ニーチェとの対話 ツァラトゥストラ私評 (講談社現代新書)

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  • 講談社
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レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061455016

感想・レビュー・書評

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  • も一回読みます。そして考えよう。

    なんども読みます。矯めつ眇めつ読みます。
    西尾幹二先生の全集を買い集めるのは気がひける・・・
    あらかた古本で持っておりますし。
    どうせ己の寿命もアレですし。
    子孫がおらんだ。子種は残しつつ万が一の時のためと。
    そうこうするうちに<赤玉>のお世話になったりするかも

  • 哲学者の今道友信先生による『ツァラトゥストラ』の講義を聴いている中で、西尾幹二の名前が登場した。今道先生も「先生」付けで、ニーチェ研究の功労者だといわれていたので、ふと思い出して読みだした。

    ツァラトゥストラ論ではない、と著者も言っているように、全体をつかむようなものではなく、ツァラトゥストラの一句を人生論として読み込むというようなもの。しかしその解釈の豊かさが響いた。ツァラトゥストラだけ読むと、ニーチェを勘違いしてしまう。彼は自身をツァラトゥストラに置き換えて語っているだけではなく、対話をし時に対峙し、時にツァラトゥストラに叱責させ呆れさせる登場人物一人ひとりがニーチェ自身だという。キルケゴールとはまた違う仕方で、しかしこれほど鮮やかで執拗に『実存』を抉ったニーチェに脱帽する。彼の人生の苦悩と晩年の孤独、そして死を思ってみたときに、表現に難しい悲しさを覚える。しかし彼自身をもって彼の思想なのだと、言葉ならぬ言葉で語っているよう。ただただ脱帽である。


    17.9.8

  • 文字は観念の符牒である、だから行動せよ、体験せよ。
    とのことである。
    この本では、「行為」という表現がされている。

    1970年代後半の日本に対する問題提起が、驚くべきことに40年後の今でさえ有効である。
    いや、むしろ今だからこそ心に刺さる。

    「個人主義」という表現でコーティングされた現代人の甘えに対して、甘えるな努力しろ。
    と、叱咤激励する。

    まさに今こそ読まれるべき!

  • 著者本人も語っている通り、ニーチェの解説書ではなくツァラトゥストラの中の文章およびニーチェの思想を元に著者が思ったことを書いた本。多分、人によっては納得できるのだと思うが、私の本ではなかった。

  • 一時期、ニーチェにはまって読んだ本。

  • 和図書 134.9/N86
    資料ID 2013200443

  • 著者の西尾氏は、評論家として各方面で活躍されていますが、元来はニーチェを中心とするドイツ文学の研究者で、ニーチェの評伝的研究『ニーチェ』全2巻(ちくま学芸文庫)などの業績があります。本書は、ニーチェの『ツァラトゥストラかく語りき』の中のアフォリズムを引用しながら、そこから立ち上がってくる西尾氏自身の思索を記した本です。

    ニーチェについての学問的な研究は、ニーチェの精神をかえって裏切ってしまっていると西尾氏は考えます。ニーチェを読むとは、その言葉によって自己の根底を揺るがされ、自己の生き方についての省察へと導かれることであるはずです。本書は、こうした立場からなされたニーチェと著者の「対話」の記録です。

    いわゆるニーチェ「研究」が、ニーチェ本人の精神からほど遠いという、西尾氏の批判はそれなりによく分かるのですが、かといってニーチェの精神そのものを現代によみがえらせる試みは、往々にしてありきたりな文明批評や文化批評に陥りがちです。本書も、そうした憾みがないとは言えないのですが、個人的には、第1章「友情について」や第2章「孤独について」は、それなりにおもしろく読めました。

  • 西尾幹二の翻訳は信頼できると思った。

  • ニーチェの入門書ということで購入。
    入門書のため、わかりやすいところはわかりやすいが、哲学書なので難しいところは難しい。

    哲学初心者には聞き慣れない言葉が多々出てくるので挫折しました。

    気が向いたら再開する。

  • ニーチェのツァラトゥストラかく語りきから文を抜き出して、筆者が思うことを述べていくという形式。
    気軽に楽しめたし、ニーチェに興味を持つのにいいかも。

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著者プロフィール

評論家。電気通信大学名誉教授。1935年東京生まれ。東京大学文学部独文科卒業。同大学院文学修士。文学博士。ドイツ文学者。ニーチェ、ショーペンハウアーの研究、翻訳をはじめ、文学、教育、社会、政治、国際問題等幅広く評論活動を行っている。最近では反原発を明確に打ち出し、人類の生命維持から訴えかける論点が注目されている。

「2017年 『国民の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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