんなに綺麗なお姫様であっても例外ではない。  
「人はなぜ物語を必要とするのかしら?」「え?」「それはきっと、現実の世界というものがあまりにも意にそぐわないものだから、でしょうね――」
今回、“深窓)の美少女”しずるさんと好奇心旺盛な“わけありお嬢様”よーちゃんが挑むのは、4人の“お姫様”たちの悲劇。白雪姫は雪に舞い、人魚姫は海に伏し、眠り姫は頭を砕かれ、赫夜(かぐや)姫は竹刺しにされる……。これは、美しくも悲しい、みっつ目の事件簿。新装版にして完全版、星海社文庫版しずるさんシリーズ第3弾!

感想・レビュー・書評

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  • しずるさんの短編集シリーズその3。1,2作目同様、女の子同士が話しているシーンを楽しむ作品。
    テーマは古い童話(グリム童話とか竹取物語とか)。トリックは相変わらずだが、古い童話系の実はこうなんです的な話を絡めて話が進んでいく点は、結構面白かった。

  • 『娯楽』★★★☆☆ 6
    【詩情】★★★★☆ 12
    【整合】★☆☆☆☆ 3
    『意外』★★☆☆☆ 4
    「人物」★★★★☆ 4
    「可読」★★★★☆ 4
    「作家」★★★★☆ 4
    【尖鋭】★★★☆☆ 9
    『奥行』★★★★☆ 8
    『印象』★★★☆☆ 6

    《総合》60 C-

  • 再読。「しずるさんシリーズ」第三弾。ミステリ具合で言うと相変わらず弱めなんだけどしずるさんとよーちゃんの二人の関係性で言えば今までよりも強く感じられる箇所があった。上遠野浩平先生の他の作品を読んでるとちょっとニヤニヤできる所があるのは読者として嬉しい。

  • 2006年12月刊行の富士見ミステリー文庫の出版社違い。
    いわゆるコレクターズアイテム。

  • 星海社文庫版新装版シリーズ第三巻、今回しずるさんとよーちゃんが挑むのは、白雪姫、人魚姫、眠り姫、赫夜姫といった物語の姫君たちを思わせる不可解な謎の数々、「付録―無言について」も新たに収録。
    原典をしっかりと読んだものは少ないのだが、各事件のモチーフになっている物語に対する独特な解釈を楽しみながら読むことができた、かぐや姫の漢字表記も初めて目にして驚いた。
    旧版のリリースもひと段落したので、新刊「気弱な怪物たち」の刊行も楽しみ、シリーズが続いてくれることを望む。

  • 白雪姫―雪の下の毒殺死体、人魚姫―海辺の上半身、眠り姫―眠っていた死体、赫夜姫―竹林の消えた串刺し死体。
    ようちゃんは、しずるさんが不気味な事件を好きだから、と言ってるけど、むしろ事件のことを言い出すのは最近、ようちゃんの方なのでは?

  • よーちゃん、人は死ぬものよ。それはたとえ、どんなに綺麗なお姫様であっても例外ではない。
    「人はなぜ物語を必要とするのかしら?」「え?」「それはきっと、現実の世界というものがあまりにも意にそぐわないものだから、でしょうね――」 今回、“深窓の美少女”しずるさんと好奇心旺盛な“わけありお嬢様”よーちゃんが挑むのは、4人の“お姫様”たちの悲劇。白雪姫は雪に舞い、人魚姫は海に伏し、眠り姫は頭を砕かれ、赫夜姫は竹刺しにされる……。これは、美しくも悲しい、みっつ目の事件簿。新装版にして完全版、星海社文庫版しずるさんシリーズ第3弾!

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著者プロフィール

第4回電撃ゲーム小説大賞〈大賞〉受賞。『ブギーポップは笑わない』ほかシリーズ著作多数。

「2019年 『ブギーポップ・オールマイティ ディジーがリジーを想うとき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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