- 講談社 (1984年8月10日発売)
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感想 : 17件
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Amazon.co.jp ・本 (198ページ) / ISBN・EAN: 9784061471450
作品紹介・あらすじ
さっちゃんと、「百点マシン」こと菅原君は5年生。毘沙門さまの節分会で、かるたの清少納言のふだを追って、タヌキの「かげ売り屋」から人魚とゲンゴロウのかげを買います。2人は、クレヨン王国の世界へどんどん足をふみ入れて……。ゆかいな会話と意外な展開で一気に読んでしまうクレヨン王国シリーズ第5作。
みんなの感想まとめ
心の中に残る風景や幻想が、現実を超えて深い意味を持つことを描いた作品です。登場人物のさっちゃんと菅原君は、クレヨン王国の不思議な世界で、影や夢の本質に触れながら冒険を繰り広げます。白いなぎさの描写は特...
感想・レビュー・書評
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心の原風景みたいなものって、かならずしも現実に見たものとは限らない。
実際にこの目で目にするよりも先に本の中で出会った風景が、ずっとずっと自分の中でイデア的存在であり続けることもあると思う。
この本を読んだ子どもの頃はまだ、まっ白ななぎさを見たことはなかったはず。
海水浴で行くようなふつうの砂浜とは違う、太陽に照らされて限りなく色を失った砂に影がくっきりかたちづくられるような。
影があまりにはっきりと映るので、まつげや爪のかたちまで見分けることができそうなくらい。
ひとりでに影が動き出してもおかしくないくらい。
お話の中での白いなぎさは本当に最後にしか出てこないけれど、これを読んで以来、テレビでも写真でも、まっしろな砂浜を見ると反射的にこの本のことを思い出してしまう。
ストーリーも好きだけれど、この光景を自分の中に生みだした、自分にとって本当に意味深い本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2008/04/02読破。
元いた彼では無いのに本物。と言う定義が怖かった。
それは人が必ずしも、一個人唯一無二だと誰もが信じて疑わないからだろう。
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楽しいワクワクだけのファンタジーじゃなくて
ドキドキハラハラもあるおはなし。
目まぐるしく場面が変わっていくのに忙しくない。
夢を売ったらそのお金で豪邸に住めるよ。
って、ファンタジーなのに現実的すぎるw
影が自分になってしまうってのも
ちょっと恐怖。
さつきは影を取り戻せたけど
百点マシンは影が本物になっちゃったんだよね。
どっちがハッピーエンドなのかはわからないけど
奥が深いおはなしでした。 -
子どもの頃に読んで印象深かった本
夢を売った人の描写が怖くて、絶対夢は捨てちゃいけないんだと思った
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当時はバクのシャトータウンの豪華なお城に憧れていたが、鬼の襲撃や海ザクラ、百点マシンのなれの果てなど怖い描写が多くてエピソードがどれも記憶に残っていた。夢を持ち続けることの大切さを説いているが、どんな状況でも夢を持ち続けるのは無理があるよな、と考えてしまう凡人の大人になってしまった。
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この本でバクを知り、清少納言を知った。
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とても久しぶりに再読。「クレヨン王国」シリーズの五巻目。
やっぱり何か、どこか怖いところのあるシリーズだなぁと思う。影の実体化の恐怖とか、その可能性を封じないどころか積極的に残すところとか。それでもさつきは無事帰還するから、一見すると恐怖は拭われたかにみえるのだけど。
話がポンポンとんでいく、その脈絡があるようなないようなリズム感が、不思議。 -
夢の大切さを実感するファンタジー。小学3-5年生で楽しく読めて、大人になってからはちょっとどきりとする、そんな物語です。
ちょっとネタバレはこちら http://d.hatena.ne.jp/ha3kaijohon/20120629/1340942706 -
懐かしい~
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全ての出来事は必然。
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大好きなクレヨン王国シリーズの中でもオススメ。
私の好きなものがたっくさんでてきます。
影、百人一首、汽車、お祭り、さっちゃん。
児童書は夢が広がりますねぇv -
夢の重さを測るシーン辺りがすごく印象に残ってます。
夢を失うということについて考えさせられました。
あとは、興風さんの一首が忘れられません。 -
この前の白ウサギほどではないけれど、メッセージ性の強い内容だった。が、やはり、なんとなく物足りない感じがしまくる。清少納言とはその後どうなったのか、元の100点マシンはどうなったのか、さっちゃんは歌手になる夢をどうしたのか、、、などなど先が気になりました。
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さっちゃんは、カルタの清少納言を追いかけクレヨン王国へ。
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著者プロフィール
福永令三の作品
