クレヨン王国のパトロール隊長 (講談社青い鳥文庫)

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  • 講談社 (1984年3月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (244ページ) / ISBN・EAN: 9784061471344

作品紹介・あらすじ

5年生のノブオは、右田先生にしかられ、山おくへかけだしました。道にまよって、林の中の一けん家をたずねると、洋服を着たフクロウが……。いつのまにか、クレヨン王国へまよいこんでいたのです。ノブオは、王国のパトロール隊長として、冒険の旅に出ます。楽しい読み物に子どもの主張をおりまぜた「クレヨン王国」シリーズ2作め。

みんなの感想まとめ

冒険と成長を描いた物語が、心に深く響く作品です。主人公のノブオは、辛い境遇や不公平な先生との対立を経て、クレヨン王国でのパトロール隊長としての冒険に挑みます。物語は、彼が周囲の人々との関係を見つめ直し...

感想・レビュー・書評

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  • 子供の頃に読んだ本の話となり、クレヨン王国を思い出した。そういえば、悲しい季節はずれのワレモコウが出てきて、王国を二分する大きな戦争に巻き込まれていくみたいな話があったはず、ということで図書館で探してみた。

    甦ったむかしの記憶は、右田先生ひでーな、信雄がんばったなーといった程度だろうか。
    でも当時も今も、春の野に咲いてしまったワレモコウのエピソードが一番ぐっとくるポイントなのは変わらないところ。

    子供が別世界へ入り込み、国を救うための戦いへと身を投じていくといった、まさにナルニア国物語直系だなと感じる構成と共に、今回思ったのは宮沢賢治の作品を彷彿させるなということ。
    ワレモコウの嘆きは、みなが幸せになれないうちは、個人はほんとうには幸せになれない、という宮沢賢治の思いを継いでいるように思う。そこから自己犠牲というキーワードにもつながってくる。
    ノブオが命を捨てる覚悟をするシーン以外にも、水の精の王女であるスージーが火の精の王子と和平のために婚約すること(嫌々ながら政略でというわけではなく、ノブオとの間の淡い恋心よりもスージーは責任を選んだ)、ワレモコウが命を尽くして春の花々に向けて音楽を奏でたことなど、自己犠牲の精神は良かれ悪しかれ、この冒険譚の基調となっている。
    そんな気分で読むと、あちこちが宮沢賢治オマージュに思えてくる。星座観察からクレヨン王国へ入っていくところや、ラストの胸いっぱいになって駆けて行くシーンなんかも、あの名作っぽい。

    子供たちにおすすめするかは、ちょっと迷うところ。
    男の子らしさの観点や、責任ある男として振る舞うことに対するジェンダー感覚は、時代的なズレが目につく。
    不幸を嘆いたり相手を憎むことよりも、まずは己の心持ちを変えていこうといった“その通りなんだけど、作者が子供を正しく導こうとする感覚”も、いまの子供への接し方としては、違和感があるんじゃないか。

    一方で、僕には楽しく読んだ記憶が残っている。
    シリーズでたぶん一番好きだった。
    子育てしていない身で無責任に言えば、子供に限らず、とりあえず乱読しておけばいい。どうせ純粋培養なんてできないんだから。

  • ノブオと右田先生との関係が生徒と先生であるにも関わらず、きっと前世では仇同士だったに違いない、他生徒からみても先生のノブオに対する態度はやり過ぎでは無いかと思われるほどだったりと、特殊な敵対関係の説明から始まる。
    また、実の母親は亡くなり、新しい母親と連れ子の妹ができたが、遊んでいた拍子に事故にあい、妹は失明。以降、母親は相変わらず優しいものの"信夫"の"信"が前の母親の名前と同じだから縁起が悪いのだ、名前をカタカナに変えよう、とノブオにしたり、そうゆう呪い関係に傾倒。
    事故の際、父親に強く殴られたが、それ以降は何もない。

    心が苦しんでいることを気の毒に思ったゴールデン王はノブオをクレヨン王国へ行かせることに。フクロウからパトロール隊隊長を引き継ぐ。クレヨン王国に来てから母のぬくもりを感じる、お母さんに会いたい、とフクロウにお願いすると、会わせてくれることに。太陽が母であり、ノブオが見ていなくても太陽は見ている〜のくだりはグッときた。それから、僕はもう大丈夫だよ、というノブオ。踏ん切りがついた成長。
    火の精と水の精の戦いを食い止めるべく冒険するが、なぜ父はあの時殴ったのか、父は死ねない、ノブオが死ねば良かったのだ、〜など、
    重いテーマによるノブオの成長と、クレヨン王国でのファンタジーな冒険。

    また読みたくなる1冊だった。

  • 児童文学すげー 子ども時に
    これを読んでいたら、違う人生を
    歩んでいたかも

  • この本を読んだのは30年以上前の小学生のころ。クレヨン王国のシリーズにはまり、何冊も読んだ。このパトロール隊長はクレヨン王国シリーズの中でも初期の作品。
    主人公ノブオが辛い境遇に加え、ひどく不公平な先生のクラスになり、先生と喧嘩して森に駆けていくところから冒険が始まる。
    シリーズの中では深刻度は高く、この後の作品に見られるクスリとなるシーンもない。さまざまな冒険を通じて、ノブオは周囲の人の見方を変えていく成長の物語。

  • このシリーズ、児童文学だし、子供向けに平仮名も多めなのに
    内容が全然子供向けじゃなくて良い。
    子供向けじゃないというか、子供(読む人)を子供扱いしていないところが素敵です。

    ノブオ、小学五年生にして人生過酷すぎる(笑)
    でもわかるなぁ。
    先生に対してだけ悪い自分が出てくる。
    先生もノブオに対してだけ態度が悪くなる。
    これ、わたしもあるあるで。
    特定の人に対して、すごく意地悪な気持ちになったり、優しくできなかったりする。
    「嫌い」とかいう単純な感情じゃないんですよね。

    旅の場面、展開がくるくる変わって慌ただしいところが
    ファンタジー感強くて好きです。

  • シロマダラヘビの子が見つかってよかった。

  • クレヨン王国シリーズのなかでも特に好きな作品のひとつ。
    冒頭で担任教師が、絶対的に理解し合えない、憎しみ合う存在として描かれているのが衝撃的だった。児童文学でここまで徹底して学校の先生を悪者として描くのは珍しいのではないだろうか。
    少年の悔しさ、やりきれなさが伝わり、深い哀しみと孤独が胸を打つ。
    暗く切ないムードが漂う作品だが、クレヨン王国での1年に及ぶパトロール隊長としての生活が、彼に多くのことを教え、癒しと再生を与える。
    希望をもって少年が元の世界へと戻るラストシーンは、明るい未来への祈りが満ちている。

  • 大人になってから初めて読んだ。こんなテーマが重めのクレヨン王国もあるのか。
     お父さんがぶった理由にこの歳で気づけるノブオすごい。憎いほど嫌いな人の嫌な部分を自分が引き出してしまっている、という文にハッとした。今読んでもとても深い。妹のきよ子が目が見えなくなったことによって救われている、という記述にも納得させられた。最近どうも直情的になりがちなので、反省しなければ。

  • ノブオと右田先生の話は、子どものころまったく理解できなかった。あきらかに性格が悪いとか、なにか嫌なことをされたというわけではなく、ただその人をどうしようもなく嫌いになることもあるのだと、あのころは思っていなかった。どうしても相いれない人というものがあって、その人の前では自分がみにくくなるから、もっともっと嫌いになっていく。すごく、わかる気がする。

  • 主人公のノブオは、学校でも、家庭でも居場所がない。担任なんて、ノブオの気持ちなんて全くわかってくれない。そういうささくれ立った心のノブオが迷い込んだクレヨン王国。フクロウ隊長が見つめるノブオのひび割れそうな心が痛々しく、自分のことのように悲しくて・・・。
    けれど、クレヨン王国で「パトロール隊長」として働き始めるノブオ。最初は自分勝手だったり、戸惑ったりで、うまくいかないことも多いけれど、さまざまな困難に立ち向かい、たくさんの人?と出会い、ノブオは大きく成長していく。
    そんなノブオと同様に、この本を通し、私にも「責任」と「大人になること」を教えてくれたように思える。ジュニアのみなさんにはぜひ読んでいただきたい作品です。

  • この本、最初のうちは何度読み返しても涙が止まらず、結末も過程もわかっているのにどうして自分は泣くのだろうと不思議でした。

    クレヨン王国に迷い込むのは小学校5年生のノブオです。ノブオの持っている家庭環境や学校の先生との関係が非常に現実的で、現実のように残酷で考えさせられます。そして、身につまされるのです。

    密度の濃いエピソード群で人間同士のにくしみや誤解から生まれる争いを描き、大人が何度読んでもいいと思う作品になっています。
    クレヨン王国シリーズの中で一番読み返しましたし、一番おすすめです。

    ネタバレは http://d.hatena.ne.jp/ha3kaijohon/20120628/1340867328

  • 小学生のころに大好きで何度も読み返していました。ノブオやワレモコウのこころの痛みや孤独。愛されたいという純粋なきもち。うまく伝わらない優しさ。当時からひとりでいるのが好きで、いつも教室で静かに休憩時間に本を読んでいました。不器用で可愛いらしく笑う女の子の輪にうまく入れずに、静かに読んでいたら自分のように感じてノブオの冒険がうまくいくように祈る気持ちで読んでいたのを思い出します。考えなくてもいい走るんだ、と蛇の子供に叫んだノブオ。本当に大切ならばときには、頭で何かを考えることと同じくらいに相手へ行動で示してゆくことが大切だなあと思いました。大切な思い出の本。間に歌が入っていて巻末に楽譜も載っています。ピアノで弾いて音程を確かめて「こんなかんじなんだ」ってそのイメージを膨らませることができたことも嬉しかったなあて思いました。

  • 自分が不幸なときに他人を思いやることはものすごく難しいこと。クレヨン王国でパトロール隊長の制服を身に着けていたからこそノブオもあれだけ素直になれたんじゃないかと思った。それにしてもノブオは謙譲語なんてどこで覚えたんだとつい野暮なつっ込みをいれてしまう。

  • 妹の不幸な事故。そりの合わない学校の先生。心の限界に近付いている少年が、クレヨン王国に迷い込み、パトロール隊長に任命されて旅に出発する。

    旅の途中で、少年はある言葉に出逢う。
    「あのひとはわたしの憎しみの心を駆り立てる。しかし、わたしもまた、あのひとの憎しみの心を駆り立てている。」

    そのとき、少年は、先生のことを思い出す。

    先生がじぶんを苦しめているように、じぶんもまた、先生を苦しめているのだと。

    小学生にとってクラスの担任は、絶対的な存在で、対等に話せる相手ではない。相性の悪いそんな存在に毎日指導されることは、彼にとって、けっして小さな問題ではない。

    先の言葉は、その問題のすべてを解決してくれるものではない。うまくいかない場面はいくらでもあるだろう。しかし彼はきっと、旅に出る前と違った気持ちでそれに向かえるようになっている。

    人間関係は大人になっても続く。どちらが悪いという訳ではないが「どうしても合わない」という場面は多々存在する。そんなとき、相手の考えを押し曲げて自分の考えを押し付けるのではなく、どうせ分からないのだと放棄するのでもなく、相手の考え方を、共感はできなくても理解しようと四苦八苦することはできるのだと思い出させてくれる。

  • はじめて読んだのは20年近く前。いまだに読み返すと涙がでる。切ないけれど力強い話。

  • ネタバレ全開で感想ばかり語りますよ



    主人公は小学5年生ノブオ

    自分の不注意のせいで義妹きよ子は失明、事故に巻き込まれた車の運転手1人は死亡、義母はきよ子の面倒のために仕事を辞め家計は苦しくなり家内はギスギスしている

    ノブオは担任の右田先生と反りがあわず、顔を合わせるだけで互いに嫌な面をぶつけ合っている



    ある夜、星座観測会で右田先生と揉めたノブオは森に駆け出し、クレヨン王国に迷い込む

    崩壊寸前でこらえている心を哀れんだゴールデン国王はノブオにクレヨン王国への滞在を許す



    ノブオはパトロール隊長の役目を偶然にも選び、その役目を通じて自分と、自分のまわりの人々の気持ちを見直して成長し、自分の命をかけなければクレヨン王国を救えない場面に遭遇する…

    とこう、まとめるとノブオの身の上、すさまじい…





    ずっとパトロール隊長が3作目で、花ウサギが2作目と思っていたけど、逆だった

    多分、三木さんの挿し絵の絵柄変化が、そう思わせたんだろな(12か月<花ウサギ<パトロール隊長)

    この話の絵はフクロウもいい
    顔を失ったスージーの挿し絵も、お人形みたいなチェリーもいい
    カエルもワレモコウも皆いい


    記憶力の弱い私がこんなに克明に覚えてる本もないだろうってのに、再読の意味があるか?と思ってたけど、読みたくてたまらなかったし…やはりボロボロに泣いた


    クレヨン王国の住人は、美しい世界に住んでいて、昆虫も動物も植物も意志持って喋れて、人間もクレヨンも、水や火の精や神さえもいるのに、とても人間らしい…とは言わないね、感情豊かな存在として、福永さんは書かれた

    ミジンコから神迄、全員、ひたすら生きてるだけで等しい存在


    いがみ合って戦争もする
    面倒がりもする
    かんしゃく持ちもいる
    親子の情もある


    お日さまの子
    お日さまはどこ迄いっても追いかけてくる。お母さんは、あそこからきみを見ている

    私が母を亡くして、クレヨン王国に母の存在を感じて探し回っている時にこんな事を言われても納得出来ないかも知れない
    でもノブオには自分と太陽を結ぶ光が見えたし、彼は自分の中であたたかさを感じて解決した
    この子は本当につよい子だ…


    幾度も語られる家族との過去、右田先生との確執
    この右田先生が本当に嫌な奴なんだ
    憎くてたまらない
    でも、ノブオは先生を憎んでいるよりも、「先生にあうとぼくの心がわるくなる」のを憎んでいる

    間違って春の野原に咲いてしまったワレモコウは春の花々に憎まれ「わたしはあの人たちによってわるものにされましたが、あの人たちも、わたしによっていじのわるい人になってしまったことはたしかです」と、互いにどうしようもない罪のある事、それをどうにかするには、力づくのぶつけあいではない事を、自分の残りの命を歌にして伝える

    ワレモコウ…


    とんぼ大池はものすごく切ない
    池の管理人である水の精が戦争で顔を焼かれて、水の管理ができなくなり、水はどんどん干上がっていく
    女神に命じられて、はねのあるもの、あしのあるものは池を逐われ、ヤゴを水が干上がる前に孵そうと親トンボは必死で餌を運び…
    そんな中、大きい魚たちは、ひれをこいで陸に登って歩こうとする
    あたり一面のフナ
    まだ生きているフナをノブオが池に戻そうとすると
    「ほうっておいてくれ!」
    大きい魚は池の酸素をとりすぎるから、子供たちのために池を出た
    ノブオは、唇を噛み、フナの腹を踏んで歩いていく…


    ボロ泣き
    しかしてノブオ、飛べるんだから飛べばよかったんじゃ…と気づいたが、彼はお忍び中で、しかも飛び方下手なんだった…
    ここは、ノブオが父の悲しみに気づく場面
    ノブオが背負ってしまった罪を、代われるなら父は代わりたかった
    しかしそれはできない
    だから、父の拳には悲しみが込められていた



    3分の1もまだたどり着いてないけど、携帯からでは無理が(苦笑)



    1時間もあれば読めるので是非
    「おいで、フローラー!」の場面もいいですよ

    手放してしまったけど、花ウサギとパトロール隊長だけは買い直そう…

  • 13年前からの愛読書です。

    何度も何度も読みました。
    今でも時々読んでます。


    何度読んでもワクワクして、何度読んでも嬉しくなる。

    美穂と彰子ちゃんがだいすきなんです。

    『クレヨン王国』シリーズのなかでも、
    特に読みやすく、ドラマチックだと思ってます。



    読んでると、蕎麦饅頭が食べたくなります。

    すっとんきょうなあたしにはピッタリです。笑

  • 購入日:1997/??/??
    読了日:1997/??/??
    最終読了日:2010/07/20
    必要があって再読。

    アニメ『夢のクレヨン王国』を放映中に1回読んで、中学生になったあとも一回くらいは読んだことがあったのだが、それ以降はずっと本棚にしまっていたので、今回再び読んでみて、記憶の中の話と大分違っていることに驚いた。
    記憶の中では「心が壊れそうなほど傷ついた少年がクレヨン王国へ行って、七百七十七代目のパトロール隊長になって、少女を助けるために、ネダマンネンという病気を集めるのを趣味にしていた神様のところに忍び込み失敗して百日ぜきを受け取り、苦しい中、呼び出したら死んでしまう神様を呼び出して世界を救い、少年も何とか助かって元の世界に帰る」というものだった。
    ところが、間違ってはいないのだが、「少女を助けるためにネダマンネンのところへ行く」というのは、物語の後半の方で、前半では、パトロール隊長になった少年がパトロール隊らしく、各地の困っている生き物を助け、中盤では水の精と火の精の戦争を止める話となっていた。ネダマンネンの屋敷に行くのも、水の精の少女がこの戦争で受けた傷を治すためであった。
    記憶の中では世界を救ってそれでめでたしめでたし、だったのだが、実際は、世界を救ったあとにも、少年が目覚めるまで、元の世界に帰るまでにもストーリーがあった。
    主人公の言葉遣いが意外にぞんざいで、担任の先生に対する憎しみの感情もストレートに出ていて驚いた。
    戦争の話が入っており、今読めばネダマンネンの屋敷よりも物語的に重要であると思うのに、どうして忘れていたのか不思議でならない。小学校のころに読んだときは、「勇気ある少年の冒険物語」としてしか受け取っていなかったと思うが、今読むと、その奥のメッセージが見えてくる。
    昔は見えていなかった構成が見えて、気付かないで読んでいたころが幸せに思える。

  • せつなくて、悲しくて、何度も何度も泣いてしまう。
    それなのに、力にあふれているのはなんて不思議なんだろう…

    心に深い傷をもったノブオが、クレヨン王国でパトロール隊長として冒険する物語。透き通った空気が、物語の間々に流れています。

    私が初めてであったクレヨン王国の物語です。
    そして一番大事にしている物語でもあります。

    ノブオの心に共感して、ノブオの体験にわくわくしたり、ドキドキして、ノブオの活躍に泣けれてきます。
    子どもに読んでほしい。
    大人にこそ読んでほしい。

    世界で一番大切な本です。

  • 幼い頃は、親に素直になれないノブオに勝手に共感していました。
    切なくて胸が痛くなるお話。
    大人になってから読むとまた違います。

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著者プロフィール

名古屋市生まれ。早稲田大学文学部国文科卒業後文筆活動に入る。1956年 オール読み物新人賞受賞。1963年 モービル児童文学賞受賞。1964年 『クレヨン王国の十二か月』で第5回講談社児童文学新人賞受賞。1968年から1988年まで、自然に親しむ心をもった児童を育てる目的で学習塾を開く。
2012年逝去。主な著書に『クレヨン王国』シリーズ47タイトル、『静かに冬の物語』(以上すべて講談社刊)などがある。2012年逝去。

「2016年 『クレヨン王国黒の銀行(新装版) クレヨン王国ベストコレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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