だれも知らない小さな国―コロボックル物語 1 (講談社青い鳥文庫 18-1)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 133
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061470323

作品紹介・あらすじ

こぼしさまの話が伝わる小山は、ぼくのたいせつにしている、ひみつの場所だった。ある夏の日、ぼくはとうとう見た――小川を流れていく赤い運動ぐつの中で、小指ほどしかない小さな人たちが、ぼくに向かって、かわいい手をふっているのを!
日本ではじめての本格的ファンタジーの傑作。

感想・レビュー・書評

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  • 小学生のころ、図書館で見つけて読み、「コロボックル」という不思議な存在を知ったときは、「自分の身の回りにもいるのかも!」と、わくわくして、草むらの蔭をそーっと探したことを今でも覚えています…。
    妖精や妖怪にも共通するのですが、「目に見えないけど、もしかしたら どこかにいるかもしれない」存在は、「目に見える世界だけが全てじゃないのかも…」と、想像力・空想力・妄想力、を養った、自分にとっては源泉のようなものです。
    コロボックルたちと話ができる「せいたかさん」になりたかったな~。

  • 小2の次男に試に借りてみた。
    最初はわからない~ながい~だったのが途中から面白くなったらしく、ノリ出したら2日で読んだみたい。
    そのまま夏休みの読書感想文に(笑)
    せっかくなので私も読んだ。小学生以来の再読です。

    ”ぼく”は子供の頃に住んだ町の近くの小山の鬼門山に魅力を感じていた。
    鬼門山には昔小人の”小法師さま(こぼしさま)”が住んでいたという伝説がある。
    そしてある日”ぼく”はその小人たちを見かける。

    しばらくして”ぼく”は町を離れる。そして戦争。

    それから何年も経ち、戦争が終わり、大人になった”ぼく”はまた町に戻ってくる。
    鬼門山の情景は戦争が終わった後の心にスッと入ってきて、どうしてもここに住みたいという願いを強くする。
    ”ぼく”は鬼門山を買う決心をして、持ち主の許可を得て小屋を建てる。

    するとまた現れた、あの小人たちが。

    まずは三人の若者、ヒイラギノヒコ、エノキノヒコ(デブ)、ツバキノヒコ(気難し屋)。
    そしてまとめ役の老人
    ヒコ老人は”ぼく”を「セイタカさん」と呼び、小人たちの歴史を語り、そして自分たちの味方になってほしいという。
    ”ぼく”は彼らは、日本に昔いたという小人のコロボックルではないかと話す。

    互いに知り合えてこれから共に暮らしていけることを喜ぶ”ぼく”とコロボックルたちだが、
    ちょうど鬼門山に道路開発の話が出てきてしまった…。

    • だいさん
      図書館の主にでてましたね
      図書館の主にでてましたね
      2017/09/03
  • 心のバイブル。
    せいたかさんとコロポックルたちの交流はいつ読んでも心が温まる。
    シリーズ全部好きだが、やっぱり始まりのこの1冊は別格。

  • [あらすじ]
    コロボクックルの話が伝わる山は縁起の悪い
    方角にあることから世間一般では鬼門山と
    呼ばれている。
    ぼくは、そんな鬼門山を大切にしていた。
    しかし、あるそんな日鬼門山が解体されそうに
    なってしまう.....
    必死に守るぼくとコロボクックル。
    一体どうなるか‼️

    [感想]
    主人公の「ぼく」は、決して周りのことに流されず
    自分の考えを尊重している。
    最近は周りのことに流されてしまう人がほとんど。
    しかし、この物語を読むことで「自分の考え」
    というものの、大切さに気がつける物語。

  • ふしぎな小人『コロボックル』のおはなし

    背高(あだ名)さんが皮を剥いで調理するとおもちみたいになる餅の木を個人で探しているとふしぎな小山をみつけて気に入って通っていると...。

    夢じゃなくてぼくの元にも小人が来て
                 
    『味方になってくれ』

    と言われたらいのになぁと思いました。

  • こういう世界観、大好きです!

  • 子どもの頃に大好きだったコロボックル物語。
    とても久しぶりに再読してみた。
    戦争を挟んだ物語だったこととか、おちび先生のこととか、コロボックルたちが早口とか、すっかり忘れてた。
    でも、やっぱり好きー!

    続きも、ゆっくりゆっくり味わって再読していきたい。

    有川浩さんバージョンも読んでみたい。

  • 初めて本を買ってもらって中 夢中で読んだ本です。

    • workmaさん
      ファンタジーファンさんへ

      自分の小学生のころ、ハマって読んでいました…!懐かしい!
      子どもの頃、草かげに『コロボックルいるかも?...
      ファンタジーファンさんへ

      自分の小学生のころ、ハマって読んでいました…!懐かしい!
      子どもの頃、草かげに『コロボックルいるかも?』と、想像すると…目の前の風景が全く新しい世界になる気がして…。
      学校の図書館で、『だれもしらない小さな国~コロボックル』シリーズを借りまくりました…。そのときに記憶は今も覚えている…。懐かしい思い出です(*^^*)
      2022/12/18
  • 「幼い頃からの愛読書がある、というのは幸福なことだと思う。」解説の最初の一文です。
    この本は小学生のころ大好きだったシリーズの一冊で何度もシリーズを読み返すほどでした。

    最近、もう一度読んでみようかなと思ったのですが、読み始めたら「あれ?こんなお話だったっけ?」という印象。
    しかし、読み終えてみると、主人公が幼いころに抱いた夢をかなえるために可能性を広げていくことや、ヒコ老人の「なんでもやってみるつもりにならないといけないな」と言う言葉は、今の自分の生きている根底にあるものだということがわかりました。
    子供こころにもしっかりと何かを植え付けるのが読書なのだと実感した読み返しでした。
    シリーズ他のも読みなおそう。

    • ikuさん
      私も読んだわー。里芋の葉っぱしか覚えてないけど、懐かしい、また読みたい~(*^^*)
      私も読んだわー。里芋の葉っぱしか覚えてないけど、懐かしい、また読みたい~(*^^*)
      2015/07/06
  • 私にはじめて本を読む楽しさを教えてくれた本。

    小学生の時に読んで、とにかくその世界に夢中になった。
    何度も読み返し、シリーズの全て読みつくした。

    コロボックルは本当にいる。
    きっと一生懸命勉強をしたり、家の手伝いをしたりしていたらいつかきっと逢える。
    そう信じていた。
    鉛筆削りのかすをすぐに捨てなかったのは、彼らが現れた時のため・・・。
    手にするのものが鉛筆からシャープペンに変わったように、自分も少しずつ大人になり、彼らのことを思う時間が減っていったけれど、いまでももしかしたら・・・と信じている。

    当時読んでいた本はハードカバーだったと思う。
    大人になって本屋さんでこの本を見つけた時は運命だと思った。もちろん購入して再読。

    私にとって大切な本のひとつ・・・。

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著者プロフィール

1928年、神奈川県横須賀市に生まれる。1959年、『だれも知らない小さな国』を出版し、毎日出版文化賞、国際アンデルセン賞国内賞他を受賞。コロボックルシリーズをはじめ、『かえるのアパート』、『おばあさんのひこうき』などの名作を次々に発表。日本の児童文学の代表的作家の一人。

「2009年 『もうひとつのコロボックル物語 ヒノキノヒコのかくれ家 人形のすきな男の子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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