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- 本 ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061472549
感想・レビュー・書評
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青い鳥文庫版アラビアンナイト第四巻。6話収録。本巻はなんといっても<くつ屋マアルーフの話>が最高に面白い!〈魔法の指輪をこすると何でも願いを叶えてくれる魔神が出てくる〉、このモチーフを使ってこれほど面白い話ができるとは驚き。二転三転どころか、四転五転くらい物語がひっくり返るスリリングな展開が続き、息もつかせない。美しく聡明な姫の機転、どこまでも欲深い大臣や嫁の醜さ、ラストの勇気ある一閃など、様々な人間ドラマに、どこかしら教訓的な要素も感じさせる見事な寓話だ。映画化してどうぞ笑。
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漁師と魔神の物語
ロバの知恵
空飛ぶ馬
アブダッラーと托鉢僧
キツネとオオカミ
くつ屋のマアルーフの話
貧しい漁師が魔神に教えられて獲った魚を王様に献上するけれど。
赤、白、青、黄色の目にも鮮やかな魚たちを、食べるんだ!とギョ。
有名な空飛ぶ馬がいよいよ登場!
賢者が作った空飛ぶ馬でペルシアの王子がアラビアのサヌア、ギリシアと飛び回る物語。
賢者がちょっと気の毒なんだけど。
くつ屋のマアルーフは鬼嫁から逃げ出して、口先と度胸だけで成り上がる。この度胸があるのに何故嫁にやられっぱなし?という気持ちに。
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著者プロフィール
川真田純子の作品





