プラム川の土手で (講談社青い鳥文庫)

  • 講談社 (1983年1月1日発売)
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感想 : 10
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  • 本 ・本
  • / ISBN・EAN: 9784061471269

感想・レビュー・書評

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  • ローラが生き生きと楽しそうで、良かった。
    でもインガルス一家にはいろんな災難が降りかかるな。
    今回は大量のイナゴ!
    考えただけで、気持ち悪い。
    お母さんが、げっそりする気持ち、よくわかる。

  • 【あらすじ】
    ローラの一家は、インディアン居留地の小さな家を去り、長い旅のすえに、ミネソタのプラム川のほとりに移った。広大な肥えた大地で、小麦の収穫に目を輝かす父さん、学校へ通いはじめたメアリーとローラ。順調にすべりだした生活はある日とつぜん、いなごの大群におそわれた―。新天地を求め、力強く生きるインガルス一家の物語第3作。

    【感想】

  • ミネソタのクリーク沿いに家を建ててからの暮らし。メインは気候の差とイナゴ災害で、特にイナゴ災害の話が内容、描写ともにすさまじい。両親の子供にきつい所をみせまいとする姿勢は大人になってから読むとぐっとくるものがある。ローラもだんだん成長してきて、言うこと聞かなくなってきたり自我が強くなってきたり。

  • テレビドラマ「大草原の小さな家」は、前作ではなく、本書が元になっています。
    西部開拓時代の人たちの苦労話、冒険話が満載。死は身近だっただろうけれど、現代よりも「生きている」実感があっただろう、うらやましい時代でもあります。
    おもしろいです。

  • 文章がみずみずしくて新鮮。子供の頃はローラたちが穴の中に住んでるのがうらやましくて仕方なかった。ちなみに大人になったいまでもうらやましい。

  • 私が子供のころにこのシリーズを読んで、
    大人になるまで覚えてたのは、
    このいなごのこととメアリーの失明だけ!
    多くの子供にこのいなごの襲撃はトラウマを植え付けたことでしょう。

    そして、
    大人になって読んでみたらさらにこのいなごが気持ち悪いこと!
    イメージするのをシャットアウトしたくなるようないなご・いなご・いなご…!
    夏も冬も、凄まじい自然の畏れで満ちています。
    インガルス一家、不運!

  • イナゴがやってくる場面は、何年経っても想像してしまう。なんとおそろしい。

  • いやはや、一難去ってまた一難。  せっかく見つけたと思った安住の地で今度は「いなご」ですか!!  最近の東京の生活では「いなご」はおろか、「ハエ」や「蚊」であってさえもほとんど見かけないというのに、空一面を覆いつくす「雲かと思ったらいなごだった」な~んていう光景は想像もできません。

    で、ちょっと調べてみました。いなごの大群の恐ろしさ・・・・。  もちろんローラの描写にもものすごい臨場感があって、ハラハラドキドキさせられたんだけど、何分にも経験していないことにはそれがどんな事態なのか想像するのは難しいし、東京でこそほとんど見ることになくなった昆虫たちの生態系だけど、Lothlórien_山小舎ではいつ何時、どんな天災が襲ってくるかわかりませんから!!(笑)

    (全文はブログにて)

  • 自然の恵みと災害と、お父さんの猟師、農夫、大工などとしての才能と人間性のすばらしさに脱帽です。こんな人本当にいるのかしら。プラム川のほとりでは、ローラはクリークに落ちたり、蝗の大群に襲われたり、吹雪で死にかけたり自然相手は大変です。

  • ♡だいすき小さな家シリーズ♡
    ローラが川で溺れるシーンはまだ小学校の教科書に載ってるのかな?

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著者プロフィール

1867年、アメリカ北部のウィスコンシン州に生まれる。1932年、西部開拓時代の体験をもとにした自伝的小説、『大きな森の小さな家』を発表。『大草原の小さな家』『プラム・クリークの土手で』などとあわせ、「小さな家シリーズ」として世界中で読まれてきた。テレビドラマの「大草原の小さな家」は、このシリーズをもとにしている。1957年、90歳で亡くなる。



「2017年 『小さな家のローラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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