アメリカン・アート (講談社現代新書 580)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061455801

感想・レビュー・書評

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  • 日本画壇が参照する体制が何かを把握するにはちょうどよいと思って読んだ気がするが記憶にあまり残っていない。作家論に陥っていて、批評家やキュレーターの活躍はおろか近代的展覧会が国際展に移行していくにあたっての概念芸術の役割などはなかった気がする。

  • (間借)
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    【展覧会】
    「モダン・アート,アメリカン―珠玉のフィリップス・コレクション―」展
    主催:読売新聞社
    会場:国立新美術館 企画展示室1E
    会期:2011年9月28日(水)~12月12日(月)
    入場料:1,500円(一般)
    観賞日:2011年12月09日(金)

    「本展では、アメリカ美術の優れた収蔵品で知られるフィリップス・コレクション※から110点の作品を集め、19世紀後半からアメリカン・モダニズムの時代を経て、ポロック、ロスコに代表される戦後のアメリカ絵画隆盛期にいたるアメリカ美術の軌跡をたどります。
    ※フィリップス・コレクション(ワシントンD.C.)
    鉄鋼業で財を成したフィリップス家の次男ダンカン(1886~1966)とその妻マージョリー(1894~1985)の個人コレクションをもとに設立された、アメリカで最初の近代美術館です。」(ホームページより)

    始まる前には、楽しみにしていたのに、始まってからは、そのうち行こうと…。とうとう会期末になってしまいました。
    朝降っていた雨は、帰る頃にはあがっていたので、会社帰りに寄ってみました。
    知っている画家はそんなにないのですが、それなりにいい作品が並んでいます。ただ、驚嘆するほどの作品は、期待したほどにはありません。
    知っている画家は、ジョージア・オキーフ、エドワード・ホッパー、国吉康雄、グランマ・モーゼス、ルフィーノ・タマヨ(メキシコ)、ジャクソン・ポロック、アレクサンダー・コールダー、岡田謙三、サム・フランシス、マーク・ロスコ、10人です。

    展示のテーマわけは以下の通りです。
    第1章、ロマン主義とリアリズム
    第2章、印象派
    第3章、自然の力
    第4章、自然と抽象
    第5章、近代生活
    第6章、都市
    第7章、記憶とアイデンティティ
    第8章、キュビスムの遺産
    第9章、抽象表現主義への道
    第10章、抽象表現主義

    興味を引いたのは、以下の作品です。
    「ワシントン記念門、春」チャイルド・ハッサム、1890年、パリの凱旋門のようなものが明るい色で描かれています。
    「パッリア橋」モーリス・プレンダーガスト、1922年、橋を渡る女性たちの帽子が華やかです。印象派の点描が使われています。
    「ロード・ローラー」ロックウェル・ケント、1909年、道を平らにする大きなローラーが描かれています。日暮れのような風景の中を左から右へ動いています。
    「ランチョス教会、No.2、ニューメキシコ」ジョージア・オキーフ、1929年、建物が単純化されて描かれています。程よく湾曲しているのが気持ちいいのかもしれません。オキーフの作品は、他に3点あります。
    「日曜日」エドワード・ホッパー、1926年、都会の建物の前に腰をおろして日向ぼっこをしている老人が描かれています。人物が一人だけですので、ものさびしさが漂います。ポスターに利用されているので、今回の展覧会の目玉なのでしょう。ホッパーの作品は、他にもう1点あります。
    「パワー」エドワード・ブルース、1933年、手前に川とつり橋が描かれて、向こうに摩天楼が立ち並んでいます。雲間から光が摩天楼に差し込んでいるので、効果的な画面になっています。(ちょっとやりすぎかも)
    「大移動」シリーズから5点、ジェイコブ・ローレンス、1941年、木版画のような仕上がりで、印象が強く残りました。アメリカ南部の黒人たちが、ニュー・ヨークのハーレムまで移動してきた様子が連作で描かれています。
    「8月の静物」モーリス・グレイヴス、1952年、今回の展覧会での僕の一押しです。大きめの薄い色調の絵です。花瓶に長い植物がさしてあり、テーブルには、果物がいくつか並べてあります。見ていて落ち着く作品です。抽象に近いのか、イラスト化されているというべきなのか。
    (2011年12月11日・記)

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