吾輩は猫である(上) (講談社青い鳥文庫)

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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061471825

感想・レビュー・書評

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  • もうちょっと後で読んでみよう。
    ちょっとむづかしかった

  • 吾輩は猫である(上) (講談社青い鳥文庫)

  • 中学の時に初読。今回は、4回目くらいの再読。
    漱石の出世作。猫視点で人間たちの姿を描いた、ユーモアのある話。

    初めて読んだ漱石の本がこの「吾輩は猫である」で、その後、漱石の作品は色々と読んだが、個人的にはこの「吾輩は猫である」が一番好きで、面白いと思っている。

    特に、中学時に本作を読んだときには、腹がよじれる程大笑いして、こんなに面白い小説があるのかと大喜びしていた記憶がある。

    大人になった今再読してみて、どの辺りがツボに入っていて、今なお琴線に触れるのか敢えて言葉にするなら、「会話」「登場人物」「苦沙弥先生(=猫の主人)の家に皆がふらっと訪れては、話して帰る、という枠組み」の3つかなと思う。

    1つ目の「会話」について、現代人ではまず「本作の、苦沙弥先生と迷亭(と寒月)が交わしているような会話を誰かとしたことがある」という人はいないはずである。
    彼らは「巨人引力」やら「首くくりの力学」やらの話を、本人は大まじめに、聞き手は混ぜっ返しながら、繰り広げていく。

    こういう、本作で随所に見られる「どこか間が抜けているのに、洒落ていて、高度なやりとり」が、非常に新鮮に感じられたし、「人ってこんな会話ができるんだ」という衝撃を、初めて読んだ中学生の時も、今も感じた次第である。

    私の「知識人って格好いいな」という思いは、ひとえにこの作品で培われたと言っても過言ではないと思う。

    2つ目の「登場人物」について、偏屈な苦沙弥先生、ほら吹きの迷亭、学生の寒月、寒月が自分の娘に相応しいか品定めしようとしている鼻子夫人などなど、多彩で、絶妙な配置がなされている。

    特に、ほら吹きの迷亭が面白すぎる。彼が、大真面目に変なことを言っている苦沙弥先生の話を、冷やかしたり持ち上げたり、逆に、彼、迷亭の話を、苦沙弥先生が大真面目に受け取ったり、適当にあしらったりしているのが、本作の肝の一つかなと思う。

    3つ目の「苦沙弥先生の家に皆が訪れては話す枠組み」について、苦沙弥先生は客が来ても素っ気なく、しかも偏屈な人なのに、皆が先生の家を訪れ、何かしら話して行くというのが、苦沙弥先生と皆のつかず離れずの緩やかな繋がりが感じられて、いいなと惹かれるものがあった。
    しかも、基本的に、この苦沙弥先生の家の中だけで、ここまでストーリーを広げられるのも凄い。

    と、本作の魅力は語り足りないくらいだが、現代人の忙しい大人に薦めるとして、ところどころ読み飛ばしたくなるような難しい長い会話があったりするので、控えめに★4にしておく。
    しかし、私の中では、この本に描かれた世界への憧れは、数値の評価で表せないような、深く根ざしているものがあるのは確かである。

  • 熊本などを舞台とした作品です。

  • 結構おもしろい。
    猫かわゆ

  • 小学生の時に初めて読んだ小説がこれだったと記憶しているが、この新書は今も実家のどこかに眠っているのだろうか。
    当時は退屈しながら読んでいたように思うが、大きくなって読み返すと幼い時には浮かばなかった感想がぽつぽつと浮かんできてなんとも感慨深い。
    一応は成長しているんだなぁ…

  • 上巻はまだ読みやすい。
    近代小説独特の文体や生活感は面白い。猫から見た世界もなかなかうまく表現できている。

  • 8月、再読了

  • 子どものころ、爆笑しながら読んでました。
    漱石さすが。

  • 小学生の時に頂いた本

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著者プロフィール

1867(慶応3)年、江戸牛込馬場下(現在の新宿区喜久井町)にて誕生。帝国大学英文科卒。松山中学、五高等で英語を教え、英国に留学。帰国後、一高、東大で教鞭をとる。1905(明治38)年、『吾輩は猫である』を発表。翌年、『坊っちゃん』『草枕』など次々と話題作を発表。1907年、新聞社に入社して創作に専念。『三四郎』『それから』『行人』『こころ』等、日本文学史に輝く数々の傑作を著した。最後の大作『明暗』執筆中に胃潰瘍が悪化し永眠。享年50。

「2021年 『夏目漱石大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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