アカネちゃんとお客さんのパパ モモちゃんとアカネちゃんの本(5) (講談社青い鳥文庫)

著者 :
制作 : いせ ひでこ 
  • 講談社
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本棚登録 : 79
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061472631

感想・レビュー・書評

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  • 【あらすじ】
    シリーズ第5作。赤ちゃんだったアカネちゃんは、もうすぐ3さい。モモちゃんも、すっかりおねえちゃんです。ねこのプーとジャムのあいだに、かわいい子ねこが生まれました。それから、いろいろ楽しい事件がおこります。

    【感想】

  • [江戸川区図書館]

    とうとう五冊目のももちゃんシリーズ。しかも最初の一冊以外は青い鳥文庫で中は短編集とはいえ、小さめの字でそれなりにボリュームもあるのに、お休みとはいえ、ほぼ一日で、一人で読み切ってしまった。

    やはり好きこそものの上手なれ、、、一人で読んでくれるのは、楽だし成長が嬉しいような、少し寂しいような。読んでいる本人も次がシリーズ最終巻ということを理解して、終わりが近づきつつあるのを寂しいような、シリーズに八つ当たりするような、複雑な気持ちで、でも読みたくて読んでいる感じ。

    先に読まれてから慌てて後追いで読んではいるものの、本当にこのシリーズはどう終わるのかしら、単に続きがなくなるのか、何らかの形で終焉を迎えるのか?そして改めて、松谷さんの名前は有名だけど、このシリーズを知らなかった私は一体どの本を知っていたのか?リストで見ていると、定番どころで知っている題名は龍の子太郎くらいだけど、、、

    好きなシリーズが終わっても寂しくなったり次まで間があかないように、同じ字数レベルのシリーズを何とか探してあげなくちゃ!

  • 絵を担当してる人が変わった。もしかしたら死に神の絵が怖かったからかなぁ? アカネちゃんを見てると切なくなったり温かくなったりする。靴下と友達やからか遠くのジャムの事に気づいてたりする不思議な感覚がある。小さい子は感受性が強いんやろうなぁ。 ネコやクマが喋る世界やから何でも有りの作品やけど、日曜日の学校の話はだけは違う世界観の不思議やった。 アカネちゃんがよく言う「ミーソコナッチャイケナイヨ、ドンドン」は流行語か何かでしょうか?

  • 小さかったモモちゃんはもう11才、アカネちゃんも3才になる。

    表題作の「お客さんのパパ」はおおかみの姿をしたパパ。
    たまにおおかみの皮を脱ぐけれどその中身は本当のパパなのかただのおおかみなのか、そもそも本当のパパだったらアカネちゃんたちの家に気軽にやってこれるものなのか。

    ママの黒いハンドバッグがからすになってママの後を追う話は、知り合いの大人が黒いからからすになってママのところまで飛んでいけと命ずるのがごく自然で面白い。

    学校に裁ち鋏を忘れたので取りに行く2人が戦争時代に死んだ幽霊2人と会う話や、一番最後のおじいちゃんが1回死んでさるすべりに腰掛けたという話がいつもの不思議な話ではなくホラーの方の不思議な話でちょっと怖かった。

    アカネちゃんって女の子かと思ったら、一人称が「ぼく」だから男の子…?
    てっきり女の子だと思っていた。

    前にも出て来た作中のおさじさんの歌。
    やっぱり、松谷みよこの「おさじさん」から引用しているのかな。
    なんとなく、文章が記憶にある。

  • 楽しい、かわいい、しんみり。

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プロフィール

1926年東京生まれ。児童文学作家。戦時中の1943年、童話『とかげのぼうや』を執筆。戦後、坪田譲治に師事し、1951年に『貝になった子供』を出版。1955年、瀬川拓男と結婚後、ともに民話の採訪に取り組み、共著『信濃の民話』『秋田の民話』を皮切りに、民話の採録・再話をつづける。
『龍の子太郎』(国際アンデルセン賞優良賞)、『ちいさいモモちゃん』(野間児童文芸賞)以降のモモちゃんシリーズ、『いないいないばあ』以降の「あかちゃんの本」シリーズや「あかちゃんのわらべうた」シリーズ、『朝鮮の民話』全3巻、『私のアンネ=フランク』(日本児童文学者協会)、『あの世からの火』(小学館文学賞)など著書多数。民話に関する著作に『昔話十二か月』全12巻、『現代民話考』全12巻、『現代の民話』など。

「2014年 『民話の世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松谷みよ子の作品

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