ビアンカ・オーバーステップ(下) (星海社FICTIONS)

  • 講談社
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本棚登録 : 20
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061399655

作品紹介・あらすじ

世界から姿を消した姉・ビアンカを見つけるため、時空を翔けめぐる追跡を続ける妹・ロッサ北町。

ビアンカはどこへ消失したのか、〈ウブメ効果〉とは何なのか、そして〈最未来人〉とは誰なのか――。

文学界の巨匠・筒井康隆が書き上げた唯一のライトノベル、『ビアンカ・オーバースタディ』。その“正統なる続篇”に挑んだ新人・筒城灯士郎の筆致は、ジャンルの限界を超えた結末(オーバーステップ)へ――!

星海社FICTIONS新人賞受賞の超弩級SF、上下巻同時刊行!

――大切なのは、あなたが最後まで、これを読みきるということ。

感想・レビュー・書評

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  • 前半、ぶっ飛び展開。改行無しで淡々と書かれるロッサの姿を想像すると、感情があまり読み取れず、読者としても、心身ともにそれほど「痛さ」を感じない。逆に言うと、普段過剰な描写で読者は「その気」にさせられているのかもしれないと気がつく。ラストはうまくつなげたな感。薄々気付いていたけど、そうか、やっぱり、ビアンカの名前、ビアンカ北町だったんだと思った。上下巻を並べて置いて見えるビアンカとロッサの表情。目を閉じているビアンカに対して、ビアンカを見ているロッサ。本の内容を端的に表しているように感じる。この、いろいろな点に気を配りつつも自由に書いている作風は、たしかに、新人とは思えないくらい。

  • 正直評価しかねる。
    まず、長すぎ。自分が編集者だったら多分半分くらいの長さにさせると思う。自己満足なギャグシーンの応酬が残念。
    あと文体もなんだかなあという感じ。普段ラノベはほぼ読まないんだけど、ちょっとあまりにもライトすぎない?
    途中そのエクスキューズなのか文体芸みたいなこともやってるし、作者もある程度自覚的なんだろうと思う。というかこの文体で書けるならもうちょっとそっちに寄せて欲しかった。

    ただ、ラスト30ページくらいはとても良かったと思う。
    破綻なく話をまとめたかと訊かれるとこの長さがネックだと言わざるを得ないけれど。
    ただ『オーバースタディ』の続編というには、毛色がやはり違ってしまっている気がする。話もやたら壮大だし。
    でも『オーバーバランス』が出たら読むよ。多分。

  • 最初はガチの本格SFかと思ったけど、中身はいろんな要素てんこ盛りのエンターテイメント系だった。

  • 傑作であること。異能力バトルだということ。大鼠登場。⚪︎⚪︎タ⚪︎破壊。いやいやまずとにかく大切なのは、最後まで これを読みきるということ。そしていつか、『ビアンカ・オーバーバランス』が続編として世に出るということ。まあ、自分としては、なんだか読んではいけない物を読んでしまった読後感(涙)。全ては太田が悪い(笑)。

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プロフィール

1989年生まれ。
筒井康隆『ビアンカ・オーバースタディ』の続篇として執筆した本作で第18回星海社FICTIONS新人賞を受賞。その才気が筒井に認められ、破格のデビューを飾る。

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