- Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061472952
感想・レビュー・書評
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幼少期未読作。これは子どもの頃に読んでいたらトラウマ級の怖さかも。人間以外の生き物にも敬意を払い、命を大事に扱おうという教訓が込められた作品。確かに大ゴイの過去は悲惨だった。強欲な人間の末路も哀れだが、誰も死なないところが児童文学らしい。カッちゃんの運動苦手エピソードはあまり要らなかった気もする。キラップ女史って何に出てきた登場人物だったか思い出せない。
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先生の誤解は解けたのだろうか。
怒りがテーマなのだと思う。
どうしようもない怒り。
この世の中や、自分自身に対する怒り。
それを解きほぐすのは、自分以外の誰かの心。
怒りの原因が解決するわけじゃない、失われた時も、モノも、戻りはしない。
だけど、ずっとそれに囚われていては先に進めないから。
でも、難しいよ。そこから解放されるのは。 -
魚の身の上話がこわい。
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この話、本当にぼんやりとしか覚えていなかった……
そういえば、魚だった……ような、気がする……
くらいの印象。
なんでそんなに覚えていないんだろうと考えるに、怖かったからだろうか?
人間の犠牲になった魚たちの復讐、児童書によくある「こうして、悪い子の性質はよくなりました」的なめでたしでもなく。
お魚食べる人間なので、怖いったら……
一円玉のアルマジロもすごく怖かった。気持ち悪い……
命をいただくことは、もう、仕方がないのだけれど、せめて無駄にしないように。
人間は嘘つきで金好きで、約束なんか守らないと思われないようにしないと。
幼年期に読んだら、トラウマになるんじゃないかってくらい、人間の裏切りも魚の復讐も怖かった。 -
なんだか人間でいることが恥ずかしくなった。
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クレヨン王国はいつも
色々、考えさせられます。