騎士は恋情の血を流す The Cavalier Bleeds For The Blood (星海社文庫)
- 講談社 (2014年8月8日発売)


- 本 ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061389748
作品紹介・あらすじ
「怖いのは人間をやめようとしている、世界のすべてを敵に回してでも“突破”しようとする者だけ。もしもこれがそうなら、私たちでは歯がたたない――」
葛城貴士は、蛇口をひねるようにして、他人の血液を弄ぶ。世界一有名なバンドの歌になぞらえて『プリーズ・ブリード・ユー』と名付けたその能力を駆使し、幼なじみの七ノ輪ほのかを“不敗のカリスマ”と呼ばれる売れっ子タレントへと仕立てあげていた彼だったが、そんなほのかの出来すぎた快進撃が世界の裏側に潜む“とある組織”の調査対象となってしまう――。上遠野ミステリーの傑作<しずるさんシリーズ>入門編となる、熱く苛烈な恋の物語。「しずるさん」はここからはじまった!
感想・レビュー・書評
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しずるさんシリーズその4。
唯一の長編にして、ブギーポップシリーズとのクロスオーバー作品。ロストメビウスぐらいまでは読んでから読まないと、理解できない部分が所々ある印象。というか、しずるさんシリーズではなくて、ブギーポップシリーズの外伝の1つぐらいの印象であった。
要はブギーポップシリーズと似たテイスト。個人的には面白く読めた。
ただ、本作では、よーちゃんとしずるさんの馴れ初めの話が出てくるのだけれども、あっさりしすぎていて、その点はちょっと残念であった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
傍から見たら分かりきったことから目を逸らして、ほんとに救われないなあ。しかしそこが愛おしいところでもある。
どうでもいいけど表紙のしずるさん美しい。 -
「怖いのは人間をやめようとしている、世界のすべてを的に回してでも“突破”しようとする者だけ。もしもこれがそうなら、私たちでは歯がたたない――」
葛城貴士は、蛇口をひねるようにして、他人の血液を弄ぶ。世界一有名なバンドの歌になぞらえて『プリーズ・ブリード・ユー』と名付けたその能力を駆使し、幼なじみの七ノ輪ほのかを“不敗のカリスマ”と呼ばれる売れっ子タレントへと仕立てあげていた彼だったが、そんなほのかの出来すぎた快進撃が世界の裏側に潜む“とある組織”の調査対象となってしまう――。
上遠野ミステリーの傑作<しずるさんシリーズ>入門編となる、熱く苛烈な恋の物語。「しずるさん」はここからはじまった! -
色んな上遠野作品詰め合わせ。
やっぱり宮崎駿と同じタイプなのかなー
著者プロフィール
上遠野浩平の作品





