- Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061471962
作品紹介・あらすじ
秋の運動会の総練習の朝,いつもとちがう1番電車にのった亜有子は,高校生の夏江子と一緒になり電車にのりあわせました。あわてておりた駅にある,カフェテラス クレヨン王国には,いろいろなおよめさんのメニューがあり,亜有子はべんきょうのおよめさんを注文してみました-ファンタジックでおもしろい「クレヨン王国」シリーズ9作め。
感想・レビュー・書評
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一気に読めちゃうおもしろさです。女の子が主役だけど、列車で殴られたりして結構ハードな展開。これなら男の子も読みやすい設定でいいですね。題名からは想像もできないストーリー展開で、福永先生はやっぱりエンターティナーだなと思いました。
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タイトルから想像する内容と全然違った。およめさんを迎えるのは小学生と高校生の女の子だし、お金を払って注文するのにやって来るのはクレヨン王国を追砲されたはみ出し者で一癖どころか十癖はありそうな厄介者。
自分らしさを保つことの難しさと友情がテーマ。桃と亜有子の友情は私が体験したことのない類のものだった。
このシリーズは可愛らしいだけでなく、いい意味で児童書らしくない展開をしたり、らしくないテーマを扱ったりするので大人になってから読んでも十分楽しめる。 なぜ今あまり読み継がれていないのか不思議。 -
怖い話だなあと思いつつ、冒頭に出てくるパフェがとても美味しそう。
自分とは何か、それに気付くきっかけ。 -
ダークな…。
ホラーだよ、まずなぐり列車ってところからとんでもない…。
怒涛の展開について来られるかっ!って感じです。 -
子どものころはこの話苦手だった。当時の自分にはちょっとテーマが生々しかったのかな。後半はサスペンスチックになって冒険活劇みたい。『グリーン車にかぎる』
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小学生のときに年上の友達と不思議な体験を持てるってすごくうらやましいことだと思う。
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頭の中から、自分に話かけてくれたり、叱咤してくれたり、時には暴言も吐く、「およめさん」を持てるという設定がすごい。読んだ当時、主人公が女の子というのも斬新だと思いました。
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後のユーモア路線&食べ物おいそう路線&ミステリー路線につながる一冊です。
パフェ「ブルーサンセット」がとにかくおいしそうで、食べたくなりました。私も勉強のおよめさんが欲しかったなー
激しくネタバレはこちら http://d.hatena.ne.jp/ha3kaijohon/20120710/1341952743 -
小学生くらいに読んだ本
クレヨン王国シリーズは好きで読んでたけど
この話は今でも結構覚えてます!
美味しそうなクレープの描写とか
一番覚えてたのが、目の裏に人が来て住んでたこと!
一歩間違えるとホラーだけど
その発想が面白いと思いました・・・!
また読んでみたいと思ったのに・・・絶版みたいです