消える総生島 名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社青い鳥文庫)

  • 講談社
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本棚登録 : 1786
感想 : 74
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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061484238

作品紹介・あらすじ

映画に出演することになった亜衣、真衣、美衣は、映画スタッフやおまけの夢水名(迷)探偵と、鬼伝説のある総生島へロケにやってきた。やがて、つぎからつぎへと奇怪な出来事がおこり、そのたびに不気味なメッセージがのこされる。ほんとうに伝説の鬼がよみがえったのか……?名探偵夢水清志郎事件ノート第3作。

感想・レビュー・書評

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  • 双生島の大規模すぎるトリックは、さすがに覚えていました。

  • あとがきがとっても好きです!

  • 大好きな作家さんの一冊。子供から大人までが楽しめるシリーズである。最後にはみんながハッピーで終わるところが好きだ。しかし、本当の事件の真相を知っているのは、夢水清志郎だけなのである。

  • 「クローズド・サークル」ミステリの、パロディに振り切っている。遠く小学生時代に読んだきりの再読だが、思えば(もしかして)わたしが読んだ最初の館モノ・孤島モノの推理小説なのかもしれない。
    のちの読書傾向を思うと、本当に夢水清志郎様々ですね(同じことを思っている同志、多いんじゃないかと思います)

  • 夢水シリーズ第三弾は山や人がいなくなり、また復活する壮大なストーリー。それは万能財団の映画撮影によるトリックだったが、その裏側にも隠されたもう一つのストーリーがあった。教授だけがそのトリックに気付き、誰にも明かされなかった裏の裏を描いたストーリーだった。

  • はやみねかおるの作品は本当に好き。子供向けの小説であっても、大人もスッと物語に入りこんで読める。

  • 最後の犯人が使ったトリックが凄かった。


  • こんなミステリ愛が強い人の作品
    是非とも観てみたいな〜と思った!
    豪快なトリック好き!
    しれっと中村青司出てきて草

  • 亜衣、真衣、美衣と教授は、総生島へ映画のロケに行くことになります。

    総生島で、『とざされた空間』モノの推理小説の代表的なパターンである“館”“雪”“島”の三つが揃います。そして、総生島には、鬼の伝説がありました。
    推理小説のワクワクする要素が詰まっています。

    総生島では、山と人と館と島という消えるはずのないものが消えてしまいます。トラックは、私でも何となく想像できるものでしたが、やはり教授は私より一回りも二回りも上の謎解きをしていて、さすがだなと思いました。最後には、驚きの真相がありました。

  • 夢水清志郎事件ノートシリーズ第3弾
    映画撮影のロケ地である島で事件が起きます。
    映画撮影の内容と、事件の境目がわかりにくかった。
    第一弾、第二弾よりフィクション要素が強く、面白さに欠けた。

    最後まで読むと事件の本当の意味が分かります。

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著者プロフィール

三重県生まれ。『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選し、同作品でデビュー。主な作品に「名探偵夢水清志郎」シリーズ、「怪盗クイーン」シリーズ、「虹北恭助」シリーズ、『ぼくと未来屋の夏』『ぼくらの先生!』『恐竜がくれた夏休み』『復活!! 虹北学園文芸部』『令夢の世界はスリップする 赤い夢へようこそー前奏曲ー』(いずれも講談社)、『めんどくさがりなきみのための文章教室』(飛鳥新社)などがある。

「2023年 『都会のトム&ソーヤ 日めくり名言カレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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