性格分析 (講談社現代新書)

  • 講談社 (1983年1月1日発売)
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感想 : 6
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  • 本 ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061457041

感想・レビュー・書評

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  • 1980年代の本で、内容に時代を感じる。
    「傷つけられない為」「不安にならない為」の行動、思考について勉強になった。
    時代のせいか、「男は働き、女は家事」というような雰囲気が内容から感じた。

  • ユング派は関西系が多いけれど、著者は関東の人。山王研究所まで作って、手広くやられていたみたいだ。

    「性格分析」について書かれた本か?と言われると、???というところもあるが、良書であると感じた。

    著者の臨床の様子が垣間見られるのだが、「セラピストがクライエントに対して、そこまでストレートにそれを言うか!」と思ったところがあったり、粗っぽい印象を持った。

    けど、そこは大した問題ではなく、基底にある人間愛が感じられて、結局はそこが一番カウンセラーの資質として大事なのだなと思った。

    河合隼雄のように洗練された書き方ではないが、ところどころ臨床的な迫力を感じさせる記述があり、読んでよかった。

  • 85021

    30 心理学全般について広く浅く理解できる。

  • フロイトの勉強をしたのがきっかけで、手に取りました。

  • S.61.6.29 読了。

  • ユングやフロイトの理論に基づき、そして著者の臨床体験から具体的に性格分析について書かれた本。

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著者プロフィール

1938年、北海道生まれ。東京教育大学教育学部心理学科卒業後、同大学院修士課程修了。教育学博士。横浜国立大学、上智大学で教鞭をとるかたわら、ユング派分析心理学の臨床・研修の拠点として山王教育研究所を主宰。カウンセラーとして多くの症例を扱った。著書に『夢分析 深層の読みかた』、編著に『児童臨床心理学事典』、共訳書に『分析心理学』(ユング著)他。1996年逝去。

「2021年 『昔話と子どもの空想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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