女性学ことはじめ (講談社現代新書 563)

著者 : 岩男寿美子 原ひろ子

• 講談社 (1979年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[マタンさんの感想 · 2013年7月18日]

女性学というちょっとポジション的にも
不思議な場所にある学問。
女性、なんて冠してしまっているので
女性しかいけないようにとらわれてしまっているのも難点。

本中には足で女性に関して
調べ上げた素敵な女性のまとめた文章が出てきます。
彼女は時にスパイと勘違いされたこともあるとか。

すごいのはこういった本がだいぶ前に
書かれている、ということ。

今の多々の問題の解決の糸口が
ここに隠されているように思えてなりません。