雨月物語: 世にもおそろしい物語 (講談社青い鳥文庫 157-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061473706

感想・レビュー・書評

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  • ・吉備津の釜:そんな男やめようよ
    ・菊花の約:「そなたは不義によって汚名を残せ」
    ・蛇性の淫:愛があるのはいいが、冤罪は可哀想

     雨月物語をはじめて読みました。
     菊花の約に惹かれて読みましたが、他のお話も心に刺さるものが多く、読んでよかったと思いました。上にあげた3編が好みです。

  • お勧めの日本文学は?
    と聞かれて3本の指に入るのが雨月物語。

    でも本に拠るんだな、、と後になって認識した。

    この本(青い鳥文庫の、古いVerの方)がいいから
    雨月物語がいいのかもしれない。
    (強く言う。新しい方は絶対にオススメしない。
    絵も少女漫画風だし、内容も易しくなっていて
    絵本のよう。
    決して批判している訳ではなく、雨月物語を「つまらない話」と思ってしまう
    度合いが高くなることを危惧する次第)


    内容は、上田秋成のホラー小説。
    様々なゾッ、、とする怪奇物語がある。
    が、繊細で上品で、外国のような「驚かし」系の変な怖さではなく日本独特の上品な怖さである。
    (上品というのはおかしな表現だが、、)
    心に沁み込むような感じ。

    お気に入りは「吉備津の釜」
    怖すぎる。

  • そなたは不義によって汚名をのこせ

  • 2003年9月8日

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著者プロフィール

大阪府生まれ。1734(享保19)年~1809(文化6)年。江戸後期の読本作者。歌人、茶人、俳人、国学者でもある。『雨月物語』は5巻9篇で構成され、1776(安永5)年に出版された。

「2017年 『雨月物語 悲しくて、おそろしいお話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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