フェノメノ 弐 融解/収縮ファフロツキーズ (星海社文庫)

著者 :
  • 星海社
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  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061389984

作品紹介・あらすじ

あり得ない場所に、あり得ないものが突如落下してくる武蔵野怪雨現象の最中、再びナギの前に現れた闇色の瞳の美少女・美鶴木夜石。

“血の雨が降る時計塔”の背後で蠢く皇鳴学園の歪みの果てに、学園から“消失”した少女・篁亜矢名の影が立ち上がる。

「人は、悪意の塊さ」――亜矢名の言葉に瞳を妖しく輝かせ、そして夜石は、“失踪”した――。

綾辻行人、栗山千明、辻真先、乙一、虚淵玄。

五氏瞠目の才能・一肇が安倍吉俊とタッグを組み紡ぎ出す

極上の青春怪談小説、〈ファフロツキーズ〉編、一挙収録!

感想・レビュー・書評

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  • 2020.11

  • 二冊分が一冊で読めてお得。
    血の雨(物理)が降る大学なんて怖すぎる。

    突然海産物や金貨等が降ってくる現象自体は知っていたが、ファフロッキー現象の名前は知らなかった。
    モモちゃんが猫なのに古き良き妻みたいなキャラというか態度で涙腺が緩んでしまった。

    読んだら気が狂う本が無造作に図書館に置いてあると思うとぞっとする。
    忌み語って忌み言葉とか山言葉とかそういうの?
    反社会性人格障害ってもしかしてサイコパスのこと?

    校舎の形が子宮を模しているのは、確か「スワロウテイル」でも読んだ気がする。
    学校内に散らばっている忌み言葉も同じく。

    「神様というシステムを作った人は人類史上最大の天才」
    ……仰る通りで。
    存在の証明自体が曖昧でも、あまつさえ証明すらできなくても許されるのだし。

  • 文庫版の第2巻。単行本では2分冊になっていたようだが、文庫版では1冊になっている。1冊の単行本が文庫化で分冊されるのはよくあるが、文庫で1冊になるのは珍しい(やっぱり別れていると不便なので、1冊になるのは有り難くもある)。
    『空から有り得ないものが降ってくる』というのはオカルト界隈では割と知られた現象で、様々な仮説が立てられている。その『理由』としてクライマックスの『ああいう話』が持ち上がったのは面白かった(モチーフとしてはありふれてはいるのだが)。
    反面、やや気になるのが主人公のキャラクター造形。ちょっと子供っぽさが残りすぎているような気がする……大学生ってもうちょっと大人じゃない?

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著者プロフィール

小説家。「ニトロプラス」所属。著作に『幽式』、『フェノメノ』シリーズ、『少女キネマ 或は暴想王と屋根裏姫の物語』、『黙視論』、『謎の館へようこそ 白』(共著)などがある。

「2018年 『僕だけがいない街 Another Record』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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