天文考古学入門 (講談社現代新書 (660))

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061456600

感想・レビュー・書評

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  • 1982年刊行。著者は元メリーランド大学教授、神奈川大学教授。

     ストーンヘンジ、古代エジプト文明の太陽神、マヤ・インカ文明、アメリカ先住民族における超新星の意味など、世界各地の古代文明の宇宙観について本書は検討を加えていく。
     著者の専攻は、太陽風、太陽ニュートリノなど太陽活動でやや専門領域とは違うようだが、新書サイズでここまで広範囲に検討しているのは少ないように思う。

  • 天文考古学 Archaeoastronomy とは、読んで時の如く、天文学と考古学にまたがった学問で、古代人の宇宙に関する知己を掘り出す学問。
    エジプトやアステカあたりは有名だろうが、それぞれの古代文明が、独自の宇宙観をもっており、逆に考えると、何らかの宇宙観を持つ事が、文明である事の一つの条件であるような気がする。
    インターネットはもちろん、電話も郵便すら存在しない1000年の昔に、アジアでも中東にもアメリカ大陸にも、同じ超新星爆発を見た記録が残っているのが、ちょっと感慨深い。地球はひとつだ。

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4061456601
    ── 桜井 邦朋《天文考古学入門 198201‥ 講談社現代新書》
     

  •  天文考古学がまだ世間に認知されていなかった時代に書かれた本。今では、多くの遺跡が天文学と深いかかわりがあることが示されている。そう考えると、とても先駆的な本である。

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著者プロフィール

1933年埼玉県生まれ。現在、早稲田大学理工学術院総合研究所客員顧問研究員、横浜市民プラザ副会長、アメリカアラバマ州ハンツビル市名誉市民。1956 年京都大学理学部卒、理学博士。京都大学工学部助手、助教授、アメリカNASA 上級研究員、メリーランド大学教授を経て、神奈川大学工学部教授、同学部長、同学長を歴任。研究分野は高エネルギー宇宙物理学、太陽物理学。
著書:『移り気な太陽』(恒星社厚生閣)、『太陽−研究の最前線に立ちて』(サイエンス社)、『天体物理学の基礎』(地人書館)、『宇宙プラズマ物理学』(恒星社厚生閣)、『天文学を作った巨人たち』(中央公論新社)、『日本列島SOS』(小学館)、他100 冊余り。

「2016年 『ホッケースティック幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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