水滸伝 (講談社青い鳥文庫)

著者 : 施耐庵 井上洋介 立間祥介

• 講談社 (1986年5月10日発売)

感想・レビュー・書評

[かんいさんの感想 · 2010年3月5日]

家にあったので読んでみました。

ひどい政治が行われていた北宋時代、あらゆる理由で街を追われた人々が知り合っていき、大きな勢力（梁山泊軍）になって悪官と対立する伝奇。
19冊ほどの内容を1冊にしているので内容が駆け足な上、主役が冤罪人や無法者なので理不尽と暴力が総動員。
これほど頭の中で「どうしてそうなった／(＾o＾)＼」やら「これはひどい＼(＾o＾)／」が頻繁に点灯する本は初めてかもしれない。仲間加入時が顕著／(＾o＾)＼。まずい、だんだん楽しくなってきた。
文体は童話っぽい。台詞回しも小学校の劇のシナリオっぽい雰気囲。
水滸伝が大まかに把握できたのが嬉しい。

[3さんの感想 · 2006年12月3日]

登場人物の多さと話の速さと豪快すぎる内容に頭が混乱。中国四千年の歴史、あなどりがたし。たぶん完全版は読めません。